劇場公開日 1950年12月1日

「原作あってこその映像作品」嵐が丘(1939) あき240さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0原作あってこその映像作品

2018年11月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

イギリス、ヨークシャーの嵐のような風のきついムーアの荒野の丘に立つ一軒家のお屋敷が舞台
そこのお嬢様キャシーと、街で拾われて来て子供時代から一緒に育った元浮浪児のヒースクリフの悲恋の物語
世界三大悲恋物語、世界十大小説のひとつと言われる同名文学小説の映画化作品

映像がなかなかみごと
当時としては珍しいローアングルからのパンで登場人物を追いかけるとかしてみせます

ややこしい原作を整理して分かりやすくした脚本で、出演者がみな良い演技なのですが、
いまいちはしょりすぎて、それぞれに感情移入しづらかったのは確かです

映画単体では正直忍耐が要求されました

あき240
マサシさんのコメント
2022年9月19日

ややこしいと僕も思いました。しかし、ブロンテは招かれざる客を描き、一方で復習を描きたかったのではと感じました。物足りないに共感いてします。

マサシ