サマーウォーズのレビュー・感想・評価
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順当に面白いエンタメアニメーション
最近色々とアニメを観るようになったので、細田守監督の最高傑作と言われる本作をNetflixで鑑賞。うん、普通に面白かったです。突出してないけど順当でした。
OZの世界観だったりアニメでしかできない表現が良かったですね。あれはなかなか実写では難しいでしょう。実写だと「レディ・プレイヤーワン」みたいに何処かしら現実と地続きになるので、いかにもアニメな世界観はアニメならではですよね。OZ内の中心が日本風のお城みたいな建物に変わっていく描写とか、頑張ればCGでも可能かも知れませんが実際問題大変過ぎて無理でしょうしごちゃごちゃし過ぎると実写ではわかりにくくなっちゃいますしね。でも、あれってアニメで作っててもハンパなく大変だったのではないでしょうか?
ストーリー的にはちょっと青過ぎて。それにいかにもアニメって表現には苦笑いだったというか。キスされて鼻血出るって何十年前から同じ表現してんねんっと思ってしまいました。あれはアニメのお約束ってヤツなのでしょうか?吉本新喜劇みたいな感じでわかる人にはドッカンドッカンくるみたいな?まぁ、アニメにリアルさを求めるのもお門違いな気もしますけどね。多分、細田守監督は優秀なアニメーターでありストーリーテラーではないのかなっと感じました。
主人公やヒロインもちゃんと活躍させてましたし、王道エンタメアニメーションだったのではないでしょうか?これで花札のルール知ってたらもっと楽しめたんだろうなぁ。
タイトルなし(ネタバレ)
金曜ロードショーでやってたので観ました。
細田守の新作竜とそばかすの姫が上映されるからね。
サマーウォーズは過去にも何回か観たことあるけど、久しぶりに見たら、サマーウォーズはガラケー時代だった。ガラケーでozにアクセスするなんて、多分パケット通信だから料金は月にうん10万円くらいになるんじゃない?
絵が暗い。もっと明るくても良い気がするけど、どうだろ?
OZの世界観は素晴らしいんだけど・・
細田守監督の最新作。
細田さんは「時をかける少女」(2006)で一躍有名になったアニメ監督。「時をかける少女」は一昔前(1983年)に原田知世さん主演の実写映画が制作されてるが、そのリメイク(というか続編?)。かなり大胆な解釈というか、活発なキャラクターが作品内でバタバタと暴れ回る、凄くアニメらしい、楽しい作品だった。
同じく監督をされた、ONE PIECEの劇場版アニメ「ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」(2005)も拝見した。ONE PIECEの他の劇場版は観ていないが、テーマが仲間の絆であり、子供向けとは思えない(…というか、完全に大人向けだったように思う)、ONE PIECE特有のお気楽なノリだけではなく、仲間内での感情の軋轢を扱った、かなり深いテーマの作品だった。そして、もちろんアニメとしても大変完成度が高かった。
そんな監督の作品なので、観る前から期待大。
さて、内容だが、さすがという完成度。アニメとして。キャラも活き活きと動いてる。主人公とヒロインの声優はかなり演技が下手糞だったが、全体的にクオリティは高い。しかし、脚本、というか世界観にかなり穴があったように思う。
まず、事件の発端である「ハッキング」。もっと詳しく言うと「パスワード解除」。OZという仮想空間は、アニメらしい素晴らしい表現、早く実現してくれないかな?と思えるようなワクワクするような世界観だったが、人類の大半が繋がっているいわば超大規模なSNSサイトなんだよね、これって?最高のセキュリティが施されているはずではないのか?主人公含めて世界で55人も解いてしまえるような簡単な暗号が、管理者パスワードのはずがないじゃないか。。今のネットセキュリティに関する知識が無いか、あえて無視したかのどちらか。はっきり言って、現在の暗号は暗算で解けるようなレベルの代物ではない。
事件の発端なので、これが発生しないと物語が進まないわけで、主人公の特徴「数学オリンピックの代表になるくらいの数学力」が生きる場面はココにしかないわけだが、あまりに展開が強引過ぎる。。
また、既に日本ではかなり失われているであろう、大家族的な繋がりのある血族の中に、主人公が突如ほうりこまれる展開はリアリティが無いのだが、とりあえず良しとする。大規模サーバや漁船などアニメ的な強引な展開も必然性あるし面白いから良い。しかし、そもそもOZのハッキングPGは、「知識欲」のみを植えつけられたPGなんだよね。そして「ゲーム好き」。そんな特徴のPGが、何で衛星を原発に落とそうなんて考えるんだ??
