20世紀少年 最終章 ぼくらの旗のレビュー・感想・評価
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TV特別版サーガにて鑑賞。 もはや無茶苦茶ですな、UFOが飛んだ時...
TV特別版サーガにて鑑賞。
もはや無茶苦茶ですな、UFOが飛んだ時は正直げんなり。結論もどうよ、この展開ならいろんな奴を犯人、いや友だちにできそう。
なぜか、印象に残らないんですよね。まあおかげで何度も楽しめるけど(笑)
今、原作漫画の結論部分にさしかかってますが、どうやらやはり漫画の方が面白そう。
しかし、この実写化、かなり頑張ってると言えるのではないでしょうか。ほんとキャスティングのセンスは最後まで秀逸。現在から見るとすごい面々が一堂に会してますね。いろんな人が結構端役で出ています。それ見るだけでも価値はありそうです。神木隆之介、個人的にファンになりそうです(笑)
綺麗にまとまりました。
元々日テレのアニバーサリー作品として位置付けられていたのでお祭要素がたくさんありました。
ツッコミどころもありましたが、それも込みで観ていて楽しかったです。
大団円とはこういうことを言うんですね。
「20世紀少年」三部作は、ストーリー展開とか、リアリティーとか、テーマとか考えずに、ただ映像の面白いところを探しながら見る映画かもしれないと思った。
公開している当時、2作目がすごくつまらなかったので、もう劇場には見に行かず、見るとしてもレンタルDVDにしようと思い、しばらくパスしてました。
でも、いつも行く地元のシネコンで、異常に長期間上映していたので、気になってしかたなくなり、もしかしたら面白いかも?と思い、結局見に行ってしまいました。
結果、2よりは面白いけど、ファンタジーが嫌いで、リアル系の映画好きの私には、やっぱりちょっときつかった。
原作は読んでないし、まったく読む気ないけど、たぶん画力で見せるマンガなんだろうと思いました。
ストーリーの整合性はほとんど無視で、こういう絵を書いたら面白いだろうな、とか、こういうキャラクターが出てきたら面白いだろうな、とか、昔こういう物があったけど、懐かしいな、書きたいな、とかそういう方に思考が向いているような気がする。
だから、ストーリー展開とか、リアリティーとか、テーマとか考えずに、ただ映像の中の面白いところを探しながら見る感じの方がいい。
特にこの映画は、映像的には、最後章だけに、シリーズでは一番面白いと思う。
でも、何か考え始めると、とたんに面白くなくなる。
一気に見る作品というよりは、DVDなどでゆっくり何度か映像を見て、細かいところを楽しむような人向けの映画かもしれないです。
最後までみたけれど、やっぱり最初の印象のままだった
総合:55点
ストーリー: 55
キャスト: 60
演出: 40
ビジュアル: 75
音楽: 65
武装解除を常盤貴子が提案したときに兵士たちがあっさりすぎるほどそれに応じたり、唐沢寿明がバイクに乗って表れると「十戒」のごとく群衆が真っ二つに割れて道が出現したり、ポール・モーリアの代わりにロックを校内放送で流すためにわざわざ放送部員の女子生徒を縛ってみたりと、相変わらず演出が安っぽい。三作最後まで見てきたが、これだけのことをしているのに全体の印象として緊張感がないし質感が低い。金もかかってそうだしこんな大作なのに、それでもこんな程度のものかと思うとがっかり。長編漫画が原作で、それを忠実に再現しようとすると無理が出てくるのはわかる。それでももっとましな演出が出来る製作者はいなかったのか、それともこれが邦画の限界だろうか。自分は堤幸彦監督は好きではないことがはっきりわかった。
つつみぃ~(怒)
ともだちの正体・・・・
キャスティングみたら佐々木蔵之介しかいねぇじゃん!!(怒)
はじめっから!!!
パート1の1時間経過くらいでわかったよ・・・。
ホンジャマカ石塚がともだちだったなんて
ありえないし・・・。(ともだいならむしろ斬新)
香川照之も龍馬伝の前で今ほど有名じゃなかったし・・・。
ラストで実は佐々木蔵之介でした!!!ともったいぶった
演出観て冷めました・・・。
街でごろごろしている売れない芸人がすべったときより寒かった。
思わずおいらも「知ってるよ・・・。」って小声でいってしまった
というのは作り話。
これが最後?!
第2章がマンガのストーリーのうわっつらを
突っ走ったような内容で
ついていけなかったので
今回はあまり期待せずに見たのですが
上手にまとまっていて
面白かったと思います
エンドロールの後もストーリーが続くのですが
エンドロールで
ヾ(゚0゚*)ノあれあれ~?
見てない人が居る~と思ったら
エンドロール後に出てきましたw
今回も色んな人がぽっと出しているので
探すのも楽しいかも?
おいてけぼり。。
3時間近い映画で、更に登場人物も多い。
そして、架空の人物まで登場・・・・!!!
