南極料理人のレビュー・感想・評価
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何回も定期的に見る映画
堺雅人が昔からずっと好きで堺雅人のでている作品はほぼ見ている。
南極料理人、クヒオ大佐、鍵泥棒のメソッド、この3作が映画では好き。もちろん、ドラマのリーガルハイと半沢直樹も好きだ。
ちなみに僕自身、堺雅人に似てると言われた事があり、まさかと思いながら、ニヤついたことがある。えへへ。
この映画は半沢直樹でヒットする前の堺雅人でゆるい癒やしの映画だ。
間宮兄弟に並び、なぜか定期的に何度も見たくなる珍しい映画だ。好きなところは以下でしょうか。
※堺雅人の役柄が程よい人との距離感を持ちながらの温かく優しいところ。無精髭が少しはえた堺雅人もなんか好きですね。
※登場人物が個性的で人間くさい。南極に24時間共同生活をするという特異な環境もあり、本来なら他人に見せないような普段の姿や、感情の浮き沈みなどよく表現されているところ。引きこもる人がいたり、ラーメンを隠し食べたり、恋人に振られたりなどなど。
※出てくる料理がいちいち美味しそうだ。堺雅人の手際と作っている過程もいい。普通のおむすびがこんなに美味しそうに見える映画はない。なぜだろう。印象的なのは、やはりラーメンを麺から作る下り。みんなの目を輝かせる姿が微笑ましい。
食べることは生きること、身体は食べ物からできている。人間の本質が見えてくる映画なんである。
ドラマおもしろ南極料理人かなり別物〜
ドラマ「おもしろ南極料理人」が面白かったので観ました。
こちらの映画の方が、昭和にタイムスリップした感じやむさ苦しさが生々しい感じがして本物に近いんだろうなって想像できますね。
日本映画に多い「間」が多用されていて好みではなかったのが残念ですが、ドラマとは全く別物としてみたらそれはそれで面白かったです。
【”美味しいモノを食べると、元気が出るよね!”南極基地で繰り広げられる濃い8人の面子の日々を描いた作品。沖田修一監督作品に外れなしの法則が始まった作品でもある。】
◆原作は読んでいたが、面白きテイストはそのままに、沖田監督が書いた脚本が冴えわたる作品。
◆面白き点は数々あれど、
・ええっ、伊勢海老をエビフライにしちゃうんですかい!
食卓に整然と並ぶ、伊勢海老フライ。隊員たちの反応は微妙で・・。
- 本にも書かれているが、この舞台のドームふじ基地(高度3800M 昭和基地から1000キロ内陸にある基地)でも、伊勢海老だけではなく、鮑、A5級のステーキ肉、等々毎年送り込まれる観測隊のために用意された高級食材が山の様にあるそうである。 何しろ、食べるのだけが楽しみな一年間だからねえ。-
・貴重な水を湯水のように使う車両主任(古館寛治)や、ラーメン命の隊長(きたろう)。恋人に連日、高い電話代を払いながら電話する兄やん(高良健吾)。雪氷学者(そんな学者がいるの! 生瀬勝久)等々、濃ーい面子8人の料理を担当する西村(堺雅人)。
・彼らの、雪上野球のシーンや、毎朝の歯磨き(と、おトイレシーン:壁には「雪はあるが、水は無い」と言う、張り紙が・・。)、毎朝のラジオ体操シーンの、面白さ。
<夜な夜な、ラーメンを食べる人たちのお陰で、朝は茹でガニ・・。普通は、喜ぶのにがっかりした隊員たちの姿。だが、雪氷学者本さんのアドバイスを受け、西村はラーメンを作り、皆に振舞う・・。
嬉しそうな隊長たちの表情。
何気ないシーンをホンワカとした面白きシーンに仕立て上げる沖田修一監督を知った作品。彼は、基本的に私が貴重な存在だと思っている自ら脚本を書く監督でもある。
この作品後の活躍は周知の事実であろう。>
シリアスに「仲間が必要なんだ」と言ってたシーンから麻雀のシーンへ(笑)。
細かなエピソードばかりなんだけど、笑えるシーン満載だった。一貫したストーリーなんてないけど、極限におかれた様々な人間の心理を面白可笑しくできるなんてすごいことだ。日常生活じゃありえない出来事だもんなぁ。最初は楽しく過ごせたけど、ラーメンをこっそり食べる者が出てきたりして、それが終盤のラーメン作りに結びつく。オーロラを観ることも忘れて・・・ただ、ここでオーロラを観客のためにこっそり用意してあれば、もっと良かったような気もする(笑)。
高良健吾が恋人に「好きな人ができたの」と電話口で言われたのは痛さが伝わってきた。それを“声しか聞いたことのない好きな人”に結び付けて、最後にKDDIの清水さんとして登場させるのも上手い(この部分は実話じゃないだろうけど)。
ロケは北海道だったらしいけど、知らずに見てたから、どうやって撮ったのかと心配してしまった。
穏やかに見れる
特に大きな事件事故があるでもなく強烈なキャラの登場人物がいるわけでもないけど、たまにくすっと笑えていい感じに見れる。映画のタイトルからも予想ができる通り食事のシーンが多く、そしてなんてことない料理ばかりなのに南極の僻地で1年半過ごす彼らの唯一の楽しみであるそのごはんを食べるみんながとてもおいしそうだったり、たまに意味ありげだったりでとてもいい。
