大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIEのレビュー・感想・評価
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自分が子供の時に想像した見たかったウルトラマン
上映当時はウルトラマンを一旦卒業していて新しく出るウルトラマンがウルトラセブンの息子でビジュアルもカッコイイし見てみようかなという感覚で見に行ったのですがもうぶったまげる程面白かったです。
映画のスクリーンを縦横無尽に動いてアクションをするウルトラマンはTVシリーズとは明確に違う新しさを感じて、それでいてテンポよく繰り出される打撃技や光線技の多種多様さな構成に当時夢中になりました。またGB合成を活かした地球人目線から見る巨大怪獣の強大さも勿論しっかりと描かれていたのも迫力があって凄かったです。
ウルトラマンが怪獣が地球人がとにかく鑑賞する者を飽きさせない様に高頻度にアクションに次ぐ生のアクションを行ってくれるのもポイントが高く、GB合成による鮮やかなCG背景も当時の映画館で見る迫力は段違いでした。
これ以降ウルトラマンシリーズをまた見始めるようになったのもありウルトラ銀河伝説ならびにウルトラマンゼロやウルトラマンベリアルは自分の中でも特に思い入れがあるウルトラマンとなりました。
今でもDVDや配信や再放送があると見返す本当に面白いウルトラマン映画でありヒーロー映画です。
ウルトラシリーズの記念碑的作品
前提として
・4回目
・「大怪獣バトル」シリーズは未視聴
・ウルトラシリーズの視聴はまちまち
・ウルトラマンゼロ主役の作品は大体視聴済
現代風に解釈した神話的な物語。
キャストといい、ストーリーといい、記念碑的なイメージが強かった。
言葉選びや演技が舞台的な所が多いが、知らないキャラクター(特にZAPの面々)の説明が一目で分かった。
なんとなくしかウルトラマンを知らなくても、混乱しないようには工夫している。
細かい設定が反映されていたり、光の国の明確な映像化、ウルトラマンをキャラクターとして描き直したところなど、面白い部分が多い。
ウルトラマンゼロ・ベリアルも含め、後々のTVシリーズ(ニュージェネなど)に大きく影響していると考えると、この作品の功績はデカいはず。
ウルトラシリーズの一つの転換点としても観れる、貴重な一作だと思う。
地上波新ウルトラマン列伝にて。 ベリアル強すぎ、さらに上を行くのは...
地上波新ウルトラマン列伝にて。
ベリアル強すぎ、さらに上を行くのは…
私が常に心がけているのは「謙虚」
よってゼロはイマイチ好きじゃない。メビウスに活躍してもらいたかった。
総出演って感じがいいですね。昭和ウルトラマンの面々もまだ元気だ。コスモスは中途半端か(笑)
ほぼ全てのウルトラマン世代が楽しめる良い作品だと思います。
甘い評価です、子供向けなので
観ようと思いつつも、観ていなかった映画です
ゼロが主役だと、思ってました
誰が主役なんでしょう
途中から出てくる怪獣を操って戦う人
ですかね
ウルトラ戦士達がボッコボコにやられて
どうにもならなくなったあたりでゼロが颯爽と登場、圧倒的な強さで敵を倒しますが
とどめを刺すのを忘れて敵の大将がパワーアップして復活、ここまでなんのために連れてこられたのか分からないくらい役に立ってない怪獣を操る人が活躍します
なるほどこのためなのね
カンフー映画っぽかったです
子供向けとしてはこれで及第点が付くんでしょうね
遠い未来。ウルトラの星を司る人口太陽プラズマスパークのエネルギーコ...
遠い未来。ウルトラの星を司る人口太陽プラズマスパークのエネルギーコアがザラブ星人によって宇宙牢獄から解放されたウルトラマンベリアルによって強奪され、ウルトラの星は凍りついてしまう。凍結から辛くも逃れたマン、セブン、メビウスはベリアルを追うが、ベリアルは怪獣墓場で遠い昔に葬られた無数の怪獣たちをよみがえらせようとしていた・・・ウルトラシリーズから遠ざかって35年くらい経っているので隔世の感バリバリな設定に目が点になったわけですが、要するに『大怪獣バトル』シリーズというのは、自在に怪獣を召喚できるポケモン的な設定と理解・・・いや、召喚ならセブンで既にやっているので円谷プロの方がむしろ本家かも。
全編宇宙が舞台でクライマックスが怪獣墓場での戦いで画面が暗い上に街を破壊しながらのファイトシーンがないのでそこは物足りないわけですが、極力CGに頼らないワイヤーアクション主体の戦闘シーンは結構な迫力なのでスクリーンで観れたのは眼福。『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』と間違って観に来てしまったのですが、思わぬ拾い物でした。
ウルトラマン好きじゃなくても…
ウルトラマンに思い入れが少ない私ですが、楽しめました。懐かしいキャラが沢山出てきて楽しいし、タロウやセブンなど私の好きなウルトラ兄弟には見せ場が用意してり嬉しかった。初代マンと最近のメビウスとではアクション方法が違うあたり、演出が細かい!