こないだ、小説「アイの物語」を読んで、進化したAIは人間とは全く違った存在で、むしろ人間よりも倫理的である、という結論を感じた身として、どうもこの展開が納得いかない。何故コンピュータが人類の滅亡など望むのだろうか??
「世界を救え!!」という話は、昔からアニメで扱ってる使い古されたものだけど、さすがにここまで何度も扱われると嘘臭くなる。単に「家族を守る」って展開でもいいじゃないか。このアニメのテーマは「家族の絆」なわけだし。
小説もアニメもフィクションなので、現実的である必要は無い。しかし、前提となる「世界観」から逸脱するのは論外。どんなフィクションでも「世界観」が作りこまれていないと、作品自体の説得力を失ってしまう。
そういう意味で、ちょっとこの「サマーウォーズ」、世界観の環境設定が物足りなかった。
あとは「恋愛」。別にいらないよなー、この要素(笑)
この作品の中で、無理に主人公と夏希がくっつく必然性が無い。
前回観た「東のエデン」もそうなのだが、無理に「恋愛」話に持ってく必要無いんだけど。。
OZの表現とか素晴らしかっただけに、その2点が残念だった。
『デジモンアドベンチャー ぼくらのサマーウォーゲーム』。 あまりに正しすぎる世界観は面白みに欠ける。
仮想空間「OZ」を襲う脅威に、天才数学高校生の健二と戦国時代から続く名家である陣内家が立ち向かうSFアクション・アニメーション。
監督/原作は『デジモン・アドベンチャー』シリーズや『時をかける少女』の細田守。
脚本は『学校の怪談』シリーズや『時をかける少女』の奥寺佐渡子。
主人公、小磯健二の声を演じるのは『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』の神木隆之介。
陣内家の1人、陣内由美の声を演じるのは『時をかける少女』『ハルフウェイ』の仲里依紗。
第33回 日本アカデミー賞において、最優秀アニメーション作品賞を受賞!
今や夏休みアニメの定番となった、甘酸っぱい香りが漂うジュブナイル映画。ハイクオリティのアニメーションと山下達郎の主題歌は、公開から10年以上経った今でも全く古びていない。
世間的には名作として扱われる本作。
しかーし!!個人的には全く乗れなかった🌀
仮想空間がどうのこうのとやっとりますが、とどのつまりこの映画が伝えたいテーマとは「家族の絆」でしょう。
「家族」に焦点を当てた映画の場合、登場する家族をどれだけ魅力的に描けるのかが肝だと思うのだが、この陣内家には全く魅力を感じない。映画を通して誰のことも好きになれなかった。
陣内家は家母長制とでも言えばいいのか、90歳の老婆、陣内栄が全ての決定権を握っている。
栄は政界のフィクサー的な存在であり、日本国内において絶大な影響力を持っている。
そんな二階俊博みたいな怪物を、一族全員が「ばーちゃん大好き❤」みたいな感じで慕っているのである。
こんなデカい家で、90歳の余命幾ばくもない婆さんが権力者…。こんなん間違いなくドロドロした人間関係が生まれる!「犬神家の一族」ばりの骨肉の争いが起こるに違いない!!
そこを描かずして、「田舎の名家」を語ろうなどとは笑止千万。何を綺麗事抜かしてんだ!
気になるのは本作の一応のヴィラン、侘助の描かれ方。彼は栄の夫・徳衛が妾に産ませた子供であり他の一族の人間とは立場が違う。そりゃそんな人間があんなベタベタ気持ち悪い一族の中で育てば反発もするだろう。当たり前である。
それなのに一族の人間は自分たちの態度を省みることなく、彼を最後まではみ出し者として扱う。そしてその結末は侘助本人が反省し改心してしまうというゲロ甘な展開。なんかこれ同調圧力みたいで気味が悪い。
「家族の絆」なんて、何百万回と描かれてきた普遍的なもの。それを映画のテーマに据えるには強度のある物語が必要である。物語に強度を出すためには、ファミリームービーだとしても多少は嫌なものや残酷なものを描かないと。全てが”正しい”価値観で固められた、頭の中がお花畑なファンタジーなんてわざわざ観たくないっつーの。
陣内家の描き方には吐き気がするが、物語の細かいディテールもやっぱりあまり上手くない。
まずヒロインである夏希。彼女のキャラがとにかく弱い。美少女であること以外になんの特徴もないじゃん。
そしてなぜ彼女が最後の勝負に挑んだのかわからない。実は一族の中でもずば抜けて花札が上手いとか、そういう描写は絶対に必要だったと思う。まぁ現実世界の花札の強さが仮想空間でも影響を及ぼすのかはよくわかんないんだけど、それでも何かしらの理由付けはいるはず。「ヒロインだから」は理由じゃねぇ!!
