エスターのレビュー・感想・評価
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ネタバレさえなければ
十分興味を持って鑑賞できる作品。 すでにネットでネタバレを散見する状態になっているので難しいか? 当時はTSUTAYAのポップ、「この娘、何か変だ」に釣られて借りてみたのですが、確かに衝撃作でした。 しかし、日本人の私には中々理解しがたいものがあるのだが、子どもが居るのに更に養子縁組するとか後々揉める事しか想像できないのに何故?みたいな気持ちがする。 で、見た目も妙に雰囲気のあるお人形みたいなエスターが家庭に入るといきなり不穏な空気を醸し出すのが恐ろしい(笑) 何が起こるか?は観て確認した方が面白いです。
うーんお父さん
奥さんより来たばかりの娘を信用しちゃう旦那ってどうなの?きっと人はいいんだろうけど、、
殺されても一切感情移入できないな〜自業自得だなと思ってしまった
しかしいつの世も女性は敏感だね
実の子を守りたい母の気持ちってのは強い
あんたなんか娘じゃない!とラストの蹴りはスカッとしました。
まあ、エスターなりに男性に愛されたかったって気持ちは強いのか、感情的なシーンは印象的でした
病気のせいもあり、あそこまで歪んだ人間になったことに同情。
エスター役の子、当時12歳だったのね
終盤、本当に33歳に見せるような演技がすごい
お母さん役のヴェラファーミガーは綺麗で、色気もありそれが1番の見どころかもしれない
サイコサスペンスの傑作
凄く楽しめました。 音ではなく映像で恐怖を高めていくので凄く印象に残ります 主演のイザベル・ファーマンの演技が素晴らしく、映画を引き立てていました。 とにかく一度は見た方がいいと思います
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自宅にて鑑賞。製作にL.ディカプリオ、S.ダウニーが名を連ね『蝋人形の館('05)』のJ.コレット=セラが監督。他愛無い悪戯から徐々にエスカレートして行く過程が良かった。独特の種明かしが用意されており、そこそこのカタルシスと整合性を得る。“エスター”のI.ファーマン(撮影時12歳)、企みの表情が素晴らしく後半の(その歳に思えた)特殊メイクも違和感が無い、今後が愉しみ(ポスターやパッケージでは不気味さや違和感を出す為、鏡像を使ったシンメトリの画像を使っている)。派手さは無いがお薦め出来る一本。65/100点。
・実際に聴覚障害を持つ“マックス”のA.エンジニア、“エスター”との対比が際立ちキュート。“ケイト・コールマン”のV.ファーミガは云うに及ばず、シスター“アビゲイル”のCCHパウンダーも印象深い。男性陣が全く役立たずでイラつかせるがソレは製作側の術に嵌った証拠。エンドロールはD.フィンチャーの『セブン('95)』を髣髴させるが、厭きさせずに観せる創り込みに努力賞。
・鑑賞日:2011年11月10日(木)
じわじわ怖い
この作品はホラー・サスペンスに分類されていた。 序盤、エスターは実に気立てのいい娘で、それほど恐怖のようなものは感じない。 しかし、徐々に彼女のやばさが滲み出てくる。次第にそれはエスカレートしていき、なるほど、この作品がホラー・サスペンスであることに合点した。 この作品の良さは、エンジンのかけ方。エスターの正体については、伏線がいくつもあるのでそこまで驚かないが、わかるからこそじわじわ怖い。
すごく面白い
2回目の鑑賞で、ネタバレ状態で見たのだがそれでもとても面白かった。細かいところまでよくできていて、エスターの歯が怖かった。実際、あのように人と人を対立させるタイプの人はいるので、人のことを悪く言っているような人には気を付けなければならない。
一見、里親の親試しがテーマのようなのだが、全然違って異常人物の話だった。それでも養父に恋をしてあまりに不器用すぎるのと殺人に躊躇がなさすぎる気の毒な女にも見えるように作られているところが、素晴らしいセンスを感じる。
マックスちゃんが健気げかわいらしかった。氷の池に裸足で立っていたのが辛そうだった。
タイトルなし
面白いです。話の引っ張り方、いつ恐ろしいことが起きてもおかしくないような、背後に常にエスターがいて狙っていそうなカメラアングル。
絵に描いたように幸せな家庭が養子を引き取ったというより、どの家庭も何か問題や悩みを抱えているもので、その辺りをつつき崩壊させていくというところも。
最初はエスターが芸術肌の繊細な子どもだと思えて、いじめっ子やお兄ちゃんが憎らしくみえました。
いじめっ子をやっつけた辺りは快感ですらありました。
お兄ちゃんは実妹マックスが難聴なのに手話も覚えず遊んであげることもなく、エスターにもひどいこと言い過ぎで感じ悪い。
生意気なくせに窮地に陥ると結局「ママー」と情けない感じはちょっと可愛い。
エスターはすぐに手話を覚え遊んであげてマックスは懐きますが、それもエスターの作戦で口唇術を利用した辺りは舌を巻きました。最後までマックスがエスターを信頼していたらさらに面白かったかと。途中から利用の仕方がストレートすぎるし恐怖による支配に代わり、行動も行き過ぎ。
それでも子どもならばなぜこうなったのか、可哀想に見えていました。
段々「エスターはもしかしたら?」と疑わしくなり、予測は当たりました。
それでも、絵の才能はホンモノだろうしピアノも弾けて元お嬢様?なぜこうなった?どんな育ち?具体的な説明はありません。
またエスターは実は顔はメイクと入れ歯でした!より子どもの顔のままでよかったです。
大人の顔で付け狙うより、可愛い子どもの顔で恐ろしい形相の方がさらに怖いのではないかと。しかもメイクを取った顔は33才ではなく、55才くらいに見える。監督の33才のイメージがショックすぎる。歯が汚い理由も分からないし(薬でもやってたとか?)
