マイレージ、マイライフのレビュー・感想・評価
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崩壊してますやん
世の評価とオレの感想がここまで真逆な映画はここ最近、ちょっとないなあ。
まずリストラ宣告人である理由がまあったく無いんだけど。
ちょっとセンセーショナルな題材で、かるーいタッチで、ちょっと考えさせましょか、程度にしか考えていない。
リストラされる人は妙にリアルなんだけど、本物か?
バカにしてんのか。
大学主席の意見が、あまりに恥ずかしいプレゼン。10年前か?
そのくせ85%の経費が削減される試算だったのに、事件がおきると保留、さあまた飛び回ってくれ。
なんとバカな会社。
主人公が自分の言葉に自分で説得させられ、人恋しくなる。それは分かる。
だからって、大講演会を半笑いで途中で投げ出すのは、あまりにくだらなすぎる。でオンナのところに行ったら家庭があった。そりゃあるさ、普通。
何?この陳腐なファンタジー。
大学主席の転職先が首切り会社である理由もさっぱり。大好きなチャレンジですか?自殺者がでて、てめえの下らないアイディアに限界を感じた?
上司がテクノロジーの時代だっていってたじゃん、対人間でないとこの仕事は出来ないって悟った?
どこで????
あのな、自殺者はてめえのアイディアでなく、主人公のやり方で、主人公が死にゃしねえよと言ってたじゃん。これまでのやり方で自殺されたんじゃねえか。
主人公がコイツを推す意味も全く理解不能。
コイツは優秀だ。
どこが????
バカ会社にせっかく10年前の提案をしといて、上手くいってたのに、他人のやり方でくじけて、会社逃げたのにかい。
音楽もゆとり選曲。いちいち気持ち悪い。
セリフの妙?何?どのへん?
ラスト、明白です。作り手がただ、ようまとめられんかっただけ。
といってもそこに至るまでが、ぜーんぶ崩壊してるからどうでもいい。
あまりに設定がバカバカしいのに、誰もが知っていることを上から目線で人生観や結婚観をゆとりっぽさが前面に出た、ゆとりな音楽でこれ見よがしにシーンを印象付けようとしやがる。
マジで勘弁してほしい。
クルーニーさん、ファーミガさん好演。それは認める。
良い悪いじゃ無く思ってたラストじゃ無かった。 もっとハッピーなキラ...
良い悪いじゃ無く思ってたラストじゃ無かった。
もっとハッピーなキラキラしたエンディング想像してた。
たくさん飛行機に乗ってほとんどの日をホテルで過ごすとか憧れる。しかも会社のお金で給料もらってマイルも貯まるとか。
1,000万マイル貯めたらホントにあんなサービスあるのだろうか?まぁ縁のない話やけど。
お姉さんの辛辣な言葉が地味に面白かった。
アメリカって広いんやなぁ。
自分の荷物はまあまあある方かな
やはり人生は、唐突に何かのきっかけで変わることはあるものだ。時間を一秒たりとも無駄にせず、身軽にスマートに全米各地に出張するライアンは、飛行機のマイルを1000万貯めようとがんばっている。仕事もできるし、無駄を削ぎ落とす生き方で講演まで頼まれる。出張先で出会った、セクシーなキャリアウーマンのアレックスと、体だけの割り切った関係を楽しむ。彼に迷いは一切なかった。なのに、ちょっとづつズレてきてしまう。
アメリカはこうやって、軽〜くシステマチックに社員を切るんだね。日本もこんなふうになるかもしれないな。こわっ。
飛行機の中から見下ろす、アメリカの様々な土地の様子が興味深かった。あと、ジョージ・クルーニーの下がり眉が愛らしい。
BS松竹東急の放送を鑑賞。
テンポよく進むが少し詰め込み過ぎの印象も
第82回アカデミー賞6部門ノミネートということと、ジョージ・クルーニーの演技を久しぶりに観たくなり鑑賞。
ストーリーがテンポよく進みとても観やすかったし、ジョージ・クルーニーはカッコいいしで、全体を通して楽しめた。また映像的にも、各都市の街区をよく表した空撮が興味深かかった。
ただし、ストーリー的にはあれもこれもと話題を詰め込み過ぎの印象で、テーマが少々ぼやけてはいないか。また、登場人物皆の思考軸も少しブレている気がして、誰とも今一つ共感しかねた。「バックパックの中身は~」も言うほど刺さらない。
世情的にも、2009年製作作品をコロナ後に観てしまったこともあり、出張やオンライン面談等に対する現在との意識のズレも気になってしまう。15年も経ってから観ておいて、意見を言う自分もどうかと思うが…備忘録も兼ねているので御許しを…汗
結論、本作はコロナ前に観ていれば、もっと笑って泣けて心に響いたに違いない。
印象はうすめ
会社の経費で飛び回って、マイル貯めることが人生の目標?と思うと、ちょっとどうなんだろうと思った
結婚っていいもんだぜ?感が強くて
最近の映画は、「1人でもたのしく過ごせます」な自立系が多いから、逆に新鮮に感じられてよかった
Be yourself
自分の“幸せ“というのは他人が定義づけられるものではない。
仕事があれば幸せか?結婚したら幸せか?子どもがいたら幸せか?
