劇場公開日 2009年3月7日

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ダウト あるカトリック学校でのレビュー・感想・評価

全30件中、1~20件目を表示

3.5舞台劇で観てみたい

2025年2月20日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

難しい

真実が白黒ハッキリとする展開ではないがメリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンの白熱した演技をゾクゾクしながら観る映画。
校長シスターアロイシスは伝統や規律に厳しく気難しく見えるが、目の不自由な年配の同僚シスターには手元のフォークを差し出したりと弱者には特に優しく接している姿に清潔さが見える。
その反面フリン神父側はタバコやお酒とゲラゲラと笑う不潔さを表現していた。

感情移入は圧倒的にシスターへと傾くが彼女の正義が暴走することの恐ろしさも感じた。性犯罪は決して許すべきことではないが、子供同士の“いじめ問題“が引き金になってることを忘れてはならない。

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月子

4.0シスター校長の真摯な追求に感動

2025年2月20日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

 12歳の子どもに手を出す大人は人であらず鬼畜の所業、というのは私の気持ちであって、それだけで単純な話にならないのがこの物語の深いところ。一瞬神父と子どもに肩入れしてしまいそうになるけれど、それをぶった切ってくれる『貴方と私は違う』というシスター校長の言葉。彼女は平等だった。そして罪と真っ向から向き合い誠実だった、自分にでさえ。立場の強い神父に対して怯まず糾弾し追求する姿は神々しくでさえあり、かっこよくて感動しました。さすがメリル・ストリープ。
 私はカトリックの高校へ通っていたので、担任の先生はシスターだったし、各授業に様々なシスターが授業をしに来てくれました。厳しい人からひたすら優しい人まで、とても貴重な時間でした。彼女たちとお話できたことは今でも大切な思い出です。

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ふたり映画

4.0当事者

2025年2月10日
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める

4.0普通のクリスマス映画では物足りない方に!!

2024年12月12日
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鑑賞方法:VOD

怖い

知的

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

5.0「噛み付く犬は死ぬまで噛み付く」

2024年12月8日
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アンドロイド爺さん♥️

4.0この2人エグい演技するわ〜

2022年10月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

難しい

タイトルが最終的にも絶妙だった。

この人達のエゲツない演技を堪能できる映画。
ほんとトップ10に入れてもおかしくない役者を失った損失は大きいです。
ご冥福をお祈りします。

さて、この映画は孤立したカトリック学校で起きた
少し小さな疑いから始まっていきます。
その中でシスターと神父の関係性か全寮制のカトリック学校ってこんな感じなんだ
などと、興味深いところを映し出していきます。
んで、そんな環境から生まれたある疑惑。
誰が悪なのか、本当にそんな許されざることが起きていたのか。。。

なんだか、観終わったあとゾクゾクする、
もう一度見直そうか迷う映画でした。

フィリップシーモアホフマン。
脇役からメイン、敵役までなんでもこなす
とてつもない俳優さんでした。
あなたが演じる新しい作品が見られないことが
本当に残念です。
マネーゲームもそうですが、予期せぬあなたの出演で
心踊ります。脇役の時は途中まで気付かないあたりが
バイプレイヤーとしてはNo.1な実力だと思います。
あなたが天国で悔しがる映画が今後出てくることを楽しみにしてます。
ありがとうございました。

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fiiiga1

3.5疑いの恐怖

2021年9月4日
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疑いを持ってしまったら最後、なのである。

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JYARI

3.5実力派二人の演技競争

2020年11月29日
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フィリップ・シーモア・ホフマンは本当にカメレオンだわ。
ラストまでキリキリ巻き上げて、いきなりポンと解き放たれる映画。

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UNEmi

3.5電話に出てくれ

2018年8月13日
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疑いの確度をどの程度に設定するかによって見方は変わるのだろうが、強引ともとれる疑念に設定したことで、秩序の維持に必要以上の使命を設定して、不寛容と規律に固執する生き方を是とせざるを得ないメリルの心の葛藤に焦点が行く。エイミーアダムスはメリルを測るものさしであり、フィリップは規律を超えた社会的な納まりを志向する。
メリルと真逆の価値観を提示するヴィオラデイビス。規則が全てではないと言い切るこのやり取りが見せ場。戸惑うメリル。それがタイトルのダウトそのものかもしれない。最初の説教にも繋がる。是とされていることに疑問を持つことから、それが社会との絆になる。

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Kj

3.0疑惑

2018年4月2日
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鑑賞方法:DVD/BD
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Mi

4.0ぞくぞくした

2016年7月21日
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内容はすごく、重たくて
ラストも、もやもや。

しかし、魅力的な映画でした。

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Ayaka

4.0役者の演技をみて感心する映画

2015年10月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

「疑い」のままお話が終わってしまう

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消されるので公開しない

2.0豪華キャスト

2015年9月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

第一線を張る豪華キャスト。
見事な台詞の応酬!
しかし、ストーリーの着地点が分かりにくい。
疑うことから逃れられないシスターのお話ってところなのかな。

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とまとのなっちゃん

3.0嘘を暴こうとする映画、そして

2015年1月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

難しい

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ゆた147

3.5確かなものは何もない

2014年12月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

内容的には疑いをかけられた神父と、それを追及するシスター。ただそれだけなのですが、ずっとはりつめた静かな緊張が映画全体を通してあったので、退屈することはありませんでした。

タイトル通り「疑い」について描いていて、物語の展開、登場人物達の台詞、ラスト、見た人が色々な感じ方をできる作品だと思います。そういう作品は観終わった後に頭の中にはてなマークばかりがとんで「なんだかもやもやするな・・」ということが個人的によくあり、苦手なのですが、この映画には不思議とありませんでした。
なんとなくの答えのようなものを提示してくれているからかなと思います。