あと、この夏希の声が…💦申し訳ないが桜庭ななみさんは声優に向いていないと思います。
あれだけの惨事の中、解決に向けて行動していたのが陣内家だけというのも…。ペンタゴンがそもそもの原因だったはずだが、こいつらは何やってたんだ?日本政府の人らも、栄さんに散々「あんたなら出来る」とか言われてたのに、最終決戦は陣内家に丸投げかよっ∑(゚Д゚)
そして「OZ」での闘い。これ、プレイヤーは具体的に何やってんの?
そりゃ、キーボードをカチャカチャしとけばなんかやってる感出るんだろうけどさ。タイピングのスピード=強さなの?「punch!」とか「jump!」とか打ち込んでたのかな?
最後の「よろしくお願いしまーす!」も、名シーンっぽく扱われてるけど具体的に何やってるのかはよくわからん。
そもそも暗号解く方法ってなんだったんでしょうか?なんとなくで良いから観客に伝わる様な説明が欲しかった。
家族の絆で脅威と戦うという、至極真っ当な物語ですが、漂白されすぎていて面白みに欠ける。
扱っている題材から、どうしても細田守の過去監督作品『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』(2000)と比較してしまうが、その文句のつけようのない完成度と比べると本作はまったくのヘナチョコ。足下にも及んでいない。
そもそも『デジモン』の焼き直しの様な作品を作る意味があったのか疑問である。
一時は”ポスト宮崎駿”のように猛プッシュされていた細田守だが、今やそんなこと誰も言っていない。あのゴリ押しは一体なんだったんだろう。
というか、本作を観れば監督としての技量が宮崎駿に及んでいないことくらい明白じゃん。過度な期待は本人の為にもならないっすよ。
制作側に従順な観客になりました
少ないですが他の方のレビューにあるようにツッコミどころは沢山あります。
でも、音楽が観た後にも残ったり、色彩が美しかったと思います。
筋書き的には予想通りの展開です。痛快なほど、観てる間に内容は読めます。
但し、その表現力、音響、映像は予想の範囲を超えます。無駄とも言えるかもしれません。
夏希の設定がイマイチなのが残念だったと思います。
どう言う人物像にしたいのかがあやふやに見えました。ヒロインにしたいなら、侘助への想いは邪魔な設定、或いは描き方が良くなかったと思います。健二が行く事になったのはジャンケンでなく、夏希の想いだったような仕立てでないと、単に見る目もなく、男を渡り歩く体たらくの女にしか描写できてません。
詰め込みすぎなような…
10年前の作品だが今になって初めて鑑賞。4DXで鑑賞したが、OZの空間と4DXがとてもマッチしていたように思う。4DXを楽しむという点ではとても良かった。
作品の内容としては個人的にはあまり惹かれるものがなく終盤は退屈だった。
10年前の作品とはいえこの作品のキーとなるOZの世界は現代に置き換えても画期的なものだと思う。
そんな近未来的な描写と、対照的な田舎の大家族というのがどうもマッチしてるように思えなかった。
伝えたいことや描きたいことはなんとなくは伝わってはくるがそこに矛盾点が気になりどうもこの作品の世界観には入れなかった。
アニメーション作品のため一定の現実離れした描写は現実世界から離れて魅力を感じるが、OZの世界を高校生中学生が牛耳ってしまうのはあまりにかけ離れ過ぎてる感が否めなかった。
人工知能を開発した叔父さんも二転三転した描写が多くキャラクターとして魅力を感じない。
ただ多くの人から支持されている作品なわけだから僕のような感想は少数に過ぎないのであろう。
今回4DXで上映されるのはこの作品のファンの方々の為であろう。4DXと作品がマッチしてる事は間違いない。この作品のファンの方は4DXで更に楽しむことができると思う。
4DXの意味
6本目
正直言えば4DXじゃなくていい
その代わりドルビーシネマで上映して欲しい
でも面白い
74から75に変わる瞬間とか感極まる
「こんなんお約束じゃん!?」
そうだよお約束だよ、だから面白いんじゃん
みんなが逃げる準備をしている時、健二だけは陣内家だった
そこから「お願いしまーーーーーーす!!」からの温泉までお約束ですよ
家族はいいね
でもだから何で4DX?
