劇場公開日 2010年6月5日

告白(2010)のレビュー・感想・評価

全265件中、81~100件目を表示

5.0反時計回り時計

2020年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

難しい

前々から気になっていた映画だが、先週見たこの作品と同じ監督の"渇き。"で衝撃を受けたので、興味がより一層湧いたため鑑賞。

待って、待って、ヤバすぎるやん。
ヤバすぎるやん!!!!!!!
久々にこんなに面白い映画見ました。最近、あまり自分に合わなかった作品ばかりでしたけどこれはどハマり。今見たばかりだけど、何度もみたい。そんな作品

中学校教師の森口(松たか子)は、職員会議の間に娘がプールから転落死してしまったという悲報を耳にする。しかし、死亡原因は転落死では無くクラスメイトの仕業だと気づいた森口は...。

ネタバレ大厳禁。しかし、この映画の魅力を多くの人に伝えたい。。。触れないようにしながら、3つのエグすぎる点にまとめてレビューしていきますね。

まず、演者がエグすぎる。
心の底からの声の張り、顔で訴えかける想い、自然すぎる動き。震えが止まらない演技で目が離せない。子役たちもほんっとにすごいですな。橋本愛もキレイな目してること

そいで、脚本がエグすぎる。
至る所に伏線を散りばめて、意味深にしながら最後にはきれいさっぱり回収する。物も言葉も何もかも

んで、編集がエグすぎる。
時系列をバッラバラにするのは中島流だろう。間に別のシーンを挟んだり、スローや逆再生を上手いこと使っている。渇きと告白でこの監督が大好きになった。ビビるほど自分の感性にハマる。

この世に反時計回りの時計があれば、重い命は救われる。しかし、そんなものはこの世に無い
過去は振り返れても過去に戻ることは出来ない。
でも、反時計回りの時計があれば全てが解決できるのだろうか。過去によって救われる命も少なからずあるだろう

超面白い映画だった。
原作は小説みたいなので、ネットで注文して読んでみよっかな。映画もまだまだ見たい

〈追記 2022年11月24日〉
何年か前ですが、この映画を鑑賞してから直ぐに小説も読みました。めちゃくちゃ面白いです。原作を読むとより分かる、この作品の秀逸さ。中島哲也監督の表現力に脱帽。もう、今思い出しただけでも鳥肌止まんない。

湊かなえ特有のおぞましい作風を映像化出来る監督は、中島哲也しかいないと思う。「母性」を見て、よりそう思った。告白→4年後→渇き。→4年後→来る ですから、このペースで行けば2022年には監督の新作が出ると思っていたのですが...笑 中島監督の映画を映画館で見たことがないものですから、体験してみたい。新作、お願いします。

もし、この作品を見たことがないのであれば、
・体調万全であること
・あと寝るだけであること
・牛乳をしばらく飲まなくていい状況であること
の3つの条件が揃った上で、ご覧下さい。
オススメ出来ませんが、超オススメです。鑑賞は自己責任で。

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サプライズ

4.0中学生のガキにも容赦しない罰を

2020年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

娘を中学生2人に殺害された女性教師が、その2人に復讐する話し。

少年法に守られた中学生に容赦しない復讐劇はスカッとする。

中島哲也監督作品を意識して観た。映像の美しさ、視点の工夫、ブツ撮りのスローモーション、効果的。主演の松たか子のナチュラルメイクでの演技もすばらしい。

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菜野 灯

4.0見終わった後の

2020年6月28日
iPhoneアプリから投稿

すっきり感はない。

ただテンポよく進む物語に引き込まれる
衝撃だけ残る

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たかひろ

5.0おうち-257

2020年6月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

ざわ・・・ざわ・・・。

絶望の味を知りた、、、くはなかったんですが、知ってしまいました。
この映画で心が許されるのは、「あ、やしろ優時代の芦田愛菜ちゃんだぁ」だけです。
そこらのホラーより怖いし、叩きのめされるから。
なぜか夜中に見始めたら、止まらず鑑賞。
鑑賞後は、もれなくカイジに。

