劇場公開日 2010年2月20日

人間失格のレビュー・感想・評価

全36件中、21~36件目を表示

3.5どんなにヤツレても魅力的な葉蔵・・・

2010年3月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

3月15日観賞 第一弾 原作は大昔に読んで、イメージのみの記憶となっていた。 なので、映画を観れば思い出すかな、と思いながら観ていたが、さっぱりイメージのみから抜け出せない。 ま、いいんですけど。 生田斗真の魅力満載で、美しい映像がたくさんでしたねぇ。 ファンではない私も思わず俄かファンになりそうな程、魅力的でした。 これなら、あらゆる年齢層の女性を惹き付けるのは当り前だと、妙に納得したのでした。 こんな男ヤダと思う反面、庇護欲を掻き立てるんだろうなぁ。 印象に残っているのは、寺島しのぶとのやり取りで、 「鎌倉の海に行こうか・・・」で、それが何を意味するのか、ギリギリの処にいる人同士には通じてしまうことが、すごい、というかビックリしてしまうことでした。 あと、石原さとみとの小さな幸せがこんなことになってしまう原因がわかんないです。あの子は何の為に? ギリギリの人同士は寄り添っても安らかにはなれないんだろうか? 仮に100%を自分に向けられても足りないんだろうね。 120とか150とかじゃないと、自分の欠けている所が埋まらないんだろう。 何もかもを決定的に壊した、堀木役の伊勢谷友介に、ちょっぴり怒りを感じたのは私だけでは無い筈だ。 単純な観方かもしれないですが。 今、落ち込んでる人ははまるかも。(太宰の小説とかと同じで) 中原中也の骨の詩の下り、個人的にウケました。 昔の家庭内ギャグだったので。 でも、森田剛はないんじゃないかと。 これも個人的感想です。

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grayteer

4.5人生に追われる。

2010年3月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

とにかく画がきれい。内容が分からなくても、なんか、いいものを見た気分になる。  生田斗真くんのがんばりが光っていた。  文学はあわないなぁ。内容を考えると、勝手にしてください、としか言い様がない。悩みは人それぞれだから、否定はしませんよ。

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小太郎

4.0生田斗真くん、いくらなんでもモテ過ぎです

2010年3月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

う~~ん、 生田斗真くんは、 すごい頑張ってるなぁ でも、それだけかなぁ・・・ ~~~ 原作は読まないほうがイイと判断し未読です。 原作から与えられるイメージに基づくのですが、 映画化をすること事態、かなり難しかったのではないかと。 だから、これが精一杯だったのかな、という気がしないでもありません。 芸術的な映像は綺麗 ロケ、セットにもこだわり感じます 部屋の小物など、美術さんへも賛辞の言葉を贈ります よくここまで、豪華なキャスティングを実現させた。関係者に拍手です。 と、映画としては、 良質だと思いますので、 あとは好き嫌いの問題になってしまうのでしょう。 ☆彡     ☆彡 上映後の舞台挨拶。 登壇した先輩役者の褒め言葉に 感極まったのか生田くん泣いていました。 2ヶ月間、京都に滞在 今作の撮影以外の仕事は入れなかった それだけの、熱意がシーンの各所から伝わってきます。 正直、生田くんの演技だけでも、観る価値があります(断言)。 豪華役者陣、一番強烈に残ったのは、 石橋蓮司さんかなぁ。『今度は愛妻家』に 勝るとも劣らぬ怪演を、ここでも見せてくれています。 生田くんの 魂こもる演技にA-をつけさせて頂きますが、 ストーリーは、B-かな、が本音ですね(苦笑)

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septaka

4.5文学の世界

2010年3月11日
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鑑賞方法:試写会

知的

試写会が当たってみてきましたが文学的で素晴らしい映画でした。 人間失格の原作は読んだことがないのですが、太宰治さんの世界観を感じることができました。 会場の年齢も若い人からご年配の方まで幅広い年齢層でした。 太宰治さんの世界が役者さんたちに美しく描かれていて、今の時代からタイムスリップしたような気持ちになりました。 見終わったあとには、なにか深く考えさせられるものがありました。 とにかく物語も役者さんも美しく表現されていると思います。

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まりこりん

3.5美しくてすみません。

2010年3月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

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ハチコ

3.5文学的な作品

2010年3月2日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

萌える

10代の多感なとき読んだ太宰の「人間失格」と映像化された『人間失格』、記憶がクロスオーバーして感慨深く見ました。主人公の葉蔵と中原中也の絡み特に興味深かかったです。前時代的な話ですがロマンスは新鮮です。有名な文学作品は映像化されてもいいものですね。