でもまた大画面で、もう一度サマーウォーズが見れたことに感謝
夏に観たくなる!
栄ばあちゃんを中心とした
大賑わいの親戚達の
ワイワイとした感じや
古き良き時代の日本の風景に感じられる。
栄ばあちゃんが電話するシーンは
胸があつくなるし
こいこいの場面ではつい一緒に声だしたくなる
お願いしまぁーす!のところでは
一緒にクリックしたくなる、笑
音楽がとにかくすばらしく、
栄の活躍や
一億五千万の奇跡なんかは
ふとしたときに聴きたくなってしまう。
夏にぴったりの作品。
オタク・ウォーズ(数学オタクにゲームオタクにアニメオタクそして…私、映画オタク)
再見したが4DXで観ようが観まいがやはりよく出来た作品だと思う。先ず脚本が巧い。全ての情報が有機的に繋がっていて殆ど無駄な情報がない。ただ今回再見して気付いたが侘助のキャラが余り立っていない。「旧家の問題児+元々こいつのした事が全ての始まり」キャラの枠を出ていない。特に後半は影が薄い。まあ、夏希の心が健二に向くのを自然に描くにはその方が良かったかも知れないが。まあ、お祖母ちゃんが(自分とは)血の繋がっていない侘助を家族に迎え入れた度量の広さにホロリとしたことで帳消しにしましょう。さて、実は話そのものは冷静に考えればかなり突っ込みどころ満載である。例えば、片方で世界を揺るがす大事件が起きているのに高校野球の試合を続けているなど本来はあり得ない。ただそういう所にに馬鹿馬鹿しさを感じる隙を与えずに観るものを映画の世界に没頭させる細井守の演出力である。また、逆説的に言えばそこがアニメ映画が実写映画に優る点かも知れない。ヴァーチャルの世界の描き方は今後もどんどん変化していくだろうけれども、この時点ではヴァーチャル世界と実世界とを上手くバランスを持って描けていたと思う。
繋がりは力
第33回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞受賞作。
"金曜ロードSHOW!" で鑑賞。
ノベライズは未読。
AIの暴走による世界の危機に立ち向かうのは、戦国武将の血を引く田舎の大家族と数学オタクの少年。斬新な組み合わせに戸惑いましたが、なかなかどうして琴線に触れて来た。
田舎の大家族と言えど、生活にネットは欠かせない。それが機能しなくなった時思わぬ悲劇が。混乱に陥った世界を救うために一致団結。クライマックスの総力戦が胸アツである。
デジタル対アナログの戦いにおいて最後にものを言ったのは家族の強い絆と遥かな想い出、紙に書いた計算式であった。
時代の流れや文明の発展と共に失われる風景や他者との繋がりを思い出させてくれる、豊かなストーリーに感動した。
[余談1]
細田作品お馴染みの夏の入道雲、とても印象的だった。「夏だなぁ…」と実感出来るし、夏ならではの高揚感が沸き上がって来た。当然、鑑賞のテンションも暴上げである。
[余談2]
後々「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」を鑑賞し、本作と殆ど同じストーリーだったので驚いた。
電脳空間でのアクションとカタルシス、クライマックスのハラハラ・ドキドキは、段違いに本作の方が良かった。
[以降の鑑賞記録]
2012/07/20:金曜ロードSHOW!
2013/? ?/? ?:DVD
2015/07/03:金曜ロードSHOW!
2017/08/18:金曜ロードSHOW!
2019/07/19:金曜ロードSHOW!(本編ノーカット)
2021/07/16:金曜ロードショー
2023/08/06:kino cinema 神戸国際
※修正(2025/08/01)
好きな人は好きなはず。でも自分は好きじゃない(笑)
サマーウォーズという邦題だから夏っぽいことをするのかと思いきや全然そんなことなく戸惑ってしまった。
OZという仮想世界が好きな人は好きなのかもしれないが自分としてはそれがどうしたという感じで(笑)
夏なんだからパソコンばっかいじってないで外で遊べよ、海とか山とかいろいろあるだろと田舎暮らしの人ほどツッコむはず。
てゆうか夏である必要も感じられない。
夏で憧れの先輩と一つ屋根の下という童貞君が好きそうな設定を無理矢理組み込みたかったようで冬でもいいじゃんという感じw
あと親戚一同が多すぎ。
多すぎて性格はおろか名前すら覚えてねえしみんな薄っぺらでどうでもいいやという感じ。
家族の素晴らしさを説きたかったのかもしれないがこんな家族のどこがいい?
