ダーリンは外国人のレビュー・感想・評価
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意外にいい話
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漫画家志望の井上は泣かず飛ばずの中、外国人と交際を開始する。
そしてある日、結婚を前提に付き合ってると家族に紹介する。
彼はいい奴なので母は気に入ったが、父は結婚に反対する。
夢も叶えず中途半端な状態での結婚する事への反対だった。
そんな中、ついに漫画雑誌に自分の作品が掲載される。
喜んだのも束の間、父危篤の報が。でも行って見たら復活してた。
と思ったらまた容態が急変、死亡。
この事件をきっかけに彼との仲がギクシャクし、彼は1人で帰国。
井上は母と色々と話し、思いを強くして単独でアメリカに行く。
すると彼とその家族は温かく迎えてくれ、プロポーズもされる。
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嫁曰く、昔好きだった漫画の映画化とのこと。
元はギャグ漫画のようだが、この映画では内容が全く別だった。
漫画を無理矢理映画にしたような駄作が多い中、
この映画はそれとは異なり、普通に1本の映画としてよく出来ていた。
井上も役にハマってたなあ、原作は知らんけど。
それにしても父の死に方が何故二段構えなのか謎。
ホッとした直後に悲劇が起こるとショックが数倍になるという、
心理学用語で言うテンションリダクション効果って奴やね。
わざわざそうする事で、井上のショックを強調したのかな?
素敵な二人
国際カップルのあるあるを描くヒューマンドラマかと思いきや、しっかりラブストーリーもあって、感動して泣いてしまった!!
自分自身も海外で生活したことがある為、"外国人"になった経験がある。だから、海外で認められたり、受け入れられたりした経験は胸がキューンとしたのを覚えていて、食事の後の"ごちそうさま"が本当にグッときた。
なんとも言えないあの感覚。忘れることは無いと思う。
バックグラウンドや文化の違いのある中で、二人が出会って恋に落ちて、そしてまた新たな形でのスタートをきったお二人を応援したいと思えた。
お互いの違いを認め合い、受け入れ、楽しみながら生活できたら幸せだなぁ、、、
その為にはお互いの尊重と敬意、そして大きな愛情が大切なんだと改めてこの映画を見て思いました。
大切なことは言葉にしないと伝わらない。
トニーの深い愛情と、さおりさんの寛容さ。
見習いたいと思いました。はー素敵❤️
最初から最後まで見なくても分かっちゃうような映画なくせに不覚にも泣...
最初から最後まで見なくても分かっちゃうような映画なくせに不覚にも泣いてしまった。くそう。あのプロポーズにほんと度肝を抜かれましたわ。
結婚・・・?ちょっとトントン拍子だったww
漫画の世界を映像化するって・・・本当に大変ですよね。
ダーリンは・・・こんな感じなのか?微妙でした。
そして・・・ちょっと演技力も物足りず・・・台詞も中途半端な感じで、もっと違うイメージだったんですが・・・。
一方、井上真央さんは可愛らしく、表情も豊かで見応えありました。衣装やお部屋のインテリア・内装など、すごくオシャレでテンション上がります。ストーリーはベタな感じで、国際結婚ありがちパターンを詰め込んだ?って感触でくすぐったい・・・。結局、不穏からのハッピーエンドには失笑。こんなにトントン拍子?って疑問をもちつつ・・・エンディングのaikoさんの歌で結局ハッピーな気分になってしまった。比較的、ゆるい作品でほんわか♡女子向けな作品かと思います。こんなダーリン・・・どうですかねー?
かわいかった
なんか、映画をみてて可愛いなとか微笑ましく思った。
アメリカのコメディーを日本よりにしてるとことかが見られた。
でもやっぱり邦画の感じで、無駄がなく完璧な枠のなかに収められてるかんじの映画だった。もっと無駄があっていいとおもう。
途中のお父さんが死んじゃったとことかあんなに流すんじゃなくて、最後にもお父さんのセリフで終わらせてるんだから、もっと日本らしく伏線をたくさん引いてそこは頭使ってよかったんじゃないかと思った….
人と人
私自身日本が好きな外国の方ってとっても興味があって、
まず日本人でも間違って使ったりしてしまう難しい日本語を身につけようとしてる時点で敬意を払いたくなります。
島国だからこそこの表現豊かな独自の言語が生まれたわけですが、文法の違いや4種類の文字の使い分けは私達が英語を学ぶのとは全然意味合いが違う気がします。
(基本となるひらがなだけでアルファベットより多いのに漢字の「変換」なんてなにそれ美味しいの?状態だと思うし
更に音訓読み、送り仮名、同音異義語、慣用句などなど。しかも使ってる国は日本だけ。)
でもアニメ漫画ファンの外国人にはぜひ日本語を覚えて楽しんで欲しいですw
言葉遊びとか多いからニュアンスごと理解してほしい。
私も他国のものを見る時には字幕なしで見れるくらいになりたいです。
言語が違う=地理や歴史が違うのだからその辺も理解するともっと楽しめると思うのです。
だから言語オタクだというトニーの素朴な疑問は可愛くて笑ってしまうけど疑問を持って当然だなーと思ったりして見てました。
文化が違うと当たり前すぎて普段考えることもしないようなことを気づかせてくれます。
トニーの「お姉さんはいい人なのになんでダメな子っていうの?」にしかり。
いろんな世界の色んな価値観に触れてちょっと遠くから自分や自国のいいところや悪いところを見直すのはとても有意義なことだと思います。
だけどやっぱり結局はただの人と人。
どうせ他人のことなんて100%わかる日はこないんだから日本人も外国人も関係ないですよね。
と思ってたら大竹ママが素敵な言葉と素敵な表情で全部言ってくれてました。
パンと味噌汁の話は一番好きなシーンです。
プロポーズにド肝抜かれましたと答えるさおり、とってもかわいかったです。
原作は知らないんだけど実話なんですよね。
すごく素敵なご夫婦でこっちまでしあわせな気持ちになりました。
ナニ人なんて、関係ねえー!?
