南極料理人のレビュー・感想・評価
全171件中、101~120件目を表示
食事って大切
南極観測隊員のメンバー・西村淳の任務は、南極大陸のドームふじ観測拠点(標高3810メートル)で越冬する隊員8名分の食事を用意すること。物語自体は終始大きな変化も無く、たんたんと進んでいくのですが、その中で振る舞われる食事が本当に美味しそうに食卓に並びます。南極という閉鎖的な地の為、隊員のストレスも極限に達したり。そんな中でも食事を楽しむことが皆のエネルギーになっている事は間違いないですね。食事だけでなく、食卓を囲む8人のメンバーの存在も南極では支えになっているのが良く伝わって来ました。大きな感動とかはありませんが、ほっこりと当たり前の幸せが当たり前ではないことに感謝しなくてはと思わせられる作品でした。
サイコー♩
飯は大事
だから、おいしそうだったのか!
-20度と-40度と-70度は違う
ハマると楽しい映画。全体的につたない感じはあるけど雰囲気は出来ている。
ドラマとしてはわざとらしさがないのが良かった。監督が意図的に「美味しい」というセリフを入れなかったと言っていたが、全体を通して大袈裟にならず、小さな幸せが幸せに感じられる雰囲気が出来ていた。
ただ、ひとつ残念なのは極寒のリアリティの無さだ。ドラマ部分のリアリティを台無しにしている。
地球の果ての極寒の地で男八人
この南極の観測基地は本物なのか。氷点下50度の世界がリアリティあり過ぎ。ふざけすぎている気もしないではないが、このくらいのことはあるだろうとも思う。通信は繋がっているのでそんなに悲惨な場面はない。食事シーンと調理シーンがメインである。はじめはあちこちから集まってきていた隊員たちが、後半にゆくにつれて仲良くなってゆく様が素晴らしかった。美味しい料理をご馳走さまと言いたい。
堺雅人が若い。ほかにきたろう、生瀬勝久、高良健吾、豊原功補、古舘寛治など新鮮な組み合わせだ。主役の料理人は、海上自衛隊からの派遣だそうで、その当時のエピソードも面白かった。ラーメン、伊勢海老、蟹、おにぎり、フレンチ、ステーキなど分かり易い食材を配しているが、南極基地ゆえのエピソードばかりで楽しい。
次に見る機会があれば、今度は真冬に見たい。また違った感想になるだろうと思う。
日常にこそ幸せがある、ということでしょうか
「南極料理人」を観て・・
タイトルなし(ネタバレ)
冒頭から飯テロ(笑)
高良健吾さんが可愛いかった(笑)
家族との関係に一片の不安を残してる描写があって、どうなるんだろうなーと気になってましたが、、
よかったよかった(笑)
終盤の最後の晩餐(朝食)みたいな演出が、文化祭の終わりみたいな寂しさがジワジワきましたT_T
でももうシュールな笑が多すぎ。笑
可愛いおじさん達
食事は究極の癒しなのかな
不思議な面白さのある映画でした。
ほとんどが南極観測基地の生活と食事を描いていただけなのに、何でこんなに面白いんだろう!
堺雅人の癒し系な存在感、そして沖田修一監督の手腕、お見事でした。
しかし平均気温-57℃の世界に男だけで1年半とは、考えただけでも気が狂いそう。
南極と言えば昭和基地のイメージですが、この映画の舞台になった何の動物も風邪のウイルスすら存在しない究極の場所に立てられた観測基地も、実際あるものなんですね、勉強になりました。
そんな場所で1年半も仕事するとなれば、楽しみはそれは食事ぐらいしかないのも妙に納得。
で、また西村隊員の作る数々の料理がどれも本当においしそうで、お腹が鳴りました。
食材はほとんどが冷凍食品と缶詰なのにねぇ、これは極限状態で過ごす人々からしたら、たまらない癒しでしょう。
皆の食べてる姿がまた本当においしそう、オーロラとラーメンのシーンは特に印象深かったです。
普通のおにぎりも、妙に食欲をそそりました。
さすがに状況が極限状態だけに、精神を病む者がいたり、時々ギスギスしたりもしてましたが、おいしそうな食事を前にすると・・・。
それにしても、きたろう隊員が妙に可愛かったなぁ、ラーメンに対する思い、よく分かります!
高良健吾隊員の最後の話も意外性たっぷりで面白かった。
改めて食事の大切さ、偉大さを教えられた映画でしたね。
全171件中、101~120件目を表示