こんな誰にも感情移入できないクローン人間が蔓延るような家族うらやましい?
そりゃあ家族は素晴らしいものだがいい事ばかりじゃない。
作り手の「家族って問答無用に素晴らしいものなんだ」という主張が薄っぺらだしウザいし鼻に付くのは私だけかw
頭が空っぽで純粋無垢な人は入り込めるのかもしれないが自分のような考えてしまう人間にはいろいろとノレなかったしキツイ作品だった。
え、ポストジブリ?(笑)ご冗談でしょ。
あと美少女アバターはマジでキモいんだけどw
見直してみた
別に細田守に恨みはない。むしろ若手監督のなかでは一番期待しているし、この前の
時をかける少女
は傑作だと思った。
だからこそ、その後の体たらくにはケチつけたくなる。サマーウォーズについてはどうにも受け付けない要素を書いてみる。
まず、あの陣内家のばあさん。「真田丸」で広く知られたからすぐわかるとおもうが、真田家の丸写しなのだ、陣内家は
頭が古いばあさん、戦国時代からのあまりに古すぎる家筋にこだわり、しかもそれを利用する。ずりー。
だいたい、武田家臣団の中には信長に逆さ磔にされたり悲惨な最後をとげた人も何人もいるんだぜ。
いや、真田じゃないですから陣内ですからは通らないだろ、武田家臣のよしみでとか言ってるし
侘助の資金
これはばあさんが許可して土地を売ったのか、侘助が勝手にやったのか、いまいちはっきりしないのだが、勝手に売買することは不可能なんだよ。どうでもいいかもしらんが、侘助がアメリカに渡る資金だったわけだからちゃんと説明するべきだ。
どうでもいいといえば、カズマ君の少林寺拳法(笑)
テレビ放映ではカットされるらしいが、どうしてかと考えたがおそらくは
少林寺拳法っぽい少林寺拳法じゃないからだろう。
これは細かい説明は省くが何もカットせんでも、
なんとかおじさんにオズを通じて少林寺拳法を習ったというおばはんのセリフをカンフー、あるいは拳法を習った、とてきとーに変えればいいじゃんか。
このことも細かい話かもしれないが、ラストに三段構えで変なAI?と戦う一番手なカズマ君はそれなりに主要キャラだからてきとーでいいとはおもわないが。
しかしながら、一番受け付けないのはもうさあ…
このなんつーの?田舎の人たちの古さね。耐えられねえ
確か細田守は富山出身、北陸さらに中部までけっこう頭が古い。この、盆や正月に親戚一同集まって長テーブルでわいわい食事
特に北陸ではお馴染み。
別に悪いことじゃないじゃないか、うちの田舎でもそうだというか知らんが、オレはやだ(笑)
大抵はこんなふうに和気あいあいじゃねえ、年長者の強制押し付け。
うがあ!!耐えられねえ〜
ストーリーも全体的に、ばばあは召されてしまうが、あとはすべて万々歳。もうなんだかわけがわからん。
こんなもんが夏の風物詩とか…ちょっと日本病んでないか?やっぱり八っ墓村やったほうがまともだとおもうが。
そういや主人公の少年、田治見家に帰ってきた寺田辰弥みたい。ばばあが仕切ってるとことか案外共通点あるな。ばあさんは遺影がひとりでに表情変わってるしホラー?
