HACHI 約束の犬のレビュー・感想・評価
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秋田犬もタコも世界中で引っ張りだこ
現在、タコが世界中で人気らしく品薄です。それは良いとして、秋田犬はこの作品で世界中に存在が知れ渡ったらしいです。
BSでの放送を視聴しました。
冒頭、ハチという犬が過去にいたことに言及していて、それは日本の忠犬ハチ公のことではありませんでした。
今作は『ハチ公物語』のリメイク版で、犬を放し飼いしても許される架空の街が舞台のようです。
メインキャストのリチャード・ギアが格好良いです。時々犬視点になったりとカメラワークも見応えがあります。日本ではない景色と秋田犬の組み合わせの映像とピアノのBGMが美しく、『ハチ公物語』のストーリーを知らない人にとっては全てが新鮮で楽しめそうです。
ハチは
柴犬かと思えば秋田犬だった。捨てないだろう。
生誕地が日本でお寺で鐘があって、
日本へのリスペクト❓名前もハチのまま、
時代は〜⁉️保健所が何回も出て来る現代。
飼い主リチャード•ギア扮するパーカー、
音楽大学の教授。インテリは同じ。
友人に見てもらい山梨、ハチという名前の由来の8という数字は日本では縁起のいい数字だと、秋田犬と認識。
妻は難色気味だったが、パーカーが外で地面に這いつくばってハチと遊ぶ様子を見て飼うのを許す。
パソコンで秋田犬の由来を調べる。
なんということ⁉️
TVでちょうどニューヨーク•ヤンキースの試合が映る。舞台はニューヨーク❣️
パーカーが出勤すると、戸を閉めてもハチが掘って下から脱走して駅まで追いかけて来る。
遊ぶには恰好の広い庭❗️
モノクロ映像はハチの目線。
今日は家でお留守番。ご褒美をもらう。
good boy❗️
賢いなハチ❣️掘らせないために置いた物を足台にジャンプしてまたもや逃亡して来る。
以後は駅のロータリーで待つハチ。
(現代の🇺🇸でこんな放し飼いが許されるのか疑問)
電車から降りるとハチの姿を探すパーカー。
ある日来ていなくて心配するパーカー。
ハチの小屋の入り口にいたのはスカンク🦨⁉️
ビビっていたのだ。
ハチと一緒に風呂に入るパーカー、
匂いがキツいんだろうな。
ハチの甘え方、上手というか可愛い💕
思いっきり背伸びしてパーカーに抱きついて来る。
パーカー、たまらないだろうな。
現代🇺🇸だからか夫婦の仲良しなシーンもあり、
翌日、パーカーから一歩引くハチの姿が。
何か感じたのか⁉️
やはりオリジナルと同じく。
妻は引っ越し、娘夫婦が引き取るが、脱走。
駅員やホットドッグ屋さんや肉屋さん夫婦、
パーカーの友人に支えられて、
ロータリーで待つことしかハチには無い‼️
2代目ハチやパーカーの孫は微妙。
エンドロール辺りで忠犬ハチ公像の紹介映像。
本作前半楽しく観れたが、後半グッと来るのは
オリジナルの方か?
純粋な涙溢れる作品
日本人であるならば誰もが知る忠犬ハチ公。
勿論、物語の悲しい結末も周知している。
その前提があるからか、序盤からエンディングまで続く、短調のピアノの美しい旋律が、悲しさを掻き立てる。嬉しいはずの飼い主との出会いや日常も、全てがいずれ思い出となる。そう思いながら物語は進んでいく。そして時折入る、モノクロームのハチ公目線の映像は一層その物悲しさを助長させる。
繰り返されるモノクローム映像から、様々な出来事はさして重要ではなくなり、ストレートにハチの目線に立ち、物語の中へグイグイと引き込まれて行く。
ハチが最期に見るモノクロームの映像達。思い出の日々が、涙となって溢れ出す。教授が駅舎から出てくるシーンは、カラー映像での回想。これにより、今、正にハチが旅立ったのだと知る事となり、悲しさと切なさのボルテージが一気に上がる。
様々演出で工夫を凝らし、シンプルなストーリーをとても丁寧に描いた素晴らしい作品だ。疲弊した日々に疲れた大人に、是非見てもらいたい。荒んだ心が洗われて、純粋無垢な気持ちが表れ、清々しい気持ちになれるであろう。
拾つたいぬころで懐を温める (尾崎放哉風味で詠んでみた愚作)浪花節ってダメなの?
