劇場公開日 2011年3月12日

「馬ですね」塔の上のラプンツェル Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5馬ですね

2010年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

アニメの当たり年、ディズニーもがんばってます。 シチュエーションはちがいますが 『アラジン』のキャラ設定(お姫様とイケメン、意思疎通のできる動物と 悪人たち)と少し似てます。 だから好き☆☆☆ 特にマキシマス(マックス)という馬のキャラクターが 最高にいい! 表情が良い!! 犬ではなく人でもない、馬です(お間違えなく、笑)

グリム童話の「ラプンツェル(髪長姫)」の映画化。 逃亡中の盗賊フリン・ライダーは、山奥の谷にそびえ立つ高い塔を見つける。 そこには髪が驚くほど長い不思議な少女ラプンツェルが 住んでいた。 彼女は18年間、塔の中だけで生活してきたが フリンとともに外の世界へ冒険の旅に出ることになる (作品情報より抜粋)

原題の『Tangled・タングルド』は 「絡まった・もつれた」などの意味があり、ポスターもラプンツェル(ネイティブ発音だと、ラパンゾに聞こえます)の髪の毛に絡まれています。主人公の人生もある意味ねじれて・絡まっている部分があり、それもタイトルに関係があるのかなと思いました。
働き者のおりこうさんという姫キャラは 『プリンセスと魔法のキス』のティアナと同じ感じ。 そしてちょっと頼りない(だらしない)相手役のフリンも ナビーン王子とかぶってます。 そして、ミュージカルです。 皆さん、歌がお上手です。

今回、声の出演をしている俳優さんについて (私が)無知なのでコメントできませんが どのキャラクターも本当に個性的 (そしてバッチリ合ってます!) 配給元はちがいますが 『シュレック』のようなユーモア(笑い)があったり、キャラクターの動き一つ一つが計算されていて 片時も目を離せません。 特に(しつこいですが) 馬ですね☆☆☆ カメレオンも 可愛いです。
『プリンセスと魔法のキス』は 音楽と色の表現が 繊細に描かれていましたが、今回は芸術的な面が印象的で 特に空に広がる無数の光やお花など 自然に近いものを取り入れたシーンが多くて、女の子には 共感できるところがたくさんあると思います。

童話で(結末が)ある以上、続編(ストーリーを膨らますの)は 難しいかもしれませんが ぜひマキシマス(&パスカル)でスピンオフを撮ってほしい!

最後まで楽しめる作品、お勧めです!!

Blue