エスターのレビュー・感想・評価
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ネタバレさえなければ
うーんお父さん
奥さんより来たばかりの娘を信用しちゃう旦那ってどうなの?きっと人はいいんだろうけど、、
殺されても一切感情移入できないな〜自業自得だなと思ってしまった
しかしいつの世も女性は敏感だね
実の子を守りたい母の気持ちってのは強い
あんたなんか娘じゃない!とラストの蹴りはスカッとしました。
まあ、エスターなりに男性に愛されたかったって気持ちは強いのか、感情的なシーンは印象的でした
病気のせいもあり、あそこまで歪んだ人間になったことに同情。
エスター役の子、当時12歳だったのね
終盤、本当に33歳に見せるような演技がすごい
お母さん役のヴェラファーミガーは綺麗で、色気もありそれが1番の見どころかもしれない
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自宅にて鑑賞。製作にL.ディカプリオ、S.ダウニーが名を連ね『蝋人形の館('05)』のJ.コレット=セラが監督。他愛無い悪戯から徐々にエスカレートして行く過程が良かった。独特の種明かしが用意されており、そこそこのカタルシスと整合性を得る。“エスター”のI.ファーマン(撮影時12歳)、企みの表情が素晴らしく後半の(その歳に思えた)特殊メイクも違和感が無い、今後が愉しみ(ポスターやパッケージでは不気味さや違和感を出す為、鏡像を使ったシンメトリの画像を使っている)。派手さは無いがお薦め出来る一本。65/100点。
・実際に聴覚障害を持つ“マックス”のA.エンジニア、“エスター”との対比が際立ちキュート。“ケイト・コールマン”のV.ファーミガは云うに及ばず、シスター“アビゲイル”のCCHパウンダーも印象深い。男性陣が全く役立たずでイラつかせるがソレは製作側の術に嵌った証拠。エンドロールはD.フィンチャーの『セブン('95)』を髣髴させるが、厭きさせずに観せる創り込みに努力賞。
・鑑賞日:2011年11月10日(木)
じわじわ怖い
すごく面白い
2回目の鑑賞で、ネタバレ状態で見たのだがそれでもとても面白かった。細かいところまでよくできていて、エスターの歯が怖かった。実際、あのように人と人を対立させるタイプの人はいるので、人のことを悪く言っているような人には気を付けなければならない。
一見、里親の親試しがテーマのようなのだが、全然違って異常人物の話だった。それでも養父に恋をしてあまりに不器用すぎるのと殺人に躊躇がなさすぎる気の毒な女にも見えるように作られているところが、素晴らしいセンスを感じる。
マックスちゃんが健気げかわいらしかった。氷の池に裸足で立っていたのが辛そうだった。
タイトルなし
面白いです。話の引っ張り方、いつ恐ろしいことが起きてもおかしくないような、背後に常にエスターがいて狙っていそうなカメラアングル。
絵に描いたように幸せな家庭が養子を引き取ったというより、どの家庭も何か問題や悩みを抱えているもので、その辺りをつつき崩壊させていくというところも。
最初はエスターが芸術肌の繊細な子どもだと思えて、いじめっ子やお兄ちゃんが憎らしくみえました。
いじめっ子をやっつけた辺りは快感ですらありました。
お兄ちゃんは実妹マックスが難聴なのに手話も覚えず遊んであげることもなく、エスターにもひどいこと言い過ぎで感じ悪い。
生意気なくせに窮地に陥ると結局「ママー」と情けない感じはちょっと可愛い。
エスターはすぐに手話を覚え遊んであげてマックスは懐きますが、それもエスターの作戦で口唇術を利用した辺りは舌を巻きました。最後までマックスがエスターを信頼していたらさらに面白かったかと。途中から利用の仕方がストレートすぎるし恐怖による支配に代わり、行動も行き過ぎ。
それでも子どもならばなぜこうなったのか、可哀想に見えていました。
段々「エスターはもしかしたら?」と疑わしくなり、予測は当たりました。
それでも、絵の才能はホンモノだろうしピアノも弾けて元お嬢様?なぜこうなった?どんな育ち?具体的な説明はありません。
またエスターは実は顔はメイクと入れ歯でした!より子どもの顔のままでよかったです。
大人の顔で付け狙うより、可愛い子どもの顔で恐ろしい形相の方がさらに怖いのではないかと。しかもメイクを取った顔は33才ではなく、55才くらいに見える。監督の33才のイメージがショックすぎる。歯が汚い理由も分からないし(薬でもやってたとか?)