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ひでお

1.0生田斗真ファンばっかりだったょ

2010年2月27日
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鑑賞方法:映画館

興奮

つなぎが悪い いきなり飛ぶのに 何回も観て何が解るんだ 映画失格 本読ませるにはいいか 人間失格とは太宰治そのものでありと最後のテロップが全部読めない 印象に残るのは人間失格なのはエロティックに描かれている女性に感じる

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smile-hello

5.0静かにゆっくり世界に浸れました。おすすめです。

2010年2月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

原作を読んでいなくても映画で感じ堪能できる作品だと思います。 作品紹介のあらすじを読んでおくといいかもしれません。 時代・世界観を感じる美しい映像が流れるなか 主人公の大庭葉蔵の孤独を見ます。 静かにゆっくり流れていく美しい映像には 気付かなくても想いが乗っていたようで 知らずに心にたまって、ある時、溢れてきます。 胸の痛みとともに優しいあたたかい気持ちに包まれました。 悲しく切ないけれど満たされた、そんな余韻に浸り劇場を出ました。 美しい映像たちにはたくさんのメッセージが込められているのだと思いました。 それは静かだし、すぐには見えてきません。 観た人がそれぞれに感じる映画。 生きる強さとずっと大切に守っていきたい優しい気持ちに気付かされます。 私は心が震えました。是非おすすめしたい作品です。

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takeco83

5.0何度観ても違って見える・・・

2010年2月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

試写会と劇場に足を運んだのですが、新しい発見や違った感想が出てきました。 映像美・音・演技、私はかなり大好きです。人間失格の小説をまた読みたくなりました。

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チイ

1.5映像が綺麗なだけ

2010年2月23日
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鑑賞方法:映画館

生田斗真ファン用の映画ですね。 エピソードを追加するくせに、重要な幼少年期は端折ってあり、原作とは別物になっています。 原作にあるエピソードも中途半端に抜き出してあるため、どれも印象が薄くなっています。 ヴィヨンの妻とパンドラの筺が良かっただけに残念でした。

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山椒魚

2.5昭和ロマンを伝える重厚かつスタイリッシュな映像と琴線に響く美しい旋律が余計に印象に残った作品でした。

2010年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 本作のテロップ最後の文言には、主人公の大庭葉蔵は太宰であると宣言して、この名作を後世に語り継げなければならないと訴えています。そんな文言を大上段に宣言し、さらに製作指揮に角川歴彦御大が名乗り出て、角川グループが総力を挙げて取り組んだ文芸大作となりました。  確かに、原作『人間失格』は、主人公の語る過去には太宰自身の人生を色濃く反映したと思われる部分があり、自伝的な小説であるともみなされてきました。  従って、葉蔵の役作りにおいて、何処か太宰を暗示させるものが必要であり、どうして太宰は酒におぼれ、死に急いだのか。太宰の内面に対する深い考査が監督には求められると思います。  ところが本作は、葉蔵の内面描写が浅くて、単なる無気力な青年にしか、見えてきません。原作では、葉蔵の閉鎖的な人格を、人とは違う感覚を持っており、それに対して混乱し発狂しそうになるとはっきり明記されているにもかかわらずです。原作の物語は、面白おかしくおどけてみせるばかりで、本当の自分を誰にもさらけ出す事の出来ない男の人生を、3つの手記で著されています。  その中で、「道化」が重要なキーワードになっているのに、少年時代に体育の授業で、わざと失敗するシーンで「道化」に触れたことにしてしまって、成人してからは、訳も分からず消沈し、逃避しようとする姿しか描かれていないことに疑問を感じました。  さらに太宰文学の魅力は、単なる絶望に打ちひしがれる根暗さばかりではないことです。自ら破滅に向かっている主人公のなかに、希望への強いメッセージが込められているところが深い感動を呼び起こしてきたのです。  その点を根岸吉太郎監督は、『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』のラストで印象深いシーンとして挿入したものでした。太宰の理解は、根岸監督のほうが数段上といえます。  ついでに言えば、生田斗真は本作で、妻の不義密通が分かった後の苦悩ぶりなど、難しい役どころに果敢に挑戦してますが、経験不足は否めません。『ヴィヨンの妻』での浅野忠信と比べたら、その道化ぶりに格段の違いが出てしまいます。  本作でも、仕掛けるとしたら後半の鉄との絡みのシーンだったと思います。父親の愛人だった鉄は、麻薬中毒となった葉蔵の世話係となります。鉄は葉蔵に愛した男の姿を感じ、あるときはひとりの女として求め、あるときは義母として慈愛に包み込んだのでした。 このシーンで、もっと葉蔵の救いと希望が語られるべきでした。  但し、鉄を演じている三田佳子の演技は、凄いの一言。なにも語らなくても、狂おしいほどの鉄の心情を演じていました。これは一見の価値があります。  それ以外は、不満一杯。突っ込み処満載で、きりがありません。  だいたい中原中也を架空の設定で引っ張り出すのなら、太宰VS中原の息の詰まる人生観の邂逅があって然るべきでした。それが、線香花火の乱舞や花吹雪などシンボリックな映像で抽象的にごまかしたようにしか思えませんでした。  中也は精神に支障をきたし、千葉県の療養所に入院したことがあるので、本作はどうも中也と芥川をごちゃ混ぜにした可能性があります。  真摯に人生の真実を求めていた中也に対して、本作に登場する「森田」中也は、悪ガキみたいな印象でした。ジャニーズなんて使わなくて、もっと中也に迫れる俳優はいたはず。  悪友堀木との関係も、何で堀木は葉蔵を憎んでいたのかすっきりしませんでした。また葉蔵の女性遍歴も唐突すぎで、何で出会って親密な関係となったり、すぐ別れたりするのか、過程が省かれているためよく分かりません。  全体を通して、余計な説明をぶった切るシュールな展開が荒戸監督の持ち味なのでしょう。但し、観客としてはあまりに強引に場面が次々変わって筋に置いて行かれては、消化不良になります。  昭和ロマンを伝える重厚かつスタイリッシュな映像と琴線に響く美しい旋律が余計に印象に残った作品でした。

