「青春時代的な空気感は好きだが」ソラニン いもりりさんの映画レビュー(感想・評価)
青春時代的な空気感は好きだが
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この映画には、特に失うものもないのに否定されるのが怖くてろくに動かず惰性で暮らしながら、
夢に立ち向かうかどうかを延々悩む人が描かれている。
その意味でありがちなダメさ加減やモラトリアム感はよくでている。
この主人公、ダメ人間だけど、素敵な彼女がいて最高の友人もいて、
全体的に恵まれており人生イージーモードな感じ。
そんな彼だからこそ、たかがテープ1本ダメだったくらいで諦めてしまうのだろうが、
個人的にはただの甘ったれとしか思えず、いまいち感情移入できなかった。
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