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映画「霜花店(サンファジョム) 運命、その愛」 霜花店(サンファジョム) 運命、その愛
劇場公開日:2010年2月6日
解説
「マルチュク青春通り」のユ・ハがメガホンを取り、観客動員400万人以上の大ヒットを記録した歴史ロマン。後継者問題に揺れる高麗王朝。強大な権力を持つ元からの圧力が増していく中、王は子供の頃から信頼を寄せてきた護衛隊長ホンリムに、王妃との間に子をなすよう命令を下す。その時から、3人の運命は大きく狂いはじめ……。主演は「卑劣な街」のチョ・インソン、「カンナさん大成功です!」のチュ・ジンモ、ドラマ「朱蒙」のソン・ジヒョ。
2008年製作/133分/R18+/韓国
原題:霜花店
配給:エスピーオー
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それぞれの愛し方も、描写も。
ここまでやらないと、この映画の核は伝わらなかったのかもしれないけど。
役者というもののすごさを見せつけられた感じ。
同性愛はただの指向だと思うけど、自分の血を繋げないという点は致し方ない(特にこの時代)。
「世継ぎを残す」ことが権力を守る立場にある人にとっては、大問題ではある。
ホンリムは、最初は殿下を愛していたような気がするけど、そうじゃなかったのかな。
殿下が許せれば丸く収まっただろうに、ホンリムの心が離れていくのは予定外だったか。
悲劇だからこその余韻ではあるけど、切なすぎる。
しかし、チュ・ジンモがジャッキー・チェンにしか見えないな……。
2013年4月6日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
作家性の強い作品です,なので 評価も極端に分かれるでしょう.
シェイクスピア悲劇を思わせます
終わってから、色んな感じ方が湧いて 来て、観賞後も楽しめます♪
時代劇なので血も流れますが
ビジュアル系好みの装飾的な紅の耽美な血でも、アニメの様式美としての鮮血でもなく、闘って、傷つき流す血で実に自然でした.
私は♂同士のラブシーンが、エンドロールにあったような演出で、もう1つ劇中にあったら、より 王妃との恋愛対比が出来たと感じました.
チョ・インソンさんはまだまだ若手だけど 凄味の有る、俳優です(o~-')b彡★
前半は受ける演技、後半は攻撃し尽くす演技と多彩な表情を観せてくれました.
受けの演技だから前半は特に難しかったと思います.
ラストは勝者敗者なく、♂ふたりの間の全て完結しますが、変貌の果ての結末と今は思います.
神話の本を読むような映画です彡☆彡
2010年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
こちらででの評価を読んでから見に行きました。見てよかったです。愛とは難しいですね。途中からなぜか、王様がキムタクに見えてしまいました。(笑)
2010年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
韓国の歴史物って
抵抗があったんだけど、
これも喰わず嫌いだったみたいだな
予想以上に作品にのめりこんじゃった(笑顔)
~~~
“孤独”
“親愛”
“狂おしい愛”
“息詰まる愛”
観ていて
胸が苦しい
息も苦しくなりました。
どうしようもできない愛
それが故、沸き起こる激烈な性交渉
『ラスト、コーション』に似たものを感じました。
400万人を動員した韓国でも、同じ感想が多かったそうです。
◇ ◇
上映開始前、特典映像かな?
チョ・インソンさんと、チュ・ジンモさんの挨拶映像が流れます。
ファンにはたまらんな♪
和やかなムードに
劇場は包まれますが、
作品が始まると一変。
同性愛
身分が故の禁じられた愛
しかし、ダメだとわかっていても
燃えあがる愛の炎を消すことはできない。
むしろ、愛の炎はさらに激しく燃え上がり、
そこに、自制・理性という名のブレーキはきかなくなってしまう。
愛するからこそ守りたい
愛するからこそ救いたい
愛するからこそ傷つけてしまう
愛するからこそ殺めてしまいたくなる
激烈な愛のちからに
ただただ圧倒されるしか
私たちのできることはありませんでした。
◇ ◇
裏話。
チョ・インソンさん
チュ・ジンモさん、男同士裸で
性交渉を行うシーンがあります。
さすがにシラフでできず、監督から
お酒を貰って、意識朦朧としながら演じたそうです。
見所。
全役者に共通していますが、
眼の演技に注目してください。
会話をしながら、相手の心情を
推し量ろうとする眼の動きが抜群です。
そこにも“愛”の火花が飛び散っています。
あとは、豪華衣装。
そして、剣を使った殺陣シーン。
CG、ワイヤーが使われていたようですが
ここからも、抜き差しならぬ“愛”が響いてきます。
☆彡 ☆彡
デジタル上映の関係で
前後半の間に15秒間
スクリーンが真っ暗になります。
作品に入り込んでいましたし、
次どうなっていくのか展開が読めませんから、
その15秒の長かったこと、長かったこと。
はやく~~
はやく~~~~
両太ももを手でトントンと叩いてしまいました(苦笑)
前半も好き!
中盤も好き!
後半も好き!
18禁ですので、
エロさ、グロさはありますが、
そこに、嫌らしさは微塵もありません。
そこにあるのは、もうどうしようもできない、
とめられるはずもない、艶やかで狂おしい愛。
その愛の結末を、是非見届けてください。