南極の氷でかき氷食べるのとか野球やっちゃうシーンとか手作り感満載のパーティーのシーンとか好き。
案外強靭な日常。
日常は案外強靭だ、か。
それでも平穏に暮らせるとのトボケ感を評す。
極度の幼児化や鬱屈に逃げない脚本のリアルな誠意。
原田芳雄な役を違うテイストで図々しく演り抜く豊原功補、初めて良いと思えた。期待しよう。
再見したいのは刑務所の中。
秀作。
今日もまた、お腹が空く
堺雅人出演映画、制覇の旅でございます。
鎌倉ものがたりの次はこの作品です。
南極料理人はよく聞く映画。映画好きではない人にオススメの映画は?と質問してもこの作品の名をあげる人が多い気がする。もちろん、映画好きの人もいるが。
という訳で、堺雅人主演と周りからのオススメということで鑑賞。期待度はそこそこ高めです。
期待を裏切らない面白さ
お腹が空いてきて、とても一日じゃ見切れませんでしたよ。何回かに分けてみないと、私夜に映画みるもんですから耐えきれません。でも、最高です
南極観測隊として南極にやってきた8人。その中で毎日の食事を作ることになった西村は、日が経つにつれて仲間との絆を深めていく。
とにかく美味しそう
蟹とラーメンが無性に食べたくなります。豚汁も美味そうだな...。こんな寒い中での豚汁は最高でしかないでしょうよ。
大人も楽しめる教育テレビ?って感じ
南極に関する知識は増えるし、それを誰かに教えたくなる。子供と一緒に見るには最適な映画かもね
伏線が至る所にあり、回収もお見事。
どれだけ子供が偉大で、どれだけ料理が人を幸せにするかが分かる。生瀬勝久の歯に対する反応は個人的にツボですww
そしてかなりリアル。
生理現象や欲求、食い違いや喜怒哀楽など。ホントに南極観測隊員の日常にカメラを向けただけかのように、わざとらしさが無いし見応えたっぷり。僕が僕であるために〜♪
欠点もいくつかある。
まず、これが映画かと言われると違う。
しかも、2年近くある日々を2時間にまとめるにはかなり無理がある気がする。ということで、映画ではなくドラマ向きでは?と思ってしまった。ゆる〜いし、盛り上がりも特にない。それに物足りなさを感じる人もいるだろう。
深夜ドラマで孤独のグルメのように放送してくれたら、どれだけハマっていたことか。要するにもっと見たかったってことです。
説明不足が多少見られる。
彼女との別れ、突然の転勤、隊員の過去。
もうちょい深く掘り下げて欲しかったな。
食事は人を幸せにする。
悲しい時も辛い時もご飯を食べると元気になり、思わず喜びが顔に現れる。
食事にはそんな素晴らしい効果があるのだ
いい作品でした。
誰でも楽しめる良作、是非見てください。
なにがいいんだか、、、
2020/08/11現在⭐️3.8
平均値を超える評価を頼りに鑑賞。
しかし、最後まで観てその評価を見出せないまま終了。
途中、2度寝落ち。
分かるよ、南極という究極の地に人が行くとこうかな?と想像や取材から得た情報で映像化したこの作品。
でも、感動や感心がまるで湧かない。
それ以上、この作品にかける言葉見当たらない
過酷な南極生活の毎日の楽しみは、食事!
氷で閉ざされた南極で一年半もの生活をするのは、精神的にキツイものがある。そのツライ毎日の唯一の楽しみは、食事だったり、大切な人との電話だったり、仲間たちとの団欒なのかもしれない。
その料理人に堺雅人。1日3食丁寧に料理を作っていく。時には、伊勢海老やステーキなどの豪華な食事も出てきたり、普通のおにぎりやラーメンに至福を感じたり…
最初は、食事なんてなんでも良いよ、と思っていた団員たちも、次第に心を癒されていく…
舞台は、基地の中と氷の世界のみ。堺雅人や生瀬勝久他、豪華キャストの一癖も二癖もある団員たちの人間模様がおもしろし映画だった。
どんなに遠くに行っても、美味しいご飯があれば頑張れる。
昔から南極に行ってみたいなぁと興味があり、今年になって初めて国立極地研究所 南極・北極科学館に行って、観測隊の生活にさらに興味がわいたので、この映画を観ました。
もう自分は年齢的にも、職業的にも隊員になることは出来ないけれど、もし生まれ変わったらなってみたいなぁと思いました。
でも、映画の中の登場人物達は、好きで行っているわけでも無い人や、行っている途中で心折れそうになる人もいて、ご飯は美味しそうで、楽しそうに見えるけれど、それぞれの苦労があるんだろうなぁとか、色々考えました。
ジョークも混えて、その生活を楽しく見られておすすめの映画です。
食べることの大切さ
時として人と人とのぶつかり合いわあるが、全体としてほのぼのした南極での生活の中の、特に食事を通じたつながりがかなりリアルに描かれていると思う。
気象観測などの業務の遂行のためだけならば、別に料理人を連れていく必要はないように思われるが、人が変化の乏しい極限状態で働くには、食べることの大切さが普通以上に大切なのだろう。
また、南極での監禁生活により、隊員たちの目を通じて食と料理人のありがたみ、偉大さを追体験できる作品である。
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