どうしてもオリジナルと比べてしまうのはリメイクのさだめ。
概ねよかったのですが、気になる点もいくつかありました。
まず?だったのはそもそもハチはどうやって、はるばる遠い国までやって来たの?ってこと。
オープニングからずっと謎だった大切なことなのに、そのことの一切は触れられていなかったことが、まず不満。
ごく普通の手荷物扱いで運ばれてきただけだったから。あたかもそこに生き物などいなかったが如く。
パーカーが亡くなる日の朝、初めて黄色いボールを咥えて追かけたのは「それ持って戻ってこい!」を伝えていたんですよね。
ここ、あっさりと流しすぎたように思いました。ハチがもっとしぶとく食い下がるシーンがあってもよかったように思えて。
亡きご主人様の棺を、鳴きながら追いかけるシーンは、是非とも入れてほしかったなぁ。あそこ、一番泣けるところだったのに。
逆にパーカーと奥さんとのイチャイチャシーンは、あまりなかった方がよかったかな?くどい割には本筋に影響ないと思ったので。
雪が積るシーンばかりだったので、時の経過があまりよくわかりませんでした。
季節の移ろいを背景の木の葉で表現していたけれど、画面全体で見れば浮いていて、もうひとつ効いていなかったかな。
日本人の感性からすると、かなりあっさり風味に感じたんですよ。
『生きる LIVING』の時にも同様のことを思いました。
「これでもか!」と情に訴えかける浪花節は、世界基準じゃ受け入れられない感性なのかな?
その割には、いくら気候の悪いイギリスとは言え曇天のシーンばかりが目立って、陰気だったし。
オリジナルでもそう考えたのですが、ハチはご主人様の死去を理解していたはずなんですよ。
でも「帰りを待つ」ことを止めたら、そこで心が“ポキ”っと折れていたと思うんですよ。
ハチにとって待つことは、すなわち「自分が生きるため」だったように思いました。
そんなハチも老いには勝てず。雪の降る中、幸せだった日々を走馬灯に描きながら静かに命尽きるシーンはオリジナル共々泣かされてしまいます( ͒ ́ඉ .̫ ඉ ̀ ͒)
私にも、流せる涙がまだあったんだ。
ところでパーカーの寿命を縮めた一番の原因って、やっぱりあのスカンクの悪臭?「スカンクが放つ分泌物は高濃度の場合、人命に関わることもある」って書かれていたもの。至近距離からモロに浴びていたでしょ。
オリジナルの秀次郎もそうだったけれど、その死があまりにも原因不明、かつ、唐突すぎたもの。軽く一言で説明くらいしろし。
ハチ目線の風景にも?(。´・ω・)???っとなって。余計なこととは思いながらも、またもや調べてしまいました。
犬の視力って人間換算で、だいたい0.2~0.3くらいらしいです。色覚も劣っていて赤や緑は識別できないそうです。瞳にぼんやりと映るのは青と黄色と明暗のモノクローム映像らしくて(作中では、完全に白黒ではっきりと赤色も映っていましたけれど。書かれてることと違うやん)。多分、それを再現したのでしょうね。
私、知り合いに犬はいないので、白黒と赤色の件はどこまで本当だかわからないんですが。
リチャード・ギアって『Shall We Dance?』でも主演を務めていらっしゃったじゃないですか。
日本発祥作品と縁のある俳優さんなのかな?思い出したタイトルなので、日米合戦をまた観直してみようかな。
とか書いたら、またお隣さんが「ちがうニダ!HACHIもDanceも我が国が起源ニダ!」とかややこしいこと言い出しそう。←ややこしくさせるようなこと書くなし!
