アウトレイジのレビュー・感想・評価
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豪華俳優陣。見応えあり。
ヤクザだけに暴行シーンや銃殺が多い。
指をつめたり血飛沫が多くて怖い。
登場人物はみんな口が悪く、子供に見せたらダメな映画。
ヤクザとは絶対に関わりたくない!
それでも映画としては俳優陣が豪華で見応えがある作品。一見の価値あり。
滅びの美学
北野作品は残忍さが言われるけど共通して最後は滅びる(中途半端でなく全滅)といった滅びの美学があると自分は勝手に思っています。今作品もどんなに繁栄しても悪は最後ボロボロになって滅びてしまうという表現が素敵でした。
案外、繊細な世界だね
映画評価:65点
裏切り方が良い
ある程度、予想がつきますが
正解しても、更に大袈裟に裏切ってもらえるので
演出に出し抜かれます
あとは暴力シーンも
なかなかにリアル感があって
恐怖に感じながらもワクワクしてしまいました
手回し大変だなぁ
まあまあ本物のヤクザの世界に似てるよ
元ヤクザでも頭組織の組長だったいまカタギで悔い改めてバリバリのクリスチャンの吉田芳幸さんの本を数冊読んだからヤクザのホントの世界ある程度把握してます
アウトレイジゎまあまあまでリアルに再現していて面白いです
ただヤクザの拷問殺しはこんな甘くないです
本物のヤクザの拷問殺しはバラバラにして局部を切り取り腐乱死体で山から発見されます
もっとさらにリアルに描いたらいいんじゃないかな
また暴力的な部分も甘い
本物はもっともっと暴力的です
まあこれはヤクザの世界を知る入門編みたいな感じかな
映画としてもちゃんと面白いです
痛い痛い‼
何というか…歯医者がもっと怖くなりました(笑)
とにかく痛いです。
ついつい目を背けてしまう痛さ。
でも、常に痛がってる人にスポットが当たってるのがいいなと思いました。
銃でバンバン撃って、いつの間にか人が死んでるっていうんじゃなくて、やられる側が痛がる様子が痛々しく描かれるので、ものすごく怖い。
怖いけど、その分ヤクザの世界に入り込めた気がしました。
よい子は真似しないでねって、言わなくても真似しないだろうなー(笑)
痛そうだもん
悪そうに見えないのが逆にリアル
ビヨンドを観るために今さら初めて観ました。
なんでもっと早く観なかったのか…めっちゃ面白かったです。
テンポよく淡々と進むので気付いたら大体のわるいおじさんたちがいなくなってました。
なんの感傷もなくあっけなく殺されるのは現実味があって良いですね。
その非情で容赦のない世界がごく身近に思えて、とても恐ろしく感じられました。
いかにもチンピラのような容姿ではなく、普通の人みたいにしか見えないのもリアルさがありましたし。
実際の極道の方にも、喋りかたはそれっぽくても見た目は気のよさそうなおじさんていう人いますし。
バイオレンスはもっとえげつなくても問題なかったですね。
もともと殺され方をメインに考えられたそうですし。
ていうか意外とビートたけしの出番少ないんですね。
続編は大活躍してくれていると期待します。
本当に全員悪人ばかりというのが気に入った
総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 60
わざわざ歯医者にいるところを襲ったりしていてはすぐに通報されて警察沙汰になるだろうし、新幹線の中で銃を撃って殺しをしていては逃げ場がないだろうし、殺しの場面を劇的にしようとした演出は逆に嘘っぽい。それに抗争といってもここまでたくさんの人が死ねば警察も大規模に介入してくるだろうしただごとではすまないだろう。北野映画らしい激しい暴力はちょっと辟易することもある。
反面、しのぎを得るために麻薬販売に噛んでいったり、特に賭博場を開いたりするために工作していく場面は面白かった。何よりも宣伝文句の「全員悪人」というのは気に入った。確かにろくなやつが出ていない。相手に餌を見せて騙して使用しながら、必要がなくなれば結局は餌をやることなく処分する。もともと本当は最初から餌をやろうなんて考えてもいない。そんな自分の利益しか考えないやつらが実に多い。そういえば学校でも会社でもそんなやつは時々いる。まして非合法なヤクザの世界なんだから、表面はにこやかにしながら権力を笠に着てとことん搾り取るだけ搾ってやろうという、狡くて汚い人々の登場が逆に小気味よい。そしてそんな「騙す」人々が自業自得で破滅するのも、野望を持ってそれに絡んで「真面目に」悪いことをする普通の悪人たちが破滅するのも当然の成り行きで、物語を締めくくるのもやはり悪人というのが徹底していてへんに感心した。
昔の北野作品はたけし軍団がたくさん登場して、その演技の下手さゆえに作品の質が下がっていた。しかし本作も含めて近年は予算もあるのだろうし有名俳優がそろっていて、登場人物はなかなか迫力があった。
バカヤロー!コノヤロー!