なんか違うぞ
ここ2年ほど良いウルトラ映画が続いたのでとても期待したのだが大きく外れた。
まず、全体に詰め込みすぎている。大怪獣バトルなのか新ウルトラマンの登場なのか、(ほぼ)全ウルトラマンのスクリーン登場なのか、光の国の劇場初登場なのか、新しいウルトラマンサーガの始まりなのか、はっきりしない。
次にウルトラ戦士と怪獣たちの描き方に敬意が感じられない。主役級のメンバーを除いてはウルトラ兄弟といえど群集扱い。アクションはいままでのウルトラバトルに見られない躍動感あふれるものではあったが、逆にウルトラ戦士は「決めポーズ」をとってこその存在であったはずだ。その決めポーズがことごとく無視されているとあっては、見ていて情けなくなった。
最後にドラマがない。まるでダイジェスト版でも見せられているような単純なストーリー展開。そして事前に公表されている情報を越えない展開(事前に情報を仕入れてまだ見ていない人は頭の中でストーリーを描いて見に行って欲しい。多分想像通りの展開で終わるから)。
円谷プロの経営不振でウルトラマン制作の体制が大きく変わったと聞いたが、この映画のようなものが続くようではウルトラシリーズもお終いである。
語り継がれたウルトラ伝説
自ブログより抜粋で。
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今回の劇場版のベースとなっている番組、BSで放送されていた(今年、テレビ東京系でも放送されているらしい)という『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』についてはまったく知らなかったのだが、同じようなお父さん、お母さんも心配ご無用。導入部でその世界観が手際よく紹介され、話がわからなくて退屈するようなことはない。
もとより光の国を中心とした昭和ウルトラマンと世界観が地続きである上、オープニングのベムラーを追うウルトラマンメビウスの描写も、いきなり赤い光と青い光の追撃戦で、初代「ウルトラマン」の第一話を彷彿とさせる。むろんこれは意図したオマージュだろう。
さらに劇中で語られる光の国の誕生秘話にしても、かつて雑誌などで目にし、想像を膨らませたそれと寸分違わない。まさに代々語り継がれたウルトラ伝説が煌びやかな実写として眼前に広がるのだ。
そういった子どもの頃の記憶をたどること自体が楽しくなる仕掛けがいっぱいで、その昔ウルトラマンごっこに熱中した大人たちも、子どもたちと一緒になって楽しめる作品となっている。
(中略)
今回、お話がとりたてて破綻しなかったのは、あえてエピソードの枠を広げなかったお陰もあろう。
今回はとにかくアクションなのだ。アクションに次ぐアクションで、対戦ものの醍醐味を存分に味わわせてくれる。
ここ最近の作品での反省からだろう、ほぼ全編グリーンバック撮影のCG満載の作品でありながら、ウルトラマンや怪獣たちの死闘はあまりCGに頼らず、スーツアクターのぶつかり合いに徹したことがアクション映画本来の迫力を生んだ。
そんなスーツアクターによる対戦にとどまらず、人間体のハヤタやダン、アスカやミライたちも体を張ったアクションを披露する。それもまた単調になりがちな怪獣アクション主体のこの作品の中でアクセントになっている。
史上初の悪のウルトラマン・ベリアルの造型も素晴らしい。
そのデザインはウルトラマンの潮流にありながら、疑うべくもない邪悪なものとしての説得力がある。
さらに、クライマックスで登場するその最終形態も、制作陣の並々ならぬ意気込みを感じられる力作だ。
ウルトラマンのデザインが日本の伝統的な観音菩薩像に端を発していると知っていると、そのラスボスが典型的に洋風な悪魔的デザインであることに、なにかしらの深読みもできるかもしれない。
総じてまとまりのよい、親子で楽しめる迫力満点のアクション・スペクタクル大作となっているのに、ただひとつ難点を挙げると、ウルトラマンたちへのアテレコ。
誰がとかは言わないが、これはもうフォローのしようがない素人芝居で、抑揚のない声でなにかしゃべられるたびに、いちいち現実に引き戻される。
正直言ってセリフ無しでいい、アクションだけ観せてくれればいいから!とすら思ったほど。
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