私の婚活恋愛術
解説
リュック・ベッソンとデビッド・フィンチャーが製作総指揮を務め、「ジャスト・マリッジ」のブリタニー・マーフィが主演するロマンチック・コメディ。UKヴォーグ誌でアシスタントとして働くエミリーは、恋のキューピッド役になることが大好きなお調子者。ある日、ハンサムなカメラマン・パオロがオフィスにやって来ると、エミリーは親友でゲイのピーターとパオロの仲を取り持とうと奔走するが……。
2006年製作/90分/フランス・イギリス合作
原題:Love and Other Disasters
スタッフ・キャスト
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2020年4月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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奔放な女性ジャックスの恋愛模様を中心に描くラヴ・コメディ。
製作総指揮はリュック・ベッソンとデビット・フィンチャー。
オーランド・ブルームとグウィネス・パルトロウがカメオ出演している。
作中でも登場人物達が『ティファニーで朝食を』を観ている場面があるように、この映画自体が『ティファニー』のパロディ的な作品になっている。
主演のブリタニー・マーフィは間違いなくオードリーのファッションやメイクを真似ているし、映画のクライマックスは原作小説と同じく主人公が南米へと向かっている。
ジャックスの自由奔放なところはオードリー演じるゴライトリーにそっくり。
作中でもBGMとして流れる「ムーンリバー」だが、これはやっぱり名曲ですね。
『ティファニー』を愛するものとして、この映画の雰囲気は嫌いじゃないです。
ゲイだと勘違いされている男性と、本気で人を好きになることができない女性とのラブコメ。
ゲイであることをカミングアウトすることで物語をドラマチックにするというありきたりな脚本ではなく、ストレートだと彼女にカミングアウトしようとするが中々出来ないという構図は面白いと思う。
クライマックスでのオーランド・ブルームとグウィネス・パルトロウの使い方もひねりが効いていて面白い。
ただ、作中で事あるごとに「現実は映画とは違う…」云々と言っていたが、結局この映画のエンディングが絵に描いたようなハッピーエンドだったのはいかがなものか?
ハッピーエンド自体は良いが、それなら露骨な「これは映画じゃない」アピールは必要なかったと思います。
ラブコメ嫌いの自分でもそこそこ楽しむことができた映画。上映時間も短くてちょうど良い。