内容に触れようとすると全部ネタバレしたくなっちゃうタイプの映画なので、もはや書きませんが(え)、
こんな邦画があったんだ!と驚き。
松たか子さんと木村佳乃さんの演技、特に声の演技が素晴らしく、そして怖い。

私は本が苦手人間ですが、アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』なら時間を忘れて読んでしまうように、この原作も続きが気になり読みふけってしまいそう。
その「ページをめくる手が止まらない」を映画でちゃんと表現されていることも素晴らしいな、と思います。
この映画ではチャプターごとに視点が代わり、そのキャラクターがナレーションをつとめる構成ですが、その際キャラクターの名前がテロップで出る演出です。
これ、本なら、チャプターの最初のページにはきっと名前だけが書いてあるんだけど、そのページをすぐめくって、次のページを読みふけっちゃうやつでしょ(ぶってみる)。

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かいり

4.0告白…それは狂気

2020年6月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

場面の編集が独特だしキャストのみんなが怪演!松たか子の最後の一言には「うわぁー」となりながらも何故か快感。こんな作品を面白いと感じるようになれたのは人間として恥じるべきか映画好きとして喜ぶべきか…
それにしても橋本愛 が可愛い。

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Pegasus

5.0先生の復讐

2020年5月29日
iPhoneアプリから投稿

先生の台詞が凄かった
許せない犯人に傷つくことを言ってその犯人も何度も何度叫んでそれぞれ壊れていく
あの逆時計も凄かったなー

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ふみつき

4.5衝撃の展開

2020年5月26日
iPhoneアプリから投稿

最初から最後まで驚きの連続だった!!!

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ryotas1222

4.5狂気ある雰囲気がよい

2020年5月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

全体から漂う狂気ある雰囲気がとてもよかった。中島哲也監督はいつもはカラフルな色使いが多いが今回の作品は色は無いが独特の色使いで鬼気迫る雰囲気を作っていた。話の内容も引き込まれたし、子供たちの演技も含めよかった。

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あかねちん

4.0時計の逆回り

2020年4月8日
iPhoneアプリから投稿

時計の逆回りとトイレスーパーふきふきが忘れられない。
教室で歌って踊るシーンも好き

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映画ぜんぜん見ないくん

3.5構成や、脚本が良くずっと飽きずに見れた。しかし、先生の復讐は怖いし、、、

2020年3月28日
iPhoneアプリから投稿

構成や、脚本が良くずっと飽きずに見れた。しかし、先生の復讐は怖いし、、、

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おれ

5.0良かったです

2020年1月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

よかった

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5hobey

4.0よかった。

2019年12月20日
スマートフォンから投稿

よかった。

また見たい。

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兄貴

4.0原作は読んじゃったけど

2019年11月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

よく映像化したなと感心する。

少年Bのキレイな家を建てる為にお父さん頑張ってるだろうが、実は家の中ではあんなんでした、てお父さん最悪、とどーでもいー感情移入。

あと電器屋やるのも馬鹿では出来んと、説教してやりたい。

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クリストフ

3.5松たか子主演で映画化したサスペンスドラマ。

2019年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

松たか子主演で映画化したサスペンスドラマ。

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てかる

5.0こういう映画が好きです

2019年8月30日
iPhoneアプリから投稿

見ててドキドキした。
無駄がない。

設定★★★★★
脚本★★★★★
演出★★★★★
配役★★★★★
好み★★★★★

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ろろ

2.5作り込まれた作品、時代を感じる。

2019年8月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

R15になっているので、怖いものを期待していたが、期待していたよりはおとなしい作品だった。作り込まれていて、主人公が淡々と告白をするのだが、飽きないような展開がある。
画面がずっと暗い。

