「日常系南極映画」南極料理人 くまちさんの映画レビュー(感想・評価)
日常系南極映画
日常系の映画を見た後は、生活音が大きく感じるというか自分のいる世界も映画の中のように感じることがあるのですが、この映画もそうでした。
南極という特殊な環境であっても結局日常と地続きなんだなという印象。
特殊な環境下での仕事や極限に置かれた時の人間関係が描かれているのかなと思っており、最初に全員の紹介が入った時には「みんな外の過酷な環境下で働いてるのに、料理人はずっと室内だからいいよなあ!」というトラブルは必ずあるだろう等と予測していたのですが、料理人も当然のように外作業があり(食材の管理を考えればそれは当然でした)周囲を手伝うこともあり水を作るのは全員。人間関係のトラブルはあれど全て南極とは関係ない日常的なもので、いい意味で予想を裏切られ続けました。ずっと見ていたくなるような日常系でした。
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