お独り様では、見に行きづらいタイプか?、と思い込んでたけど…
どうして、どうして、…ベテランが、泣かせてくれました。
でも、でも、だけど…やっぱり、「結婚に踏みきれない2人」とかに、観てもらいたいタイプかな?
異国の人と(結婚まで、しないまでも…)接する事で、改めて、気付かされたり、思い知らされるのは、自分らが、意外と、っていうより「全然!?」、自国の事を何も知らなかったり、知ろうともしていなかったりする事…
何人(なにじん)とか、関係無しに、「個々の人間性が、大事で、重要なんだなあ」なんて改めて、感じさせられました。
ちなみに(ココいら辺が、ネタバレなんで、まだの方は、鑑賞後に、どうぞ)、
ふたりの仲を認めていなかった主人公の父親が、突然、倒れてしまった時に、
一緒に駆けつけたダーリンが、そんな父親とふたりきりで、取り残された気まづい空気を覆そうとしてか?、
病室に流れるTVのブランチ・リーポーター(?)の間違った日本語使用法を指摘する
「"全然"の後は、否定形が正しいでぇす、〜」の件は、
あえて(笑)、コノ手の話題に、関心の有りそうな人達と予想して報告しておくと、偶々、見た"NHKの日本語を扱った番組"で、解説していた言語系の学者だか、研究者によると、
(否定形を省略した表現だから、)使用法としては、「"全然"(!?)、大丈夫!」なんだそうな…
再度、あえて、言わせてもらうと、
TBSサンは、
なんで?ドラマ化を先にしなかったんだろう?
映画よりドラマ向きのような気がしたんだけど…←気のせい?
その方が、その時の話題を盛り込んだり、新しい(言語系の)学説や研究成果を絡めたりできて、映画制作に向けて、発展、展開、話題作りにも効果的だったのでは?←大きな御世話か?
ことわざ勉強会。
これも原作本の小冊子が劇場に置いてあった。
…確かに面白い!
少し読んだだけでもグイグイ惹き込まれる。
特にドラマ性があるのではなく、外国人との
ギャップを日常の生活の中で表現しただけの
単純なお且つホンワカとした作品。
ややマニアックな表現があったりして^^;
トニーという人格が浮き彫りになるところがイイ。
映画の方はこの原作にドラマ性を与え、
この二人の夫婦行脚を描いているという感じ。
しかし決してテンポがいいというわけでもなく^^;
ほぼ素人同然の(顔はイケメンだが)J・シェアの
演技はカチカチ☆コチコチ☆でかえって笑える。
実際のトニーはもう少し落ち着いた感じがするが
心中はあんなに純粋で可愛い人かと感心した。
(ちなみに御本人は神父役、原作者は参列者役で
何回か映ります。ポスター、チラシ裏面参照を)
国際結婚。なんて聞くと本当に難しそう。
冒頭に何組かのカップルが登場して話をするが
へぇ~!という意外な話ばかり。
それでも結婚しちゃったんだから(爆)あとはもう
そういう価値観の違いやギャップなど、あらゆる
相違点をお互いに熟知し受け入れることになる。
いや~日本人同士だって^^;
結婚すればいろいろあるんですから(爆)
そこはもう、国際云々の話ではないと思うけど。
ただ私が感じたのは、親の心配だった。
大竹しのぶ・國村隼の演技は相当な巧さだったが、
実際に我が子が国際結婚となれば、不安だし、
とお~くへ行ってしまうんじゃないかと寂しくもあり、
ご両人の気持ちが自分の気持ちと重なってしまう。
そりゃ、我が子が好きになったのなら仕方ない。
大竹しのぶが夫婦の在り方を語るシーンがイイ。
様々な試練を乗り越え、ようやく漫画家として
デビューできたさおりだが、次々と不幸が襲う。
トニーも懸命に彼女を支え続けるのだったが…。
特に意外性のある展開はなく、意外といえば、
次はトニーが何て言うんだろ!?くらいのものだ^^;
決して度肝を抜かれる生活というのでもないが、
平坦な毎日の中に幾らでも幸せは詰まっている。
お互いを理解し合うには、それに気づいたらまず
相手に感謝するのが一番だなと感じさせてくれる。
(あと正しい日本語ね^^;ゼンゼンのあとは非定形。)
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