まだ間に合う
将棋の駒の動かし方くらで十分で花札は知らなくても良いのだが、のっけから大学生の婚前交渉、婚外交渉、フリーセックスが笑いながら語られるという皮肉なスタートのアニメ映画だったが、観ているうちに泣けて来る、中身のある映画だった。いざとなるとコンピュータ技術を知っている人が助けてくれるのが現状だが、その構造の中でもある部分、それは重要だったが、挑んだのは高校生の美少女と信用を授ける世界の人達だった。最後にコンピュータの知識人が英雄になるというのは、正直癪に障るが、それが現実だ。しかし、コンピュータネットワークのネットワークが乗っ取られたら社会が機能不全になると言うのは、既に、蒸気機関の発明とか、電気の発明とかそういう時代から人類の宿命となってしまっていたのだ。でもそれぞれの協力者の出来る範囲で解決のジグソーパズルのピースの一つになっている。崩壊の原因も、世界中にある原子力発電所のどれかにネットからの操作不能から現実の物理的破壊の重力を持つ人工衛星が堕ちるというものだった。そして時間。間に合うか間に合わないか。時間。それも現代の意識を弄ぶもの。こんなに未来的な話でありながら、バックボーンには、封建だと現代人に嫌われる家柄の見直しがある。一族の団結。そして主人公は高校生という初々しい憧れが、生涯の伴侶との結ばれのような予測がある。それは、一族を背負って立ってきた気丈な祖母の遺言でもある。家族の承認と永遠の伴侶。それが現代の崩壊シーンの中で問い掛けていた。キスシーンだってマウスツーマウスのディープなものではない。一族がはやし立てても、緊張で出来ない。むしろヒロインのほうが主人公の頬に軽くキスをすると、主人公は鼻血を大量に出して倒れてしまうのだ。珍しく新しい映画の中では良作だと思う。もっと堅物にしても良いくらいだが、抑制は十分、今の性倫理崩壊状況の中では効いている範囲だと思わねばならないし、祝福でもある。細田守監督が年齢的に同級生だったのを知った。アニメ
の『時をかける少女』の監督だった。この作品もとても良いものだった。他の作品は知らないが、性倫理も節度を保つ認識を予想されるし、温故知新併せ持つような、良心的なイメージを持った。これを書いている時にはNHK朝ドラで『ひよっこ』に出演している、沢村一樹と佐々木蔵之介も年齢的に同級生たちが良い演技をしているし、同年代が随分頑張っているのに、私自身はしょうがないなと言う気もしながらコメントを書いているが、私は私自身の能力までしか発揮出来なかった。仕方が無い。他人は出来ない事が出来るのだ。だが、そう思いながら、このアニメ映画の中の人達が、それぞれの個性を活かしていたのが思い出された。むしろ足を引っ張ってしまった人達でさえも、展開がスリリングになり、リカバリーされているし、恨みを残していない。日本テレビで放映されていたのだが、このアニメ映画は、トラウマで性と暴力に汚れまったトラップな人に騙されて汚される前の、真面目で純粋な高校生や大学生が観たら日本も回復するかも知れないと思えた。今の世界のトップはもう観ても手遅れなのかも知れない。現実にはあんな大混乱が起きたら死者が出ないわけがないのだが、死者さえ出さない物語にしてあった。厳密にいうと、一族の重要な祖母が一人死んだが、貴重な遺言が一族の団結を高めた。私の力でしか書けなかったが、計算された深いヒューマニズムあるアニメーションだったと思う。観て良かった。
ひどい映画でした
ひどい映画でした。
まず、 いつまで たっても サマーウォーズが始まりません。 退屈です。 サマーウォーズが始まるのは映画開始から 25分後です。 それまでは延々と暇な内容です。
ストーリーも不自然すぎます。 主人公は、 なぜか犯人じゃないのに犯人と言われ全国指名手配されます。 意味不明です。 映画の中盤で、 [実は、 主人公の回答は間違っていたのでハッキングに失敗していた] と言われます。 なら、 なぜ指名手配されていたのですか? このような意味不明なストーリーで、 全く理解できません。 [寿命で死ぬ一日前まで非常に元気だったおばあさん] も不自然すぎます。 それいがいにも、 不自然かつ軽薄かつ単調なストーリーが続くだけで、 全く面白くありません。
せめて 素晴らしいヒロインでも登場すれば ましになりますが、 ヒロインの なつき先輩は無能で低俗な生き物です。 これがヒロインとは、 ひどすぎます。 [狼に またがって村を襲え] とまでは言いませんが、 せめて [男子を騙して恋人のふりをさせて おばあちゃんに あわせる] という劣悪な行動を取ることだけは やめていただきたかったです。
それでも評価を 0点にしなかったのは、 唯一の見せ場である CG が美しく かっこよかったからです。 ただし、 この程度の CG は珍しくないので、 やはり推奨するには値しませんが。
ついでに いっておきますと、 私は細田守監督の作品で感動したことが 一度もありません。 思想も信念も人生も何もない、 軽薄な子供だましの作品を大量生産するのは、 そろそろ やめていただきたいです。
監督が「優越感に浸る」ための映画
本作は、世界の危機を救う「ごく普通の大家族」の姿を通じて
「家族の素晴らしさ」を描いた作品・・・だそうです。
とってつけたようなテーマ性を掲げても、仕上がったものが「全然違う」のであれば、
本来その作品は「駄作」です。
細田監督が本作で「本当に描きたかったもの」は、OZとラブマシーンでしょう。
因みに大家族のことは「後付け(ダシ)」です。
そもそもぶっちゃけると、OZを倒すのは「家族じゃなくてもいい」のです。
それこそ「学級」でもいい。
クラス一丸となって、花札でもUNOでもしてラブマシーンを倒せばいいのです。
この世界の混乱と危機か全人類を救ったのは、国連でも政府でも軍でもなく、
「ごく普通の家族」だった。
その事実によって生じる「世界中に対する“優越感”」が、本作における
カタルシスの“正体”です。
細田守監督は本作での試みが「成功した」と思って、当時はさぞ満足したと思います。
「今まで誰も手をつけたことの無いジャンルの映画を作ったぞ!」
~と。
いやいや、端から誰も「そこ」は目指さないでしょう。
また、後の作品でもこの監督は毎回やってますが、
「本来、家族の素晴らしさってこうですよね?」
「本来、母親が子育をすることの素晴らしさってこうですよね?」
「本来、父親と子供の関係ってこうですよね?」
~という観客への問いかけって、今更「必要」ですか?
