「ベッドから這い出すテンポで」マイケル・ジャクソン THIS IS IT shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
ベッドから這い出すテンポで
クリックして本文を読む
映画「マイケルジャクソン This is it」
(ケニー・オルテガ監督)から。
観終わった後、なにかやるせない想いがした。
私が、マイケルジャクソンを誤解したまま、
彼が他界してしまったからだろうか、実に残念である。
彼とともに活動しているスタッフは、口を揃えて
「フレンドリーだし、謙虚だ」と評するのもわかる。
彼のワンステージ、ワンステージに掛ける
真剣さが伝わってくる映像だった。
彼独特の指示の出し方も、長島監督に匹敵する。(笑)
「ベッドから這い出すテンポで」
「もっと色っぽく低音を響かせたいんだ」
この感覚がスタッフにも通じて、それを実現させる。
さらに「地球環境破壊」に関心を示し、
「4年で環境破壊を止めよう、さぁ、変わろう」と
訴えかけている姿は、なぜか、涙が出てきた。
「挑戦だ、それがマイケルの姿勢だから」と
スタッフの一人が呟いた台詞が、心に残った。
なんと表現していいかわからないが「心」が動いた作品。
マイケル・ジャクソンのCDを買ってみようかな。
コメントする