悪人のレビュー・感想・評価
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共感できる部分があまりなかった
良い映画だと思いますが個人的に共感できる部分が少なかったし、心の距離が近づく描写が唐突すぎて「うーん」と感じてしまいました。
樹木希林さんの存在感が素敵すぎました。
善悪
3回目の鑑賞です。罪を犯さなくても悪な人間は多いです。人は弱い者。誰かにそばにいてもらいたくて、話しがしたくて、温もりを感じたくて。若いとき自由があるときはギリギリなとこまで無理をしていたなと懐かしんでしまいます。善人だったのか悪人だったのか、いつか懐かしむことができる日が来ます。
深津さんの透明感がよかった。
●誰が悪人か。
交わるハズのない糸が、ふいに交差する。
交差した糸がいたずらに絡まり合う。
終わりが見えてるから、余計にほどけなくなる。
なんともノーフューチャー。
被害者と加害者と、その家族と。それぞれの物語。その瞬間の悪人たち。
みんなキャラが立っていて、それでいてクドクない。引き込まれる。
ありゃあ本気で首絞めてるね。鬼気迫るわ。
最後の最後、きっと彼の唯一満たされていた瞬間を描いたのだろうけれど、おじさんにはちょっと蛇足感。
人間って
人間の弱さだったり、
人間の醜さだったり、
人間の残酷さだったり、
そういう人間の負の部分を見せつけられた…
みんなそれぞれ寂しくて、
みんなそれぞれ弱くて、
その寂しさや弱さを紛らわすために、
人肌を求めたり、人を見下したり。
人間って、弱い生き物なんだ…
なんて事を感じた映画。
愛してたんだよね。本当に。
きっと、そうよね。
人とは?
人間の本質や心の闇や…いろいろと描かれています。
とてもいろいろと考えさせられました。
言い過ぎかもですが、登場人物みんな不幸な人たちです。
見終えて、すっきりはしません。清々しくもありません。正直全く楽しくはありません。
でも、見ることを強くお勧めします。
その理由はご自分でお確かめください。
勧めておいてなんですが、僕は人間の本当の本質は美しいものだと信じています。だから心からの共感はしません。
へへ笑
怒り楽しみですね。
@crimson
これは秀作です。が、若者にすすめていいか、悩みます。暗い。 この映...
これは秀作です。が、若者にすすめていいか、悩みます。暗い。
この映画、悲しくも不幸な登場人物ばかりです。それしか出て来ないと言っても過言ではありません。当事者だけでなく周囲の人たちも。世の中、現実ってこうだよなと思うと夢も希望も失いかねません。
でもやっぱり秀作なんです。演技陣も素晴らしい。個人的にはやはり満島ひかり。樹木希林はうちの老いた母と重なり、涙。ただし私は殺人は犯してませんよ(笑)
ラストシーンは愛だと信じつつ。
さあ、次、早く楽しい作品を見なくては。でないと当分落ち込みそうです。
人の本質
原作を読んでから映画を観た
重松清の「疾走」と少し似てるなと思っな
私はすごく祐一が愛おしいと思いました
ただ誰かに出会いたくて、ただ誰かを愛したくて
セックスをしたい、本当に誰かと出会いたい、
出会い系サイトを利用する様々な目的が存在すると思いますが、その一線って大きなものだと思うんです
母親の胎内から生まれ出た途端、「寂しい」という感情が発生するんだそうです
だから、人が誰かを求めるという事は多分本能で、
誰しもが抱く感情だと思います
だから祐一がかわいく思え、愛おしかったです
でももっと早く出会っていたら、事件を起こす前に出会っていたら、二人は本当に幸せになれたんだと思う
観終わった後、虚しくて、切なくて、落ち込んだ
また観るのには結構な気力が必要だと思う
いい映画、好きだなあ
ちょっと散漫
満島ひかりの演技は良かった。身近にいる悪人だと思う。マスオもまた身近にいる悪人だと思う。正直なところ前評判から期待しすぎたのかもしれない。キャストも豪華だし。。
ひと殺して捕まるってそりゃそーだよね。オチがないからいまいち分かりにくい映画だった気がする。
誰が悪人?
人間の弱さや、汚さ、醜さを押し付けられる。そしてその中から、人間の強さや、優しさ、温かさを見つけることが出来る。不器用な人間達のもがき苦しむ姿が、切なくて、悲しくて、虚しくて、泣けました。傑作です。
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