本来だったら、★もう半個上の評価だったのですが、オリジナルを★4としてしまったために、この評価となってしまいました。
Hachi〜
2024
30本目
映画当時、リチャードギアが『Hachi〜』って言ってるCMが印象深かった。
“日本の映画をハリウッド版”に何が違和感を感じていたのか、映画でもDVDでも気にすることは無かった。
しかも日本人なら知ってる忠犬ハチ公…。
必ず泣くとわかってるからこそ観ることは無かった。
ハリウッド版…まったく違和感なかった。
日本の文化というより秋田犬の特性を活かした作品なので場所はどこでもいいんだよな。
パーカーとハチの物語に集中できた。
泣かしにくる演出より、じんわり涙が出てしまう作品でした。
個人的にはハチが街の人々に見守られながらも最後まで1人(1匹)だったのが寂しかったかな。
結果がわかってるから・・
普通のハチ公の話。
結末わかってるし、日本人にはそんなに面白くないだろう。
リチャード・ギアが死ぬまでの犬との触れ合いは良かった。
でもあっけなく死んだ後は物足りなかった。
だって、何故犬がそこまでリチャードを待ち続けるのか、ってのがわからない。
そこまで深く結びついてたのか?
ただの愛犬家と飼い主って域を出てへんしなあ。
まあ限られた時間での上映やから、それもしょうがないとは思うけど。
歴史的にもこの犬は主人に忠節を尽くす意味で待ち続けたんじゃないだろうけど、
それを感じさせないような映画にして欲しかった。
わんわんわわわんわお~ん❤
「わかるわ~その気持ち❤」とうちの柴犬が申しております。
洋犬と比べた日本犬のあるあるが随所に描写されていて愛おしくて共感。日本人なら誰でも知ってる感動の「ハチ公物語」。海を越えての設定には多少無理があるものの海外の人たちにも日本犬の素晴らしさがきっと伝わったと確信してます。外人さんたちのうちの柴を見る目が優しいので。。。(親バカ)
それにしても昔からRギアはワンちゃん顔だなぁと思ってたけどこの映画では完全に同化してました。やっぱり。。。
いい演技していたハチ
ハチ公は迷い犬であったが、駅のホームでリチャードギア扮するパーカーウィルソン大学教授と出会ったことでパーカーは家に連れて帰った。ところが妻は犬を飼う事には反対した。
日本版では仲代達矢主演のハチ公物語があったね。忠犬ハチ公はやっぱり全世界的に訴えるものがあるんだね。ここでもハチはいい演技していたな。
観てよかった
邦画版も観たけど、断然リメイク版派。
話の流れも綺麗だったし、丁寧に描かれていてハチの心情もわかりやすかった。
最後、駅で再会するシーンで涙腺崩壊。
もう一度観たいけど、正直辛くて勇気いるなあ。
でも間違いなく傑作。
強い忠誠心に感動
1匹の秋田犬が
亡き主人の帰りを
駅前で、何年も待ち続けたという
「ハチ公物語」を
ハリウッドで映画化。
人間と犬の深いつながりに
心打たれる感動作。
大学の音楽教授である
パーカー(リチャード・ギア)が
夜の駅で、迷子になっている
仔犬に出会い
受取人が現れるまで
預かる事に・・。
以前、飼い犬に家出され
もう犬は飼わないと決めていた
パーカー家だが
パーカーと仔犬のいい関係に
妻のケイト(ジョーン・アレン)の
気持も変化してゆく。
教授仲間のケンに相談すると
由緒ある秋田犬で、タグに
漢字「八」の文字を見つけ
「ハチ」と名付け
愛情を注ぎ育ててゆく。
そして、
列車で通勤するパーカーを
朝は見送り、夕方5時には
ベッドリッジ駅に迎えにゆく
ハチだった。
駅員や駅周辺にある
ホットドックスタンドの主人や
駅前にあるお店の人々からも
可愛がられるハチ。
ある朝、何かを予感したように
