(500)日のサマーのレビュー・感想・評価
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アメリカの「モテキ」
サマーに踊らされる500日間、一目惚れして、わーっと燃え上がってしまうジョゼフゴードン。
男の子って単純だなぁと、可笑しかったです。
一方サマーはクールで、どんなに仲が良くなっても恋人関係にはならないとキッパリ。
2人の気持ちは同じように見えるのに、切ないです。
青を基調とした映像、衣装が印象的。
すごく切ない気持ちになる。
男はファムファタール的な女性に惑わされる訳で
ギフトカード会社にコピーライターとして勤める文系ロマンチストのトムの職場に同じような感性と自由奔放さを持った素敵女子サマーが入社してからの心踊りつつも地獄のようにもがく恋の物語。
ブルーバレンタインのようにいい時期の二人と関係性が悪くなる様子を交互に見せることによって、鑑賞者はドキドキ、ハラハラ、胸が苦しくなる訳で…
観客の性別やモテ度、属性によってこの映画の見方って変わると思うし、感想については公開当時盛り上がりがあったが、それは立場によって加担したくなる感想は違うから言及をする気はないです。
しかし、どんな立場にしろ恋愛のマジックアワー感、そして恋が終わり行く時の「もうどうしようもない」感を見事に表現した映画だと思う。
映画「モテキ」を先に観た身としてはあのミュージカル演出にあがりました。
アメリカ版「モテキ」!?笑
これは恋物語ではない
よきかなぁ
魅力的で引き込まれる
ビター スイート
巷で話題のジョセフ・ゴードン=レヴィットだがよく知らなかった。評判は聞いていた本作をようやく観た。
出合ってからの日付を(数字)で表記。これで時間軸が行ったり来たりしても混乱しない。
主人公の声とは違うナレーション入り。そして冒頭でこれは恋愛映画では無いと言っちゃう。
スプリットスクリーンや独自の演出がセンスを感じさせる作りでよくある恋愛映画と一線を画してる。
JGLのなで肩&気弱そう笑みと独特な視線が気になる感じは良く分かった。
そしてゾーイ・デシャネルの不思議な魅力。
恋に落ちた男が振られてしまうだけの話なのだが楽しさ切なさがビビッドに描かれてて人気あるのも納得。自分の恋愛がどんな状況かによって感想は変わりそうだね。
冒頭にあるように
男女の恋愛…彼方には決して伝わらない想い…切ないです
恋に恋したアホウな男と恋よりも愛して欲しかった純粋な女のすれ違いまくりなヒューマンドラマでしょうか。
本当にありがちな話で、男性である僕にはハラハラドキドキ。
サマーを愛している事に盲目になって、サマーのふとした仕草や態度に全く気付けず、サマーに別れを告げられるトムの盲目さは、恋をした男性なら一度ならずとも経験はあるはず。一方で、本当は愛して欲しいに、それを素直に言えず『気づいて欲しい』サマーは何度もサインを送っているに…思わず『はっきり言ってよ!』って言いたくなるもどかしさ。
男女の恋愛なんて、こんなもんと思いながらも、好きな人を愛することができてるか…すごく突き刺さりました。
時系列を崩す事で、トムの盲目さと、サマーの内に秘めた思いを気づかされるのが、とても切なく、もどかしさを増幅させている感じもよかったです。
成長をしたトムがまた新しい道へ進むラストもとってもよかったです。
面白かったです
(500)days of summerをまたもや観てしまいました。
10回近く観たかな?(^^;)
映画のイントロでも語っているようにBoy meets girl Story...
ありふれた…
いやいやところがありふれてはいないのです。
どちらかといえば夢見がちな音楽好きな男の子トムが、現実的な一風変わった女の子サマーと出会う。
ただこの二人を出会ってから時系列で追っていくのであれば、ありふれたラブストーリーになる。
ところが、二人の奇妙な恋をまったく予想もしないランダムな時間の流れで追いつつお話は進んで行きます。
そもそもタイトルの「(500)days of summer」の意味は?
このストーリー展開とタイトルの謎はラストに来てようやく「ああー!」と納得いくという心憎いばかりの筋書き。
サマーという女の子は、絶対同性から嫌われるタイプ。
“愛は絵空事よ”
“恋人になるってことは誰かの所有物になること”
“恋をして傷つくのがいやなの”
なんてことを言いながら友達としてトムと付き合うことになったものの、会社のコピー室で積極的にキスしてきたり家に泊まったり。
言っていることも嘘なのか、本当ななのかさっぱり分からない謎の女の子。
トムくん、弄ばれているとしか思えないのに、キュートなサマーにすっかり夢中。
まぁ、やっていることは酷くても演じているズーイーちゃんのクルクルよく動く大きな瞳とあの表情、カラオケで歌う「Suger Town」のあのキュートな歌声で観ている私たちまですっかり彼女の虜になってしまうでしょう^^
首筋のあのアザもゴキブリではなく、♡の形に見えてくるしね~♪
でも、よくよく考えると若い女の子はサマーみたいに、自分に好意を抱いている男の子の反応を観て楽しんだりする部分ってありますよね。
もう一つ、私がこの映画が好きなのはところどころに出てくるイラストが使われたアートな部分、ミュージカル風に道行く人たちとダンスしたり、「理想」と「現実」が同じ画面で描かれたりするのも面白い。
そして何よりも音楽がまるで私好みの音ばかりなのです。
もちろん、サントラも手に入れました…お安く手に入り、ラッキー!