時代背景を感じる。
ガラケー、デコメ、髪型、ファッション、初期のAKB、考え方、行動、事件。
2019年の今見ると、全てに時代の違和感があり、それがまた良い意味で不気味なもやっと感を作り上げる。華やかなAKBと各主人公を対比させているようにも感じた。

少年の演技が演技感があって感情移入しにくかった。(もしかしたら当時の中ニ病感を演出するためにあえて感情のない演技をしたのかもしれない)

少年Aと少年Bがぱっと見区別つかなかった。ん?これはどっち?まあどっちでもいいや…と諦めてしまうことが多々あった。一人をいかつい体系の子を起用するか、髪型を思いきった短髪にする等、もっと大きな違いがほしかった。

のんさんが出ていたようなのだが最後までわからなかった。

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にん

4.0想像したやつじゃなかった

2019年8月18日
Androidアプリから投稿

想像をかなり超えた話だった。
面白いんだけどもう少しそういう事態になる流れに説得力ある設定があったらよかったかなー。
なんか全て偶然の産物みたいだったし。偶然なのかな?

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ジュリエッタ

4.5淡々として怖く、スリリングな群像劇

2019年8月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

原作未読・予告動画なども一切見ておらず、完全に事前知識が無い状態で視聴しました。

まず最初に言っておくと、この映画は本当に面白かったです。淡々としているのに全くダレることなく素晴らしい映画でした。

松たか子演じる女性教師森口が自分の娘を殺害した生徒二人に対して復讐を行なうという、いわゆる復讐もの(リベンジもの)の作品です。他の復讐ものは復讐を達成しての爽快感を感じられたり、逆に「復讐なんて良くないよ」という教訓が含まれる作品が多いのですが、この作品はどちらにも当てはまりません。女性教師の復讐が淡々と進み、色んな人たちを巻き込んで話がどんどん悪い方向に進んでいくのをただ見せられる作品です。そこには爽快感も教訓もありません。

元々の原作が良いのかそれとも脚本の力なのか、淡々と進むストーリーにもかかわらず途中で飽きることなく最後まで釘付けになって視聴してしまいました。

役者陣の演技も素晴らしく、特に主演の松たか子は淡々と喋るだけなのに鳥肌が立つほどの怖さが伝わってきます。木村佳乃・岡田将生の演技もキャラに合っていましたし、子役陣も本当に素晴らしかった。

「イヤミスの女王」と呼ばれるほど、後味の悪い嫌~な作品を得意とする湊かなえが原作ということで、この映画も後味の悪さが濃縮されたような内容になっています。私はこの上なく楽しめましたが、もしかしたら見る人を選ぶ映画かも知れません。

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といぼ:レビューが長い人

4.0ものすごい

2019年7月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ある先輩から、「気持ちよい映画ではないけれど、映画好きなら観ておかないと」と言われて観たのですが、観た甲斐がありました。先輩、ありがとう!

娘を事故?で失った中学教師が、自らの教え子に犯人がいると判断して、教え子たちに責任をとらせる話。

湊かなえの原作は、「いやミス」と称されるだけあって、引き込まれてしまうが、読後感はどんより。その雰囲気を、見事に監督と主演の松たか子が映画化。本屋大賞を受賞した原作と並び立つ傑作映画となっています。

映画で知った方は原作も、原作で読んだ方はぜひ映画も、と両方おススメできる数少ない存在です!

松たか子の怪演にはものすごい迫力がありますが、周囲もなんだかうまいとか下手とかではなく、この映画の雰囲気を構成するパーツにぴったりハマっている感じ。監督が上手だったのだろう。

冒頭に書いた先輩の言葉「気持ちよい映画ではないけれど、映画好きなら観ておかないと」が全てなので、決して気持ちよい映画を想定して観られることがありませぬように。

その後、今度は宮部みゆきの傑作「ソロモンの偽証」前後編一気見で、再び同様の感動に出会うのであった。

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CB
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