自宅を出ようとした
パーカーを引きとめようとする
ハチだったが
パーカーは大学へ
講義中に倒れ
そのまま 帰らぬ人になる。
ケイトは、想い出の家を売りに出し
ハチは、娘アンディの新婚家庭に
引き取られるが
毎日、夕方になると
庭の柵を抜け出し駅に向かうハチ
アンディは、そんなハチを
解き放ってあげる
春夏秋冬、雨の日も雪の日も
駅前の定位置で
待ち続けるハチだった。
けなげなその姿を
ローカル紙が取り上げ
話題となり
やがて、
10年の歳月が流れるのだった。
犬の目線でのカットも多く
仔犬時代のハチは
柴犬が起用されたそうです。
ワンコ大好きなので
オープニングから
ウルウルで
後半のハチの表情と行動シーン
号泣の私でした。
ハチの愛らしさが際立つ
リチャード・ギアが‘HACHI!’と呼ぶ部分だけを見て、おしゃれ過ぎてなんだかなぁ、とスルーしていたのだが、久しぶりにサブスクサイトで見かけて視聴してみたところ、これが結構エモかった。
教授よりもハチ公よりに、犬の目線で丁寧に描かれている。音楽も序盤から泣かせにくる。最後の方のハチの様子と言ったら…。これ見たら、誰でもきっと秋田犬が大好きになると思う。エンドロールの監督名を見て納得した。「マイライフアズアドッグ」の方だった。泣かせ上手。
リチャード・ギアはハチと並んで画になるだけでなく、ボール遊びを教える場面の熱演ぶりもよかった。
HACHI
ハチ公は日本の誇り。
リチャードギアのキャラクターがガッチリはまった。
シンプルに感動する。
日本語もでてきて、日本人としては嬉しい。
息子がみんなの前に発表して、聞いている他の子供たちが観ている人と同じような表情をしていて良い。
いっぱい泣いた〜!
ストーリーを知っていても泣ける!いや、知っているからこそ、ご主人と戯れるハチ公の姿に心がいたむ。永遠に続かないんだよ…と。
帰らぬ主人を10年を待ち続ける様、そして、それを見守る周囲の人々に涙すること間違いなし!
犬目線で物事を語る感動作
私がこの映画を観たのは、2009年公開初日の8月8日だった。当時デーヴ・スペクターが色々な番組でやたらと「はちぃ~」というリチャード・ギアのモノマネをしていて、劇中でリチャード・ギアからそれを聞きたかったのだが、吹替え版しか公開されていなかったため、仕方なく吹替えで観たがリチャード・ギアを北大路欣也が担当しており、「はちぃ~」という、たどたどしさはなくなってしまったがソフトバンクのお父さんが犬の飼い主役というのは、おもしろいキャスティングである。
高島彩も吹替えに参加していたり、フジテレビ製作ということで、前評判はあまりよろしくなかったが、監督が犬を描くことに関しては天才的であるラッセ・ハルストレルということもあり、素晴らしい感動作品に仕上がっていた。
犬が亡き主人を待ち続けるというプロット自体が感動しないではいられないものではあるが、それ以上にハチの目線を通して物語を進めるという、犬目線を巧みに使った演出と秋田犬のもつ特徴や性格を反映させることで描き切ったことは流石である。
犬が言葉を喋ったり、脳内で想像していることを言葉に表すという手法を全く使わないで、犬の気持ちを表現できた映画としては、クオリティの高い作品と言えるだろう。
涙が溢れる
なぜこれまでに涙が溢れるのか、台詞も少なく、派手な演出もなく、音楽で感情的にさせる事もないのにだ
それはこの映画が自分の人生を振り返らせ、感情をえぐり取るから
見る人によってはつまらない映画かもしれないが、私にとってはベスト5に入る傑作でした
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