集中してないと、おいてけぼりになってしまう。
私は漫画を読んではいましたが、第1章・第2章で述べている通り、
原作も中だるみのだるだるです。
その上登場人物多いので、もーいちいち全員の個々のストーリーなんて明確に覚えていませんw。
漫画とは結末が違う!なんて、前宣伝があったので期待していましたが、あまり裏切られた感は無し。
「そーかそーか。うんうん。( ・ิω・ิ)」
と、もうつっこむことを止めて、流しちゃいそうな勢いで、たるみまくりました。
やっぱ、映画の上映時間って大事。
入らないから長くしちゃった、じゃダメですよ。
かいつまんで、面白さを凝縮してくれないと。。
もしくは、ドラマ化の方が良かったんじゃ・・・?
でも、唐沢さんも好きだし、キャストは良かったし、浦沢直樹さんの漫画は基本的には好きだし、一生懸命作った感が伝わったのでw、3.0です!
私的に一番良かったのは、コンチ役の山寺宏一さん。
外見だけでなく、声までぴったり!さすが声優さん。
彼だけは、俳優のバックグラウンドが見えない、純粋に漫画から出てきたキャラとして観れて、楽しかったです。
若干消化不良ぎみ
最終章の最大のテーマは、何といっても“ともだち”が誰か?ということ。
でも、逆に言えば、この作品はそれだけだったような気もします。
見ている途中「ずいぶんひっぱるなあ」と何度思ったことか(^^;)。その割には、見終わってみるとわからないことがけっこう残っている気がして、若干消化不良ぎみです。
まあ、面白くないわけではありませんが。
最終章の考察
最終章をラスト10分も含めてすべて見終わった瞬間、
誰もがその場を動けなかったようだった。
というか、ナニかを待っていたのかもしれない。
「え?!これで終わり?」
疑問符が頭の上を横切る。
重苦しい空気が映画館の中を漂い、
「終わったんだよね・・・」
とひとり納得し苦笑いしながら席を立つ。
みんなただただ無言で会場を後にする。
そんな気まずいラストも時間が経つにつれ整理できてきた。
そして、原作よりもしっかりまとまっていたことに気づく。
いくつかの謎やエピソードをざっくりとひとまとめにし、
ダイジェスト的な早回しではあるが、
伏線の回収もおこないながら、
映画としての体裁は整っていたように思う。
そういう意味では、原作よりも大人っぽい作品に仕上がっている。
あえて原作とは違う方法で、原作のラストを映像化している。
そして、原作よりも深化しながらメッセージをより伝えやすくしている。
そういう意味で、映画版は非常にメッセージ色の強い作品となっている。
ぼくの感想はそんな感じだ。
あまり原作と比較する必要もないくらい、
映画としてある程度きちんと纏まっているのは、
堤の構成力だし、浦沢と長崎が脚本にも携わったおかげだと思う。
そういう意味では、非常に恵まれた環境で完成したのだろう。
漫画と映画は非常に似た関係にある。
静止画か動画か、2次元か3次元か、
そういった違いはあるものの、視覚をメインに描写される表現は
どうしても類似点やその差異を求めてしまう。
これが小説の映像化であればまた違ってくる。
もともと文章からイメージされた描写を映像化すること自体、
内容によっては荒唐無稽であったりするわけで、
解釈によっては幾通りの、100人100通りの描写が可能である。
だから原作の小説と明らかに違う作品ができたとしても、
比較的素直に受け止められるのはそういうことかもしれない。
しかし、原作が漫画となるとそうはいかない。
原作のファンは映画の中で、漫画で見たままの描写を求めるものだ。
そして、ここが違う、あそこが似ている、などと比較してしまう。
それはファンゆえの楽しみなのだが、この20世紀少年の制作サイドも
原作の漫画表現を忠実に、さらには緻密に再現したりするから、
なおのことその類似や差異が気になってしまう。
原作は22巻+2巻の計24巻、総合計5,086頁にも及ぶ長編である。
それを3部作とはいえ、たったの9時間弱で纏めるなどそれこそ荒唐無稽である。
当然すべてのエピソードを踏襲することは絶対に無理であるから、
どのシーンやエピソードが残り、外れるのかがファンにとっては大事で、
それによってストーリーがどのように変化していくのかも気になるところである。
結果的に第3章は、原作とは違うストーリー展開で、
同じラストに持っていくという荒業がうまくクリーンヒットして、
ボーリングで言えばスネークアイかパンチアウトを決めたような、というと良くいいすぎかな・・・
映画としての独自性を貫きながら、原作のニュアンスや表現をきちんと丁寧に復元していると思う。
ぼくはそれ以上に、映画版20世紀少年は漫画では表現し切れなかったメッセージ性を強く持つ作品となった気がする。
第2章のラストでヨシツネをともだち側の人間だとミスリードさせた意図は、
ぼく的にはきちんと伝わったと思う。
この原作にはなかった新たなエピソードが、この映画をメッセージ色の強いものにしている。
さらには、ラスト10分で描かれた、原作でいうところの「21世紀少年」の最後のエピソードでは、
