「パクチャヌクの吸血鬼」渇き 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
パクチャヌクの吸血鬼
吸血鬼、バンパイアやり尽くした題材の中でパクチャヌクらしさを随所に出す所に凄みをかんじた。
個人的にはもっとテンポよく吸血鬼の葛藤を描いて欲しかったとも思うけど、
吸血鬼になり神父との立場で居場所に悩み、幼馴染の奥さんに恋をし体に溺れ嫉妬に狂い、吸血鬼としてのよくないに負け吸血鬼として生きる、
3部構成になってるように感じて、それぞれ違う雰囲気が出ててその作家性の懐の深さに驚いた。
怖くもあり、美しくもあり、笑いもありバランスも良かった。
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