南極料理人のレビュー・感想・評価
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-20度と-40度と-70度は違う
ハマると楽しい映画。全体的につたない感じはあるけど雰囲気は出来ている。
ドラマとしてはわざとらしさがないのが良かった。監督が意図的に「美味しい」というセリフを入れなかったと言っていたが、全体を通して大袈裟にならず、小さな幸せが幸せに感じられる雰囲気が出来ていた。
ただ、ひとつ残念なのは極寒のリアリティの無さだ。ドラマ部分のリアリティを台無しにしている。
地球の果ての極寒の地で男八人
この南極の観測基地は本物なのか。氷点下50度の世界がリアリティあり過ぎ。ふざけすぎている気もしないではないが、このくらいのことはあるだろうとも思う。通信は繋がっているのでそんなに悲惨な場面はない。食事シーンと調理シーンがメインである。はじめはあちこちから集まってきていた隊員たちが、後半にゆくにつれて仲良くなってゆく様が素晴らしかった。美味しい料理をご馳走さまと言いたい。
堺雅人が若い。ほかにきたろう、生瀬勝久、高良健吾、豊原功補、古舘寛治など新鮮な組み合わせだ。主役の料理人は、海上自衛隊からの派遣だそうで、その当時のエピソードも面白かった。ラーメン、伊勢海老、蟹、おにぎり、フレンチ、ステーキなど分かり易い食材を配しているが、南極基地ゆえのエピソードばかりで楽しい。
次に見る機会があれば、今度は真冬に見たい。また違った感想になるだろうと思う。
ドラマチック。
タイトルだけ見るとB級臭がプンプンするが、いざ見てみると実話ベースの興味深いストーリー。
普通に楽しめる映画だとは思いますが、何か小さくまとまり過ぎていて、見終わった後、物足りなさがありました。
日常にこそ幸せがある、ということでしょうか
南極という非日常に行ってはじめて気づく
いつも側に居た人の大切さだったり、普段の食事のありがたさだったり。
テーマとしてはよくある話なのかなと思うけど、
悲喜こもごもに、やりすぎずユルーイ感じで絶妙な描き方をしている。
「南極料理人」を観て・・
堺雅人が主演。南極に派遣された料理の担当の隊員が主人公。1年以上の赴任で食材を工夫して料理する。それにしても隊員の皆はおいしそうに食堂で食べてたなぁ・・ラーメンは食材が切れて麺打ちから始める。過酷な南極で隊員は気の持ちようで楽しそうだった。日本で待つ家族は暖かい(笑)
冒頭から飯テロ(笑) 高良健吾さんが可愛いかった(笑) 家族との関...
冒頭から飯テロ(笑)
高良健吾さんが可愛いかった(笑)
家族との関係に一片の不安を残してる描写があって、どうなるんだろうなーと気になってましたが、、
よかったよかった(笑)
終盤の最後の晩餐(朝食)みたいな演出が、文化祭の終わりみたいな寂しさがジワジワきましたT_T
でももうシュールな笑が多すぎ。笑
可愛いおじさん達
おじさんたちが研究員として南極の基地で一年間過ごす物語です。
とにかくおじさんたちが可愛く描かれており非常にほっこり。それぞれのキャラクターにちゃんと物語があって見ごたえもあります。そしてとにかく料理がめちゃくちゃうまそう。
人にオススメ作品を聞かれたらまずこれを勧めます。
食事は究極の癒しなのかな
不思議な面白さのある映画でした。
ほとんどが南極観測基地の生活と食事を描いていただけなのに、何でこんなに面白いんだろう!
