「最後の解釈」告白(2010) teenager2017さんの映画レビュー(感想・評価)
最後の解釈
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邦画はあまり観ません。この映画の様に少しダークな内容のものを好みます。原作は読んだことがありません。
あらゆる少年犯罪が盛り込まれていて、不謹慎ではありますが、視聴者が望む展開が多かったと思います。生徒たちの年齢が13歳前後。いわゆる少年法といわれる類にも適応されない子供達です。
そんな彼らに対する元担任の復讐の方法が見どころでした。
最後の元担任による「なんてね。」というセリフの解釈が様々あります。
このセリフが爆弾が少年の母親に炸裂したということにかかっている、という意見をたくさん見ました。しかし、私は直前の「これから更生が始まる。」といったセリフにかかっていて、その後元担任は生徒をあの場で殺してしまうと思いました。
なぜなら元担任は、直接的ではないにしても、なんとか少年2人に死を与えたがっていたからです。
少年Aのビデオをみて、絶望した少年は自らの命を惜しまないとわかった上で、元担任は少年にとっても最も苦しむ復讐を選びました。
しかしやはりそれだけでは足らず、最終的には少年に死んでほしかったのだと思います。
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