ここのところ、偶然なのか意識的に選んでるのを自分で気付かないのかジョゼフ・ゴードン=レヴィット主演作ばかり観ております。
彼は演技が巧いだけではなくて人を惹きつける、好感が持てる俳優さんですね。
あの笑顔がいいのかな。
さて、みなさまは人生や人との出会いを「これは運命なんだ」と考える派ですか?
いかがでしょうか??
クロエ・グレース・モレッツちゃんも可愛らしくていい味出してました^ ^
500日のサマーを観た後はきっとサントラを聴きたくなるでしょう!
特にRegina Spektorの「Us」がこの映画にピッタリきます♪
彼女もとてもキュート、なんとなくKate Bush的な雰囲気を醸し出していますよね。
皮肉たっぷり恋愛?映画
皮肉たっぷりな恋愛ww
リアル。
とにかくリアルだwww
ジョセフ・ゴードン=レビットが草食男子を好演ww
とても面白かったwww
また、物語の進み方がユニークだ。
未来や過去に飛びながら物語が進んでいくという…
あぁ後
監督が『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブでびっくりしましたwww
こんな作品作ってたんですねwww
独特の世界観で割と面白かったですww
3.0で!
男の心象風景
時間遡り系映画の新境地であり、2度と使えない手法だと思う。
恋愛の始まりと終わりを濃淡混ぜ混ぜで同時に見せられるのは自身の経験を踏まえても非常に気まずい。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットに50/50で好感を持ち観賞。
撫で肩で草食系男子をやらせたら今一番の若手なのでは。
好きな女の子とヤった男の身勝手な心象風景をここまで見事に描き切った映画を見たことがない。
女性必見。
男ってこんなに馬鹿なのだ。
これぞ複雑
役者で選ぶ映画って個人的にはすごく少ないんですが、
ゴードンさんが好きすぎて見たうちの1つ。
これは恋愛映画ではない、
見事な、片思い映画。
なかなか思い切ってるなあと思う。
編集の時間軸もセンスがある。
なんたって、見事に天国と地獄といった主人公の気持ちを交互に入れてくるのだ。
さっきまであんなに輝かしい笑顔ででへへってなってたゴードンさんが、次のカットで死んだような顔しておでこもっと広くなったんじゃない?とかうっかり思ってしまうような落胆っぷりをみせたりするのだ。
この映画は、まず演出が好みですね。
内容は…………とにかくふくざつ笑
恋ってわからないもので、なかなか、映画という娯楽を作るにしては現実的なところをついていると思います。
共感できる人っていると思います、自分にはここまで複雑な経験がないのでなんともだけれど、言うならば、「女心ってワカンネーーー!」ってやつですね。
オチはとても良いと思います。
すっきりと見られるかと言われると悩みますが、見た後いろんな事を考える映画ではあるかもしれません。ズーイーかわいらしいなあ。
アンチラブストーリー
時系列シャッフルにミュージカル、理想と現実の2画面など普通のラブストーリーよりも頭一つ分上をいってる印象、客観的に観れば。
<以下、主観的に観た感想>時系列シャッフルにミュージカル、理想と現実の2画面などがなくても、ダントツのマイベストラブストーリー。
草食系と小悪魔の恋愛モノはたくさんあるが、これはそれらとは明らかに違う。草食系と小悪魔が付き合う→別れる→またヨリを戻す、がよくあるストーリー。でもこれは、草食系と小悪魔が付き合う→別れる→小悪魔、どっかの誰かと結婚→草食系、失恋→夏から秋へ、ってな感じで草食系のがんばりもむなしく、小悪魔はどっかの誰かのもとへ。
あまりにもあっけない。
映画ではサマーのフィアンセの顔も名前も出てこない。トムが三角関係の末にサマーを盗られたわけでも、サマーが敷かれたレールの上を嫌々通ったわけでも、ないからだ。
トムからしたら、サマーは運命の人だったかも知れないが、サマーからしたらトムは運命の人への案内人Aに過ぎないのだ。
自分が運命の人だと、両思いだと、主演だと思っていたのに、運命の人じゃなくて案内人、両思いじゃなくて片思い、主演じゃなくて脇役ってことを知ったら誰だって朝7時にベッドの上で死んだ魚の目になる。
失恋をしたことがある人なら誰だってトムの悲しみがわかるはずだし、失恋をしたことがある人なら誰だってベッドでトムがテニスボールをバウンドさせるシーンに背中を押されるはず。
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