「資本主義の対義語は民主主義ではありません」キャピタリズム マネーは踊る ムービーライブラリーさんの映画レビュー(感想・評価)
資本主義の対義語は民主主義ではありません
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資本主義だろうが、共産主義だろうが、メリットデメリットはあるものである。
この映画は資本主義の、デメリットを指摘している。確かに資本主義であるが故に起こりやすい問題もあるし、その象徴はサブプライムローンだろう。しかし、資本主義だから、必然的にこういった問題が起こるというわけではない。あくまでも、資本主義社会の上に立つ者のモラルである。それに、ムーア監督はだって資本主義の恩恵を、全く受けていないわけでないだろう。彼の体型が資本主義の象徴であろう。仮に、共産主義になったらなったで彼は文句を言うのだろう。「なぜ、人より働いているのに腹いっぱい食えないのか」「共産主義は悪」だと
最初の警告は言うほどでもないし、最後の自然災害はもはや資本主義と関係ない。色々と的外れなところが多い。
特にムーア監督の馬鹿さ加減を如実にあらわしているのが、資本主義の対義語がまるで民主主義であるかのように、語り演出されていとろである。資本主義の対義語は、共産主義か社会主義である。
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