パイレーツ・ロックのレビュー・感想・評価
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可愛い映画
感想文書くのも野暮じゃない?てぐらい考えるな感じろの映画。ツッコミどころありすぎて突っ込んだら終わり。
登場人物全員しょーもない。全員ダメなのに調子こいてて、でもなんかイカしてて、でなんかみんな仲良くしてるのが可愛い。
大体オッケーになるヒッピーの唯一タブーと描かれたのがサイモンとエレノアのくだりで、”ピースpeaceから離れたことしちゃうとピースpiece にはなれないよね”とも取れる。(けどエンディングでサイモンのファンが来てくれたことに重み増すからエレノアも出会って良かった人ではあるんだろうな)
終盤のボブのシーン、同じ状況だったらどんな一枚を選ぶかな、でも人から見たらポイって思われるものだよね。このシーン、そのオチ含め全てが良い。
セックスドラッグロックンロール+人間のしょーもなさがライトに描かれてて良い映画。最後はわけわからんけど泣いちゃう。
で、多分マリアンとカールは秒で別れる。
吹き替えで観るのがニュアンス、テンポ伝わるのちょうどよくて好き。私はデイヴが好き。
UKロック 最高な映画
小松菜々に似てる女優いたわ
ロマコメの名手リチャード・カーティス監督が描く海賊ラジオ局話。
お手軽に音楽を使った映画かな~?と思っていたが、すいません!魂も描かれているロック映画でした。おみそれしました!
話はシンプルだけど、個性豊かな役者を見て楽しめたし、ゴキゲンな曲がバンバン流れるし、女性はみな美女。ヤリたいだけのDJばかりだけどロックはそういう面もアリだ。ラストもご都合主義的だけどそれでOK。
役者はフィリップ・シーモア・ホフマン(伯爵)とビル・ナイ(クエンティン)それとリス・エバンス(ギャヴィン)が良かったなぁ。ロックンロールする大人が格好いい。
気軽に楽しむのがよい映画ですな。
なんで映画館で観れへんかったんやろ〜!
ラジオ好き、ロック好き、青春好き?には大好物のジャンル、もっと話題になってたらきっと映画館で観たはず!地上波放映で観たことを悔やむくらい、いい映画でした。
…いや、内容は下品だし、色々やんちゃだし、ふざけてるし、お上の言うこともあながち間違ってはいないんですが、でもリスナーはああいうのを聴いてリラックスしたいんですよ。普段善人の仮面つけて生活してるけど、やっぱり人間らしさの根源みたいなものが音楽に詰まってて、だからこそ音楽に無限のパワーを感じるのです。
ちょっと前にポッドキャストにハマって、それからラジコが始まって、結局今は暇な時間は昼休みからずっとラジオを聴いてる毎日。リスナー一人一人に直接語りかけるような温かみや、リスナー同士で分かち合える感情やら、何だかんだラジオの占める割合が多い毎日です。
色々有り得ない展開だったけど、全部回収してくれて、しかも最後のシーンだけで二回泣けました。タイタニックでは泣けなかったのにw。ハッピーエンドなのも良かった。
ロックは死なねーぜ!フ○○ク!