監督本人が、それらの素晴らしさを「本当は分かっていない」のに、
さも
「ほらね、僕はちゃんと分かっていますよ♪」
「要するにこういうことなんですよね?」
~と、世間に向けて「答え合わせをしている」かのように見えます。
(とはいえ、なんだか毎度『突拍子も無い回答』が多い気がしますけどこの監督・・・)
この監督の描く家族や母親、父親、親子関係が「表面的」でどこか「現実味に欠ける(つまり嘘っぱち)」のは
上記の理由のほかにもう一つあります。
単純「肝心なもの」を描いていないからです。
「愛情」
この監督、愛情を「狙って避けているんじゃないか?」って疑いたくなるくらい描かない。
そこに踏み込めないクセに、家族だ子育てだと・・・。
だから、ラブマシーンというバケモノを「家族で倒す」ことで“済ませる”。
「オオカミでも人間でも、好きな生き方を選びなさい」と言って、オオカミの道を
選んだ我が子を「笑顔で見送る」ことで“済ませる”。
「心の中の剣」になって主人公に「力を与える」ことで“済ませる”。
気味が悪い。
冒頭でヒロインが「募集人員1名なの♪」のときにするポーズ然り
栄ばあちゃんの奮闘ぶりや家族に遺した手紙の
「一番いけないのは、お腹が空いていることと、一人でいることだから」
といったメッセージ然り
劇中のすべてのキャラクターの見せる「喜怒哀楽」然り
すべてが「上っ面」。
「サマーウォーズ」は「家族」を描いた映画だそうなので、OZの世界の
描写やキングカズマとラブマシーンとの戦闘シーン、花札でラブマシーンを
倒す、といった部分について、アニメーション的な部分も含めて僕は
「評価しません」。
よって☆1つです。
家族の愛、人同士のつながり
世界中につながる仮想空間Oz。あらゆることがネット上でできる時代。趣味、買い物、仕事さえも。そのOzが、ある日乗っ取られる。
主人公小磯健二は数学が得意なだけのパソコン少年。夏の一日、先輩の篠原夏希にバイトを頼まれて彼女の一族の集まりに彼氏役で参加する。慣れない大家族に戸惑いつつも田舎暮らしを体験していたそんなとき、たまたま手元に届いた数式暗号を解いたところ、Ozの乗っ取り犯人にさせられてしまい。さて・・・。
コンピューターウイルスがOzのアバターを乗っ取っていき、世界を脅かす。仕事にも使用されるOzを介して、あらゆるシステムに侵入し世の中を混乱させていく。それに主人公と周囲の人たちが立ち向かう。そんなストーリーです。
テンポが良く、最後まで飽きずにみられます。昔ながらの大家族と現代の仮想空間やらネットワークなんて相容れないようなものなのに、実によく融和しているように感じました。
作中でおばあちゃんが言っていたように 「大切なのは人と人とのつながり」ということなのでしょう。
印象的だったシーンは、おばあちゃんの亡くなってから。陣内の人達のふれあい、花札のシーンでしょうか。
おばあちゃん、陣内の人達はそれぞれキャラが立っていて良かったです。
わび助さんは実は一番おばあちゃん思いだったんじゃないかなと感じました。
気弱な主人公も、最後は皆に認められてハッピーエンドで何よりでした。〈翔太以外〉
家族の絆
家族の絆、諦めない姿勢、挑戦する姿勢がよく表れてるな。と思う作品。
強く印象に残ってるのは、
侘助さんが、栄お婆ちゃんの死をなつきから聴かされる所。
その後、事故りながらも家に帰ってきて
「婆ちゃん、婆ちゃん…!」と叫びながら車から出てきて、
栄お婆ちゃんの枕元で、
「婆ちゃん…ただいま…」
嫌味を言っても、叱られても。
やっぱり家族が、養子だとしても親が死ぬのは辛いものだと思います。
あと、地上波ロードショーではよくカットされる野球中継も伏線なので、知らない方はDVD版などでご覧下さいな。
今までアニメを見くびってました。ごめんなさい。
やばーーーーーーーーーーーい!!!!!