若い社員にあれこれとテンプレートのような幸せを押し付けられてるシーンでも考えさせられる。
自分にとっての幸せとは何か?
独身主義の主人公も自分のポリシーが揺らいで既婚女性にうつつ抜かしてしまいそうになるくらい、人とというのは誰かがそばにいてほしいものなのかもしれない。
“人生で1番幸せだった時、独りだったか?“
“人生は誰かにそばにいて欲しいものだ。副機長にね。“
は、なかなかいい言葉だった。
マイルをゆずりたい
先日、DVDで観ました。
リストラ宣告人のライアンを、ジョージ・クルーニーが好演します。
宣告人の仕事は、割り切らないと自分がやられそうですよね。
バーで出会ったアレックスと意気投合しますが、終盤で明かされる彼女の秘密。
会社に新人で入ったナタリーとの、同行出張。
妹のジュリーの結婚式当日に、ドタキャンすると言い出す夫のジム。
他の方も言ってますが、それを説得するライアンのセリフは良いですね。
ちょっと気になる点はありますが、概ね良いドラマだと思います。
ジョージ・クルーニーやベラ・ファーミガのファンの方は、楽しめるのではないかと。
アナ・ケンドリックのナタリーの、初々しい感じもうまくでてました。
本当はどうなりたいのか?自分と向き合うことができる映画です。
仕事か?家族か?
考えさせられる映画です。
仕事の解雇宣告の代理人について描いています。
主演のジョージ・クルーニーが良い味を出しています。
仕事のある目標を達成することを最優先にして、家族や恋愛は後回し。
ある事情により、仕事が一段落したときに、家族と触れ合って、自分の本心に気付く。
願望に正直になった先に待っていた結果は・・・。
自業自得、因果応報。
ちょっとせつないストーリー展開ですが、
なんとなく仕事に流されて生きていくのではなく、理想の人生とは何なのか、主人公と自分を重ねることで、自分と向き合うことができる素晴らしい映画です。
幸せとは👏
こういう作品にジョージ・クルーニーは
よく似合うと思う。
まさかヴェラ・ファーミガがああいう立場だった
とは思わなかったけど、最後に後輩のアナを助けてあげられたことは救いだったと思う👍
人生とはこういうものなんです🙌
出会いが導く「Starting over」の物語
ライアンは抜群に課題解決力が高い、
優秀なビジネスパーソンだと分かる
解雇通知シーンの中で、
とりわけ料理人への道を示唆するシーン、
相手方の背景や現状を把握して、
課題解決の道へと導く様は、
仮に別の職種、
例えば営業マンであったとしても
成功しているはずと感じさせてくれた
ライアンは徹底した合理主義で 無駄なく進むゆえ、
冷たく無味乾燥な人物の
ステレオタイプとして描かれているけれど、
そんな彼が、
ナタリーという23歳の新入社員との
交流を経ることで、
大きく変わった様を主題としていた
ほんのちょっとの変化なんだけど、
そのわずかな変化が、
ライアンの思考に変革をもたらしてしまった
この作品が示唆している哲学は、
どんな人であっても、
人との出会いが変化を与える、
ということだと思う
孤独を求めているライアンに起こった変革に
フォーカスすることで、
その哲学は普遍的であることを強く示していた
再びマイレージなライフに立ち戻るけれど、
ナタリーとの出会いによって生じた変化が、
壮年期のライアンであっても
成長を促しているはずで、
その後の人生は仕切り直されていくと感じた
ラストに用意されてた、
解雇された人々による
エントリーインタビュー映像が
Starting overの象徴のように映されていて、
そのおかげで、
後味の悪さは皆無で
最後までスッキリと鑑賞できた