まあそれにしても、何回「バカヤロー!」「コノヤロー!」と言ってた事か(笑)
ビートたけし久々のバイオレンスやくざ映画。
初期の頃このジャンルを手掛けても、美しくも哀しい、味わい深い哲学の香り漂う作風だったのに、一転して、どこか笑える超絶バイオレンス映画に。
スピルバーグが、「未知との遭遇」「E.T.」で友好的な異星人を描いていたのに、「宇宙戦争」では侵略異星人を描いたようなギャップを感じた。
「TAKESHIS'」「監督・ばんざい!」「アキレスと亀」が批評・興行共にパッとせず、そのうっぷんを晴らすかのような開き直り振りだ。
これまでの作品のような味わい深さがあるかどうかと言われるとまた別の話だが、少なくとも上記3作品のような迷いのある演出ではない。
男たちのプライドと罵倒と血が飛び散るスカッとするエンターテイメント。
加瀬亮、三浦友和、北村総一朗のやくざ役は新鮮。
何だかんだ言って、続編も楽しみ。
ヤクザだからこその殺り方
登場キャストは“ほぼ”全員死にます。
しかも『エエッ、そんな殺られ方で!?』と言いたくなるような死に方で。
新感覚の殺人映画とでも言えばいいんでしょうか
ヤクザ世界も世代交代
北野監督のバイオレンスと言えば『ソナチネ』や『HANA-BI』に見られる、バイオレンスとは相対する静謐さ、そこにある死生観に美学を感じる。しかし本作の突き抜けた明るさはどうだろう?タイトルどおり極悪非道の悪人どもが繰り広げる怒号と暴力。五感に痛みを感じさせる暴力描写と、最終的にはほとんどの登場人物が殺されてしまうのに、何故か明るい。それは監督をはじめとする超個性派俳優たちが、それぞれの強烈なキャラクターを心から楽しんで演じているからに他ならない。男性俳優ってどんなイケメンでも1度はヤクザを演じてみたいと思っているに違いない。北野作品常連組ならいざ知れず、三浦友和や加瀬亮のヤクザは新鮮だ。さて、本作を突き抜けたものにしているもう1つの理由として、前述のような死生観やセンチメンタリズムを排除したことがある。ここに登場する男たちは、人を殺すことにためらわないし、その意味も求めない。やられたらやりかえす、ただそれだけのことだ。次々と起きる殺人のバリエーションの多さに驚く。ここまでバイオレンスを前面に押し出されるともう笑うしかない。関東一円を支配するヤクザの抗争の顛末。義理と人情を重視する昔堅気の親分たちが子分に次々と裏切られる中、最終的に実験を握るのは、頭脳でずるがしこく立ち回った者たち。英語を話し、株などにも手を出すビジネス系ヤクザの登場。ヤクザの世界も大きな世代交代というわけだ。ここに登場する男たちは悪人には違いはない。権力と生にしがみつくカッコ悪い野郎どもだ。そんな男たちが見せる滑稽さと哀しみ、やはりこれはまぎれもない北野作品なのだとしみじみ思う。
純粋なバイオレンスアクション
ヤクザ映画と北野さんの作品はあまり見たことがないのでなかなか刺激的で面白い作品でした。
ヤクザ界での昇進を巡って殺し合う話はわかりやすい上に引き込まれます。善人がほとんどいないため変な道徳的な話もなく純粋にバイオレンスアクションとしても楽しめることが出来ます。
ただ殺し方にあまりとんがり度が感じらず、ただ銃をぶち込んで終わるという場面が多いため少々刺激度が薄く感じました。もう少しファンキーな殺し方を見たかったところです。
後出ている役者のほとんどが悪人になりきっておりかつどこかかっこよさがありました、特に椎名さん(笑)。彼らのワルっぷりを見るのもこの映画の面白いとこかもしれません。
総合的に見て純粋なバイオレンス映画としてはなかなか楽しませてもらいました。
良作です
いつもの北野作品に豪華な役者陣、その役者達の演技力が化学反応され邦画としてはかなりの暴力娯楽作品になっていると思います。シナリオに入れ込みが多く北野作品には珍しくテンポが早いのも功を成したとも思えます。三浦 友和さん加瀬亮さん椎名 桔平さんのおそらくは練りこんだ演技は見ものです。監督も主演としていつもの怪演っぷり。個々の演技力からも新しい北野作品となっています。ただ、女性や若い方にはどうかなと・・・
