「舞台劇で観てみたい」ダウト あるカトリック学校で 月子さんの映画レビュー(感想・評価)
舞台劇で観てみたい
真実が白黒ハッキリとする展開ではないがメリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンの白熱した演技をゾクゾクしながら観る映画。
校長シスターアロイシスは伝統や規律に厳しく気難しく見えるが、目の不自由な年配の同僚シスターには手元のフォークを差し出したりと弱者には特に優しく接している姿に清潔さが見える。
その反面フリン神父側はタバコやお酒とゲラゲラと笑う不潔さを表現していた。
感情移入は圧倒的にシスターへと傾くが彼女の正義が暴走することの恐ろしさも感じた。性犯罪は決して許すべきことではないが、子供同士の“いじめ問題“が引き金になってることを忘れてはならない。
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