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流山の小地蔵

3.5人間失格 こういう解釈もあり?

2010年2月21日
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知的

難しい

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you-san

4.5もう一度、見る気がします。

2010年2月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

私、多分太宰が好きなんですね。太宰の世界、落ち着きます。 本も読んでいたのでどんな映画になるのか楽しみ、かつ不安だったのですが良く出来ていたと思います。 本よりも受動的な葉蔵でした。 生田くんの葉蔵がはかなくて、悲しげで…。 女優の皆さんも魅力的で美しく撮られていました。 あぁ、きっと私も葉蔵に恋をしてしまうでしょう。 あっ堀木!ほんと~にイヤな男でした。

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anya

4.5映像美を堪能

2010年2月15日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

荒戸監督のこだわりが随所に見られ 俳優人を綺麗に撮ってあり 要蔵の喀血するシーンは印象的でした。 豪華女優人も続々登場で 三田佳子さんの少女のような表情も必見

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てんてんてん

4.5原作が読みたい。

2010年2月7日
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鑑賞方法:試写会

知的

試写会行ってきました。 そして、生田さんの情熱大陸を観ました。 番組中でてきた「微笑み」のシーン。 とても印象に残っています。 心に引っかかるというか。 あのシーンは、映画では、直前の伊勢谷さん演じる堀木の言葉と相まって ますます凄みを帯びていたような・・・そんな記憶。 むしろ堀木の言葉が引っかかるのか・・・。 なんとも切ないです。 とにかく物語は淡々と進み、所々にちりばめられた印象的な映像に 気を取られていると置いていかれるという・・・。 でも、行間が広~くあいている、観る側にとても不親切な感じが 逆に自分の好きなシーン、好きな言葉を自由に思い起こさせてくれて心地良い。 感覚で味わう作品。 もう一度観てどう感じるか確かめてみたいですね。

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春生

1.5文学作品なんだよな

2010年2月1日
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鑑賞方法:試写会

知的

寝られる

プレミア試写会に行きました。 寺島しのぶさん以外の主要人物が勢ぞろいで豪華でした。 で作品ですが、 知的な(なんだよね)太宰作品なので、メリハリあるわけでもないので、 申し訳ないが、途中コックリしちゃったり・・。 試写会じゃなきゃ観なかったと思いますが、 生田斗真くんの飄々した葉蔵は、よかったと思います。 もし自分が女として、葉蔵と出会っても、ぜったい堕ちません!と思うけど、 実際だったら違うのかな。 伊勢谷演じる堀木は何なんだ?という印象、というか最悪です。 正直、個人的にはオススメ作品ではありません。 これは作品のせいではなく、個人的に合わなかっただけですので 悪しからず。

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とく