堺雅人の癒し系な存在感、そして沖田修一監督の手腕、お見事でした。
しかし平均気温-57℃の世界に男だけで1年半とは、考えただけでも気が狂いそう。
南極と言えば昭和基地のイメージですが、この映画の舞台になった何の動物も風邪のウイルスすら存在しない究極の場所に立てられた観測基地も、実際あるものなんですね、勉強になりました。
そんな場所で1年半も仕事するとなれば、楽しみはそれは食事ぐらいしかないのも妙に納得。
で、また西村隊員の作る数々の料理がどれも本当においしそうで、お腹が鳴りました。
食材はほとんどが冷凍食品と缶詰なのにねぇ、これは極限状態で過ごす人々からしたら、たまらない癒しでしょう。
皆の食べてる姿がまた本当においしそう、オーロラとラーメンのシーンは特に印象深かったです。
普通のおにぎりも、妙に食欲をそそりました。
さすがに状況が極限状態だけに、精神を病む者がいたり、時々ギスギスしたりもしてましたが、おいしそうな食事を前にすると・・・。
それにしても、きたろう隊員が妙に可愛かったなぁ、ラーメンに対する思い、よく分かります!
高良健吾隊員の最後の話も意外性たっぷりで面白かった。
改めて食事の大切さ、偉大さを教えられた映画でしたね。
寒いんだけどあったかい
南極観測隊の調理人係として8人分の食事を用意する西村。次第にみんなと打ち解けていく様子や毎日の料理を一生懸命作ったり、リクエストに答えたり、坦々とした毎日を面白くも優しく描く。
料理好きが作る料理が美味しいのは、料理が好きである事が一種の才能だからなのかもしれない。気持ちがこもっているから美味しいんだろうなんて当たり前の事を感じ、納得しかけたところで・・・映画の最後の一言にはイスから転げた。だってまずそうだったんだものアレ。ものすごく。そこであの台詞となると、気持ちがこもるとかそういうのは関係ないのかも。自分が幸せな時に食べる食べ物が美味しい食べ物なのかもしれないと思った。そういうメッセージ?
日本人はどうしてラーメンがあれほど好きなのか。米国の街では日本人同士の間で「あそこのラーメン屋は美味しい」とよくラーメン屋が話題になる。ラーメンなしでは生きられない人種らしい。「ラーメン」という言葉に既にその香り、味、音、意味などが含まれていて、何故だか人を幸せにするようだ。
料理する人になら分かると思う。喜んで欲しくて頑張ってしまう気持ち。...
料理する人になら分かると思う。喜んで欲しくて頑張ってしまう気持ち。だけども、蔑ろにされがちなんだよね、この気持ち。日常に紛れてしまうからなのか。それでもまた今日も、人は食事をせずには居られない。
ほのぼのとおいしい映画
おいしそうだった〜ごはん。
いろんなことが起こってるのだけどふわふわ過ぎて、たのしそうな、観ていてほのぼのする。
ほのぼの作品では、なかなか上位に好き!
個性が溢れてて役者さんもよかった。
にしても、おいしそう!!
南極で飯食ってるだけなのに笑える
この作品で堺雅人のファンになった。
内容的には南極に行くことになった料理人の日々を描いたコメディ作品
堺の常に薄笑いしながら名言を繰り出す姿が最高である。
中でもカニを持って発した一言はカニが出るたび我が家で使われている。
南極の生活がどういうものか、何をしているか
普通の生活がどれほど素晴らしいかが分かる
素晴らしいクオリティの作品
実際の撮影は北海道で行われたそうだ
普通こういう映画を見るとその場に行きたくなるものだが
この映画を見ても不思議と行ってみたいとはまったく思わない。
よくぞここまで飽きさせずに。
「南極で料理を担当する人の話」を2時間かけてどう映画として面白く描くのか、想像が出来なかった。
この映画のタイトルで「観に行きたい!」と果たして人は思うのだろか、ずっと疑問だった。
実際観てみると…これが意外と面白かったのだ。
特に大きな出来事は起こらないのは予想通りで、それでも小さなエピソードの積み重ね、芸達者な役者さん達のほんとに素晴らしい仕事っぷり、それだけで最後まで集中を途切らせずに観られたのは、やはり監督の技量だろう。
面白かった。
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