英国らしい作品♪
ロックを愛し、ロックに生きろ。
映画の舞台は1960年代のイギリス。
この時代の古き良きロックを愛する人々は、1日に45分だけ流れる”海賊船”から流れるロックなラジオに耳を傾ける。
だが、これを良く思わない政府は何とかして海賊船のラジオを辞めさせようとするが…
当然酒とタバコと…etcを愛する海賊達はこれに反抗して今日もラジオを流す。
だが、政府はどんどん規制を厳しくしてしまい、海賊たちはラジオの中止を余儀なくされてしまうが…
海賊である個性豊かなDJたちと、船に放り込まれた奥手な青年の交流と”成長”を描く。
ロックはある人から見れば反社会的だと言う人もいるし、苦手な人もいる。
だが、それでもいいじゃないか。
皆一緒に馬鹿やって、アンチに中指立ててやれ。
この映画はそんな楽観的な気持ちにさせてくれる。
今の時代のロックも良いが、古き良きロックもこの映画の魅力だ。
きっと観る人の中には、流れる曲を知ってる人もいるだろう。
最後のシーンはハッピーエンド。
ロックに生きる海賊たちの生き様を是非見て欲しい。
法規制のない海の上の生活
総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
規制だらけの陸を離れて海上で自由な生活をする彼らには独自の秩序があった。作品の物語としてはたいした流れもないが、ロックンロールの流れるロックンロールな彼らの日常の無茶苦茶ぶりが楽しかった。あえてこの時代の流行の麻薬などは排して、健全な反体制派の描き方になっていた。ただしどういう規制があってどのように政府が海賊局を潰そうとしたのか、具体的に描写があったほうが良い。
ちなみに結末に流れるデビッド・ボウイのLet's danceは80年代の作品で、設定の年代とは合わない。
海賊ラジオ
いけないことを、しているかい?
映画「パイレーツ・ロック」(リチャード・カーティス監督)から。
60年代に実在した海賊ラジオ局を描いた作品だが、
このラジオ放送を聴きながら、喜怒哀楽を表現し、
喜んだり心配したり、一喜一憂するシーンが印象的である。
海賊版らしく(わざと)「放送禁止用語」を口にしたり、
「いけないことを、しているかい?」と、視聴者をドキドキさせる。
こんな自由気侭な内容で、国民を引きつける放送局を、
政府が黙ってみているわけがない。
大衆を煽動して、クーデターでも起こしかねないから・・(笑)
作品の中でも「政府は自由な人間を嫌う」という台詞が出て来た。
常日頃、法律やルールなどに縛られて生きているからこそ、
「違法なことしているか?」「いけないことを、しているかい?」
というような表現が、妙に新鮮に感じるのだろう。
そして、こういった枠を外した行為こそ「ロック」だ、となる。
タブーは、確かに「蜜の味」かもしれないが、
私は、わざわざ「いけないこと」をしなくても、いいと思っている。
歳を重ねた証拠だろうか。(汗)
音を掴まえる喜び
スカッとさわやかコカ・コーラ みたいな爽快感
ノリが重要
ビートルズやローリング・ストーンズが人気を博した1966年のイギリス。ブリティッシュ・ロックが全盛期を迎えたこのときに、まさか1日に45分以下しかROCKのラジオ放送が許されていなかったなんて信じられるだろうか? だけどどうやらそれは本当だったようで、だからこんな海賊たちが生まれたのでした。
正直なところ、おそらく事実を美化した部分も多いだろうし、ヒロイックで(法を犯しても)善良なDJたちばかりなのは、少々突っ込みたいところ。しかし、おそらくノリが重要だったのだろう、この映画は。ロックがいかに世界を変えたかまでは突っ込んでいないのだけど、ロックを武器に世界を変えようとした人々の表面だけは掬い取っている。ただ、おふざけやノリが重要な本作、ピュアすぎる灼熱ロック魂の持ち主にはきついかも?
ロックンロール★
自由人達の熱き魂
私は60年代のロックが特に好きといったもなく、ラジオもそんなに今まで聞いてこなかったので、あらすじだけ知った段階ではそこまで興味はなかった。
とりあえず見てみたら、これがおもしろい。
60年代のイギリスではロックのラジオ放送が1日45分に限定されているなんてお構いなし。1日24時間ロックを放送し続け、ちょっとだけニュースや天気予報をはさむなど、自由気ままなDJ達。
週に一度女性たちを連れ込んだり、命がけのチキンゲームやったり、ファンの乗船ツアーをやったり、主人公の○○卒業直後を生放送したり、やりたい放題。しかもみんな楽しそう!
リスナー達も楽しそうだし、こっちも楽しくなった!
最後は、全くの予想外な展開に!
ラジオやロック好きじゃない方も必見!
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