好きな映画トップ5に変動が!!
1位:初恋
2位:サマーウォーズ
3位:ピンポン
4位:八日目の蝉
5位:悼む人
邦画ばっかやん!っていうね。
すごい好きだけど今思い出してないだけっていうのもいっぱいありそう。
まぁランキングにするとか無理だよね。無理無理。
しかしすごい泣いたーーーーーー!!!!!
「バケモノの子」の公開を記念して、細田守監督の作品「時をかける少女」「おおかみこどもの雨と雪」「サマーウォーズ」の三作がHuluで8/31まで限定配信中だったから、観てみた。
しかも他の二作を観て満足してて、危うくこれを観損ねるところだった。
忘れなくてよかったーーーーーーーーーー!!!!!!!
まじ泣いた。
私コンピューターのこととかよくわからないから、
なんで突然カジノステージみたいなのが現れたの?とか、
なんで不利と知りながら人工知能は花札の勝負をOKしたの?とか、
もっとすごい勢いで相手のパターンとかを学習して強くなっちゃうんじゃないの?とか思ったし、
スーパー心狭いから、
諸悪の根源を作り出したオジサンのことみんなそんなにアッサリ許すの?とか思ったんだけど。
でも!!!!!!
飲み込むーーーーーーーーー!!!!!!(飲み込んでない
だってさ、こんな感動する作品だとは思わなかった。
アニメを完全に甘く見てたよね。
今まで、「え、ジブリじゃないの?じゃあいいや」って感じだったし。
っていうか細田守さん自体、ジブリの一員だと思ってた。あはは
小さい力がいつの間にか関係ない人たちをも巻き込んで壮大な力になっていく。
良い力も、悪い力も。
最後、バラバラになっていくシーンの映像が圧倒的だったなぁー。
ウサちゃん(名前忘れた)も無事戻ってきたし♪
トドメ刺せたし♪
本当に観てよかった。しかもちゃんと夏に!
大好きな映画になりました♡
まあおもしろかった
普段アニメはほとんど見ないです。映画くらい。
何の前情報も入れないで見ました。最後まで退屈しないで面白かった。絵がいかにもアニメなのに声が素人っぽいのが、いかにもアニメっぽい表現の多い絵面に不釣合な気がした。せめてヒロインとおばあちゃんはプロの声優だったらもっと存在感が違ったのにと残念に思った。キャラが全体的にただの記号すぎて血が通ってる感じがしなくあまり感情移入はできなかった。おばあちゃんなんて設定はてんこ盛りなのにいまいち魅力的に感じられなかった。アニメだから野暮なことは言いたくないけど、実家の生活感とかリアリティを重んじて描いていたんだと思うのでおばあちゃんにももう少し90歳感あってもいいとおもう。「着物のおばあちゃん」て本当にただの記号なんだなーって思いました。ちなみに紋入りの着物なんて普段着には着ない…。あとおばあちゃんが興奮して方々のオエライサン()にかけてた電話はほとんど意味ないと思う。大変マヌケに見えました。
仮想空間の世界観はすばらしかった!!ここだけは劇場で鑑賞したかった。敵を閉じ込めたところが城塞になっていくところは最高にしびれまた。ただ専門的なことに詳しくないので絵面の凄さで細かい理屈が煙に巻かれてる感はあったけど。閉じ込めてどうするのだろう?ヒロインは普通に花札が上手なだけなのに(誰よりも強い描写はなかった)どんどん勝ってたのでよっぽど相手に不利なのだと思うとちょっと不公平な気もした。世界中の人たちが自分のアカウントを差し出してくれたところにはグッときました。主人公は最後まで諦めないで好感が持てる。パッとしなくても中身がかっこいい男だということにヒロインがちゃんと気付けてよかったね。
好きか嫌いかと言われたら、とてもふつー。
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