あの絵が「子どもに見られ大人の男性から相手にされないから欲求不満だった」なんて心理を示してるならちょっと失礼でイヤですね。恋愛したいなら子どものフリしなければいいので。(むしろ子どもだと認識した上で襲う人はいなくてよかった·····)
現実にいそうな人にしてしまうと、不謹慎になりかねないから、現実離れしまくった設定になったのかもしれないですね。
とにかくエスター役の子、マックス役の子が可愛くて上手かったです。
パパが殺されてしまったのはびっくりしました。いい人なんだけど10年前に浮気はするし、妻を信用しないし妻を姑が虐めてたことと無視、エスターがおかしいことにも気づかず家族を危険に晒したからでしょうか。
気持ちよく騙された
サイコパスの子どもというとマコーレー・カルキンの【危険な遊び】、オカルトでいうと【オーメン】が思い出されたが、まさかの予想だにしなかった真相で、久しぶりに気持ちよく騙された。
後でエスターの姿を見返すと、ずっと感じていた違和感がすっきりと氷解。能面のような色白さも、妙なぽっちゃり体系も、風呂に入るときに鍵をかけたがることも、子どもらしからぬ知識量も。最後、化粧を落としたエスターの素顔がモンスターのように思えたのも不思議。
全体を通して古典的なサイコホラーの展開なのだが、殺される者、生き残る者のバランスがよくて変なストレスを受けなくてよい。自分の非を認めたくないのか、いつまでもエスターがいい子だと頑なに信じ込んでいた夫にイライラしていたので、彼の退場にはすっきり(笑)。
男性って、本当に頼られると弱いのね。
ただ、孤児院からエスターを送り出したシスターが、急に疑惑の目を向けたのが唐突ではあった。エスターの支配下に置かれているようで置かれなかった妹マックスの存在が救い。
余談だが、エスターはエストニアの精神病院から脱走した設定で、里親役の女優がウクライナ系。彼女がエスターに出会ったときに親しみを感じることに対して、説得力を持たせるようにキャスティングしていたとしたら凄い。
サイコスリラー
タイトル忘れてしまったけど昔観たオドレイトトゥがストーカーの話と少し似てた。 1992年のルームメイトとも似た雰囲気で女の◯チガイってゆーか、サイコパスは皆どーしても似たような描かれ方になっちゃうのね。 でも、実際それぞれ怖いから別にいいんですけど。 そして、この手のお決まりの鈍臭い脳みそふわふわ男もちゃんと登場して、鉄板で押さえるべきポイントを全て抑えてる。 まぁ、あれだ。世の男性達は嫁の言ってる事をちゃんと聞けって事ですよ。
ヘレデタリー超え
STARチャンネルにて、、近年観たなかではこのジャンル最上位、ヘレデタリーを遥か凌駕。しかしマグ7の悪役旦那が気付くのが遅い、エスター役がうまい、バグダッドカフェのママさんが久し振りに観られた、母役が守口博子似、、もしかしてエスターは生きてたりして、、んなアホな、怖すぎやん。
3つの感想
1. 脚本の穴 ます旦那が、電源を切られたのに警察に電話しないのは不自然。携帯電話は持っていた筈。フラフラと襲われるのを待ってたようにしか観えなかった。 エスターも頭が良いなら、出自が分かる本なぞ手元に置いてないだろうし、家族を崩壊させる動機が薄いとも感じた。 まあ、旦那はどうしようもないお馬鹿さん(でも優秀そうな設計士っぽかったけど)、エスターは元々病気だし自暴自棄になったと理解もできるが、登場人物が合理的な行動を取らないと冷める。 2. テーマ性の薄さ 原作があるから仕方ないけど、もう少し脚本を捻れば奥深い作品にできたような気もする。 もう少しエスターの人物造型や動機を観客が感情移入できるようにするとか。 あるいはもっとエンターテイメントにして、やられたと思わせた旦那がエスターにトドメを指す展開にするとか。 3. キャストと監督は◎ コレット=セラは、やはり最初から監督としては素晴らしいことは確認できた。 ヴェラ・ファーミガがここまで体当たりの演技をしているのも驚いた。 兄妹役の二人も上手で、日本にこんな子役はいないだろう。