ジョージ・クルーニーのハマり役
ビシッとスーツでいかにも仕事のできる男性、こういうジョージ・クルーニーはホント渋くてかっこ良いです
役柄もお似合いでした
ジョージ・クルーニー演じる主人公はマイルが貯まる事、空港やホテルで優遇される事が大好きな人
荷物も軽く人間関係は希薄が良いと思っていた主人公の変化が嬉しく思える切なくもあるけど爽やかなラスト、とても楽しめました
1,000万マイルって。。
ジョージクルーニのスーツ姿がカッコ良過ぎる、タイトル通りの内容で独り身でリストラ仕事人稼業は米国ならでは。。米国中を航空券&ホテルマイルを使い熟し面談&セミナー講師を生業としてダンディズム爆発でカッコ良いが、念願の1,000万マイルのカードを手にした時はちと哀しい彼女との別れが重なる。こんな出張好きな人は周りにも居るが果たして幸せな人生なのかは??価値観の違いで何とも言えない。
up in the air
多くの人は生きる上で何かに根ざしている。
人、地域、仕事などとの関係性で自分の輪郭を作っている。
しかし主人公ライアンは、人と深く長く関係性を築かず、家にもあまり帰らず、必殺仕事人というわけでもなく。
up in the air=上空に いる時間が好きな
up in the air=宙に浮いている 中年男性。
これまではそんな自分の生き方に満足していた。その生き方を象徴する証、マイルを貯めることに誇りを持っていた。
自分の仕事の意義のゆらぎや、妹の結婚や信じた人の嘘による他人への価値観のゆらぎ。
様々なゆらぎを経験した終盤では、あんなに気に入っていた生活が、少し色あせて見えた。そして、使わずに貯めてきた大切なマイルを、世界一周プレゼントに使ってあげる。辞めていったあの子の再就職をフォローしてあげる。彼なりに他人との関係を築いていました。
最後までやっぱりup in the airだけど、ライアンはとても魅力的でした。
一人で生きている人の、孤独や哀愁、そして魅力を、スタイリッシュに描いた作品でした。
人生の荷物
1000万マイル達成時のライアンの複雑な表情が忘れられません。念願の目標を達成したのに心から喜べない悩ましげな表情。
ライアンは家庭や家を持たない身軽な人間。それはまるで自身の荷造りのルーティンのように無駄の無い効率的な生き方。しかし、アレックスやナタリーとの出会いや、妹の結婚式での出来事が、彼の考え方に変化をもたらします。
自分の人生の荷物は軽いに越したことは無い。彼はそんな考えの持ち主でしたが、人のぬくもりや心の支えとなってくれる人の存在の大きさに気付く事ができた。同時に自分の人生に寂しさも感じた。
自分の仕事に自信を持ち、仕事が生き甲斐でもあった。彼の場合、その指標がマイルであり、それが原動力となっていた。
目標があり、そこに向かって進む事は大事な事だし、目標の為に頑張る人はみんな輝いている。だから機内で1000万マイル達成の祝福を受けた時にライアンの充実感溢れる表情が見られなかったのは残念です。しかし、それは彼が様々な生き方の意味を理解し受け入れた証でもあるのだと感じました。
ラストで解雇宣告を受けた人達の映像が再度流れます。「妻に何と言えば、、、」「子供に合わせる顔が、、、」彼らにとって家族や家は重たい荷物であるが、同時に生きる活力にもなっている事が伝わってきます。
独身で身軽な生き方、家庭を持ち、そこに根を張る生き方、どれが正しいとかではなく、色んな生き方を理解した上で自分はどうしたいか。そんな事を考えさせられました。
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