あと、物語が進んでいくにつれて、登場人物達の印象がかわっていくのが面白かったです。この人は悪か善か・・そもそも何が悪なのか・・一人だけではなく、登場した人のほとんどにそういう気持ちを抱きました。

一触即発の冷たい雰囲気や、メリルストリープの鬼気迫る演技、神父とシスターの舌戦、少ない内容ですが見どころは多く、時間も100分少しで、私にはちょうどよかったです。

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ku

5.0ジャッジ(判断)と弊害

2014年7月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

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SINSEI★

4.0大きな事件でなくてもこれだけ盛り上げる演技と演出の良さ

2013年3月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

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Cape God

3.0ゴッド姉ちゃんVS番長・最強演技対決のはずが・・・

2011年5月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

始まる前はメリル ストリープとフィリップ シーモア ホフマンというハリウッドを代表する二人の巨人による最強の演技バトルに心臓がドキドキ、指がポキポキそして、目がギラギラし始め、まるでボクシングの世界戦を見に行くような気分でした。そして、確かにいい“試合”だったのですが、きちんとした舞台が整ってなかったり、いらぬ邪魔が入ったりしたため、少々、物足りなさを感じました。しかし、見ごたえのある素晴らしい一戦でした。

舞台は1964年。
主人公はあるカトリック学校に務める一人の堅物シスター。彼女は以前からいろいろと問題を起こしていた一人の神父が新たな事件を起こしたのではないかという一つの疑惑を持ち始めます。

注目は主要キャスト4人による最高の演技と名シーンの数々。特にキャストの演技は最高でメリル ストリープは堅物シスターを演じ切り、フィリップ シーモア ホフマンはちょっと陰のある渦中の人物を熱演、エイミー アダムズは同僚シスターと神父の間で翻弄されながらも中立な立場から二人の対決を見守る優しきシスターを好演そして、何と言っても凄かったのはあのメリル ストリープとガチで勝負した黒人女優・ヴィオラ ディヴィスの演技です。この作品のいいところは無駄なシーンが一つもないという事です。それから、宗教心や人間のモラルといったお堅いテーマを出来る限り、ソフトに分かりやすく描いていることもよかったと思います。

さて、二人の対決の印象についてですが、確かに凄かったです。初めから対決ムード一色のホフマンに対しメリルは終始冷静沈着で悪までも反撃のチャンスを窺っているといった感じでした。ただ、1回目の対決の時はエイミー アダムズが無駄な動きをしたり、2度目の対決の時は雷音がなったりと邪魔が多かった気がします。もっと二人だけのバトルが観たかった私にとってはちょっと、残念な結果となってしまいました。

しかし、この作品の最大の弱点は脚本そのものです。そもそも、メリルおばさんvsフィリップおじさんの対決に相応しい内容だったのか、ちょっと疑問を感じました。というより、この作品は映画より舞台劇の方が上手くいったのではないかとも感じました。

それでも、いろんなことを考えさせられるいい作品だったことには違いありません。

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SAOSHIーTONY

4.5その場に立ち会ったような

2010年6月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

証拠の無い疑惑の顛末の一部始終を、校長室の隅に立ち尽くして呆気に取られて見てきたような、不思議な感じなのです。
一流俳優の熱演の力はもちろんですが、人の目の高さからの映像が多いせいでしょうか。舞台を得意とする監督の、臨場感を大事にするという意図があるなら成功のように思います。

少ない登場人物のそれぞれに心が残って、もやもやした感じでスッキリしませんが、これを余韻というのでしょう。

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グッドラック

3.0もう少し辛辣に描いても良かったのではとも思いますが

2010年5月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

2008年アメリカ映画。105分。今年29本目の作品。連休中にTUTAYAが5本1000円レンタルをしてて、本作をジャケ借りしました。サスペンスを観たかったのです。

内容は;
1、NYにあるカトリック系教会学校の女性校長は生徒から恐れられる程に厳しい。
2、校長は、黒人生徒が教師と禁断の関係を持っている疑いがあると耳にする。
3、校長は疑惑をかけられた教師を呼び出し、なんの確証もなく辞職することを求める。

わたくしの好きな俳優、ガブリエル・バーンは最近、子供時代に通ったカソリック系の学校で性的虐待を教師から受けていたと告白しました。本作でも同様の題材が描かれている所をみると、この問題は現代でもあるのかなと思いました。

それでも本作のポイントは実は性的虐待問題にあるのではなく、題名からも分るように「疑い」という心理にあります。校長は確証もなしに問題の教師を追放しようとする。

枕を引き裂き、中の羽毛を屋根からまき散らす。そして、風で方々に散っていった羽毛を再回収することは不可能である。これが噂の本質なのだ――疑いをかけられた教師が言うこんな話がとても印象的。

前に観た「ブッシュ」から分るように2008年という年はアメリカでは「確証なき疑い」というものが社会的テーマだったようです。

本作の見所は、校長演じるメリル・ストリープと教師役のフィリップ・シーモア・ホフマンのまさしく火花散る演技対決にあります。地味な題材も役者の名演で見所満載にできるお手本のような作品です。

すごく面白く観させてもらったのですが、なぜか食い足りないというのが実感でした。でも、この腹八分目にとどめた世界が実は一番居心地の良い世界なのかもしれません。飽食家だけが「疑い」や「噂」で人を食い物にしようとするのでしょう。

それでも、歴史の形成というものに「疑い」と「噂」は実は欠かせない要素なのかもしれません。いずれにせよこれから長い間、心の中に本作を留めておくと心の良薬になりそうな作品でした。

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あんゆ~る