「原作あってこその映像作品」嵐が丘(1939) あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
原作あってこその映像作品
イギリス、ヨークシャーの嵐のような風のきついムーアの荒野の丘に立つ一軒家のお屋敷が舞台
そこのお嬢様キャシーと、街で拾われて来て子供時代から一緒に育った元浮浪児のヒースクリフの悲恋の物語
世界三大悲恋物語、世界十大小説のひとつと言われる同名文学小説の映画化作品
映像がなかなかみごと
当時としては珍しいローアングルからのパンで登場人物を追いかけるとかしてみせます
ややこしい原作を整理して分かりやすくした脚本で、出演者がみな良い演技なのですが、
いまいちはしょりすぎて、それぞれに感情移入しづらかったのは確かです
映画単体では正直忍耐が要求されました
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