あの絵が「子どもに見られ大人の男性から相手にされないから欲求不満だった」なんて心理を示してるならちょっと失礼でイヤですね。恋愛したいなら子どものフリしなければいいので。(むしろ子どもだと認識した上で襲う人はいなくてよかった·····)
現実にいそうな人にしてしまうと、不謹慎になりかねないから、現実離れしまくった設定になったのかもしれないですね。
とにかくエスター役の子、マックス役の子が可愛くて上手かったです。
パパが殺されてしまったのはびっくりしました。いい人なんだけど10年前に浮気はするし、妻を信用しないし妻を姑が虐めてたことと無視、エスターがおかしいことにも気づかず家族を危険に晒したからでしょうか。
気持ちよく騙された
サイコパスの子どもというとマコーレー・カルキンの【危険な遊び】、オカルトでいうと【オーメン】が思い出されたが、まさかの予想だにしなかった真相で、久しぶりに気持ちよく騙された。
後でエスターの姿を見返すと、ずっと感じていた違和感がすっきりと氷解。能面のような色白さも、妙なぽっちゃり体系も、風呂に入るときに鍵をかけたがることも、子どもらしからぬ知識量も。最後、化粧を落としたエスターの素顔がモンスターのように思えたのも不思議。
全体を通して古典的なサイコホラーの展開なのだが、殺される者、生き残る者のバランスがよくて変なストレスを受けなくてよい。自分の非を認めたくないのか、いつまでもエスターがいい子だと頑なに信じ込んでいた夫にイライラしていたので、彼の退場にはすっきり(笑)。
男性って、本当に頼られると弱いのね。
ただ、孤児院からエスターを送り出したシスターが、急に疑惑の目を向けたのが唐突ではあった。エスターの支配下に置かれているようで置かれなかった妹マックスの存在が救い。
余談だが、エスターはエストニアの精神病院から脱走した設定で、里親役の女優がウクライナ系。彼女がエスターに出会ったときに親しみを感じることに対して、説得力を持たせるようにキャスティングしていたとしたら凄い。
サイコスリラー
ヘレデタリー超え
3つの感想
1. 脚本の穴
ます旦那が、電源を切られたのに警察に電話しないのは不自然。携帯電話は持っていた筈。フラフラと襲われるのを待ってたようにしか観えなかった。
エスターも頭が良いなら、出自が分かる本なぞ手元に置いてないだろうし、家族を崩壊させる動機が薄いとも感じた。
まあ、旦那はどうしようもないお馬鹿さん(でも優秀そうな設計士っぽかったけど)、エスターは元々病気だし自暴自棄になったと理解もできるが、登場人物が合理的な行動を取らないと冷める。
2. テーマ性の薄さ
原作があるから仕方ないけど、もう少し脚本を捻れば奥深い作品にできたような気もする。
もう少しエスターの人物造型や動機を観客が感情移入できるようにするとか。
あるいはもっとエンターテイメントにして、やられたと思わせた旦那がエスターにトドメを指す展開にするとか。
3. キャストと監督は◎
コレット=セラは、やはり最初から監督としては素晴らしいことは確認できた。
ヴェラ・ファーミガがここまで体当たりの演技をしているのも驚いた。
兄妹役の二人も上手で、日本にこんな子役はいないだろう。
大好きな映画
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