「ロジャー・ディーキンスの撮影が美しい」トゥルー・グリット tさんの映画レビュー(感想・評価)
ロジャー・ディーキンスの撮影が美しい
これは何故か定期的に観たくなるんだよね。今回は1年ぶりぐらいに観た。
派手なアクションはない。ただただアメリカのだだっ広い荒野をあてもなく彷徨う。町は汚く、男も汚く、何日も風呂に入ってなく汗臭そう、昼間っからアルコールの匂いがぷんぷんと漂ってきそうな感じ?それに対比するように描かれる、アメリカの大自然が美しい。これでしょ。西部劇はこうでなくちゃ。ロジャー・ディーキンスの撮影が本当に美しい。
そしてジェフ・ブリッジスがカッコいいんだわ。これこそおっさんのロールモデル。
コグバーンみたく、いざというときに自分の身を捨てて、行動できるヤツを本当に尊敬すべきなんだぜ。
自分の身は極めて安全である、日本の中流階級の一般人が、「挨拶をちゃんとする」とか、「優しい」とか、「毎日規則正しい生活をしてる」とか、「定職についてる」とか、「結婚してる」とか、「年収XXX万円」とか、「友達がXXX人いる」とか、「良いねがXXX個ついた」とか、そんなもん尊敬とは全っ然関係ねぇからな!笑。俺はそんなヤツ一切尊敬しねぇ!
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