R15ゆえに暴力を通り越した場面もあり、ヤクザ映画ですから一流の役者さんによる相手を恫喝する怒号が延々と繰り広げますので、向き不向きはあるかもしれません。
北野映画で一番の作品かも・・
出張先のホテルでいたのだが、時間を忘れるほど面白かった。ここまできたない奴らを鮮明に描くのってすごい!キャストがまた、この役この役はまりすぎてて、ついつい観てしまいました。少し、監督の想いやそぐわないかもしれないが、この作品は現在の「日活やくざシリーズ」でる。なぜなら観た後にすこしいかり肩でタバコをふかしたくなる作品だから。んでもって女性はやめた方がいいですよ。バイオレンス満タン、ピカレスク映画の最高峰です。
北野武映画は好きだけど。
裏切りだらけのヤクザの抗争、北野武監督おなじみな感じ。
出演者が、誰もみんな、主役級の人達ばかり。
だからかな、たけしの演技が何だか、アレ?
みんなヤクザなんだけど、たけしはたけしのまんま、映画に出てるみたい。
それにしても、まー様々な残酷な拷問が出てきます。
中華料理屋のシェフにまで、あんな・・・!
日本人って、コワイ。
ストーリーは、一本。
誰が誰を騙して、どうやってのし上がるか。
前評判で、三浦友和が悪役をするって聞いてたから、どんだけ悪い奴なんだ。とドキドキして観ていたら、悪くなるのは最後の5分くらい。
もっと悪ぶれてるとこ、観たかったなーーー。
あと、どの役柄にどの俳優をあてたかで、そのヤクザがどんな行動取るのかってのが何となく想像できちゃうな。特に、加瀬亮と中野英雄。
個人的には、椎名桔平には、あんな残酷な殺され方をさせないで欲しかったw。
と、誰もが思ってたかもしれないけど。
だから、先入観無しで観た方が良いです。
アメリカのレンタルにも、近日入荷の文字が書いてるのに、なかなか入荷されない。
数々の残酷な拷問、殺し方、警察の汚い部分。
さすがにこんな映画、アメリカ人観たら日本って超危険な国だと思われかねないww。
殺しの万博
色んな殺し方が盛りだくさん。ブラックユーモアで満ち満ちてます。
役者さんの演技がよかった。だからこそ、たけしの演技がうーん…
味があるとも言えますが、たけしの台詞が来るたび「あっ、これは作り物だ!」と我に返る。
雰囲気や表情はすごくいいんですけどね。
これをバイオレンス映画と捉える人はすごく真面目なやさしい人です。
たけしのコメディ映画。
北野武の映画といえば“キタノブルー”“久石譲のミニマルミュージック”“少ない台詞”等々、
これらの要素が爆発していた「ソナチネ」「キッズリターン」は
名作だと思います、大好きです。
しかし
いまいち何処を目指していたのか分からなかった3作を経て
本作では“ビートたけし”が好きなことを
好きにやりきった感があります。
「座頭市」の時と違う力の抜き具合が分かる。
だってオープニングタイトルから
香港マフィア映画が好きな人にはたまらない
“赤字の漢字+ローマ字”表記って・・・
遊んでいるとしか思えない・・・。
なんだかTVタッ〇ルの司会やってて
政治のゴタゴタ見てたら思いついたかのような・・・
そんな印象です。
たしかに痛いシーンが目白押しですが
監督が言っていたように、
なぜか次から次へと転がっていく組同士の応酬合戦に
笑えてきちゃうんですよね。
映画評論にもありますが、
「仁義なき戦い 代理戦争」を笑ってみていた人は
たぶん笑えます。
なぜか、みんな“バカヤロー”の応酬で凄んでいても
イマイチ怖くないし、
たけしも“なんでオレが責任取らなきゃならないんだよぉ”という愚痴にも似た虚しい叫びに
ある意味サラリーマンの悲哀を感じてしまったような・・・。
ところで「アウトレイジ2」って
どんな映画にあるんだろう・・・。
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