大好きな映画
これは何回見ても面白い 正体を知りつつ何回も見てしまうし 映画好きな人には必ずオススメする映画です。 正体がわかるまでは終始イライライライラするし 旦那にもイライラする。 そこら辺のホラー映画より怖い。 正体わかった瞬間にスッキリする。 これはホラーサスペンス好きな人は絶対見てほしい作品。 近々このDVDを買おうとおもってます。
ダークキャッスル
三人目の子を死産で亡くしたケイト・コールマン(ファーミガ)だったが、耐えられない苦痛のために地元の孤児院で養子をもらうことを決意した。夫のジョン(サースガード)も聡明で大人びた一人の少女エスター(ファーマン)に惹きつけられ、彼女を養子として引き取ることになった。長男ダニエル(ジミー・ベネット)と聾学校に通う幼き長女マックス(アリアーナ・エンジニア)。ダニエルとは同じ小学校に通うが、風変わりな彼女はいきなりイジメに遭うが、大声で叫んだりして難を逃れる。兄妹の前で小鳥を殺すし、イジメっ子に対しては滑り台の上から突き落としてしまう・・・それでもジョンの前では従順だったり、ケイトの前でも愛情たっぷりな様子を魅せたりする。ピアノ教師だったケイトはエスターにピアノを教えるが、弾けない振りをしていた・・・突然のチャイコフスキーの演奏には驚かされる。
しばらく平和に暮らす家族だったが、孤児院の教師が書類を調べてわかった新事実を両親に伝えにくる。過去にも万引きとか傷害事件の現場にエスターがいたことを・・・。事実発覚を恐れたエスターは孤児院教師を罠にかける。そしてハンマーで殺害。従順だった妹マックスを銃で脅し、仲間に引き寄せてしまうという徹底ぶり。
そしてついにはケイトへの心理攻撃が始まる。なつかないことを理由に死産した子の形見であるバラを切り取ってプレゼントしたりという嫌がらせ。怒ったケイトがついエスターを押し倒すが、エスターは自分で自分の腕を万力にかけて骨折させる。そして元アル中だったケイトにワインを飲ませるように仕向けて、マックスが一人乗っていた車のサイドブレーキを外して・・・
そしてエスターの悪行に気づいたダニエルは殺人の証拠を探ろうとするが、逆に殺されそうになる。一方で過去にいたロシアの孤児院に電話してみるケイトだったが、そこが精神病院だったと知って驚愕。ダニエルは重傷を負ってICUに入れられたが奇跡的に助かった。そこをまたエスターが襲う・・・怒り狂ったケイトが鎮静剤で眠らされるなど、見た目は9歳の子供であるエスターには罪が無いと皆が思うところが憎いプロットだ。彼女は実はロシアでは連続殺人犯人で、異常ホルモンによって33歳までずっと子供の姿をした大人だったのだ。
やがてジョンを誘惑するエスター。しかし、失敗に終わり、ジョンをめった刺しにして殺してしまうのだ。ロシアから連絡を受けたケイトは病院を飛出し自宅へ戻り、クライマックスへ・・・
最初から死産の悪夢のシーンとか、交通事故を起こしそうになるシーンとか、わざとらしい恐怖の効果はバツグン!しかし、二度目となると、おいおいワザとらしいぞ!(笑)となってしまうはずだ。そして、ずっと首輪やバンドをしているエスターの秘密とか、二回目ならではの楽しみもあるのだが・・・やっぱり、本性を現わしたエスターの老けメイクが恐ろしかった。
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