ケンヂと“ともだち”との関係を原作よりも発展させ、明るい未来を創造させる形で終わらせている。
ヴァーチャルアトラクション内でのケンヂと“ともだち”の関係が、原作では描かれなかった代わりに、パラレルワールドの未来を明るく予見したのは、ぼく的にはとてもよかった。
まあ“ともだち”の中学生時代の配役がまさか彼とはね、これもナイス配役だった。
ただ残念なところもある。
主要メンバーの中で、原作とは異なるストーリー展開の中で、
おそらくしかたなく切り捨てられた「サダキヨ」だ。
原作では非常に重要な役で再登場する。
ケンヂたちが“ともだち”と最後に対峙したときに重傷を負い、意識不明の状態で、
ケンヂとともに“ともだち”の最後の陰謀を阻止するべく戦ったのだ。
それにより、サダキヨは最後になってケンヂたちの仲間として人生を終えることができたと思う。
感動のラストシーンだ。しかし、このエピソードは第2章の時点で消滅してしまう。
もしかしたら、映画のラストのケンヂと“ともだち”の関係の発展は、
サダキヨのエピソードの変形なのかもしれない。
さらには、ヨシツネはサダキヨのような役割を
結果的に演じてしまっているようにぼくには思えるのだ。
この辺のキャラクターの扱い方やストーリーの歪曲は、
映画表現の中での妥協でしかないが、第3章ではそれが如実に現れる。
万城目と矢吹丈・・・
おまえもうお面とれよ・・・
原作ファンはそこにわだかまりを感じるかもしれないが、
映画だけのオリジナルストーリーと考えれば、逆に漫画よりも良い脚本になっているかもしれない。
原作ファンがもうひとつわだかまっているのは、
映画のエンドロール前のラストシーンであるライブシーン。
原作ではケンヂは『あの歌』を歌わなかった。
なぜなら、“ともだち”が死ぬ直前にケンヂは“ともだち”に歌って聞かせる。
そして、「あの歌はもう歌わないんだ」と宣言する。
確かにこのセリフを発するエピソードは映画には描かれなかったので、
別に歌ってもいいんだけど、それ以上に映画で『あの歌』を歌ったのは、
あのラスト10分のケンヂと“ともだち”とのやりとりに繋がっていくんじゃないかな?
さらには、ラスト10分は漫画でのケンヂと“ともだち”の最後のシーンとも繋がっている、ような気がする。
なぜ“ともだち”はケンヂに『あの歌』をリクエストしたのか?
そしてケンヂはなぜ『あの歌』を封印してしまったのか?
「俺はおまえが思っているような人間じゃない」
ケンヂがカンナから「なんであの曲やらないの?」と聞かれたときのセリフだ。
このときのケンヂは、映画的に言えば“ともだち”を産んでしまった自身への贖罪となるのだろう。
だがそれ以上に、『あの歌』がケンヂとともだちの至極個人的な歌になってしまったのではないか。
だからこそ原作ファンが映画で『あの歌』を歌ったことに抵抗があるのだ、とぼくは解釈している。
さらに個人的なことを言わせてもらえば、
ぼくが理想としたラストは、
ガッツボウルの外観
小泉響子がボーリングの玉を抱えている。
後方には神様が鎮座している。
小泉響子「ねえ、神様。」
神様「なんだよ。」
小泉響子「来ないねえ・・・・
小泉響子はボールをレーンに投げ込む。
小泉響子「ボーリングブーム!!」
ゴオオオっという音ともにボールがレーンを走る。
神様「ふん!!」
神様「だから、」
神様がボールの行方を見守りながらニヤリと微笑む。
神様「まだまだ死ねないんだよ!!」
です!!!!!
ハイ、これま~でよ。
まさに最終章。とりあえず、まとめたね。
多くの登場人物を動かしきれていない感は否めないものの、結末にもっていくのが肝要。世界観にのめり込むというよりも、目撃しに行った感じ。
第一章で怪しいと思った人が結局、ともだちだった。残念というよりは、無茶苦茶なオチを見せられるよりは何倍もいい。いろいろ好きな俳優さんが出演しているし、それほどまで酷くないので、淡々と見守ることができた。
鑑賞後の感想も予想通りだった。
キャスティングはいいと思う
原作読者で、映画の方は1と2を観ていません。感想としては、漫画の実写映画化としてはよくやっている方ではないかと思いました。内容はともかく、漫画のキャラクターの実写化に違和感がないという点で楽しめると思います。内容はやっぱり原作の方が面白いです。
スカスカ、グダグダ
自ブログより抜粋で。
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完結編ということで、“ともだち”の正体、すなわち「“ともだち”は誰なのか」という最大の謎はもちろん解決するし、どうして彼がこんなことをしたのかという心理的要因、「“ともだち”とは何なのか」という意味においての「“ともだち”の正体」にまで踏み込んでいたのは評価する。
ただ、三作通して、どうして“ともだち”がここまでのことを成し遂げられたのかという過程がスカスカで、どうしても説得力に欠いてしまうのは相変わらず。
この“過程軽視”は“ともだち”のみならず、他の登場人物たちにも共通していて、例えば「ワクチンを開発できました」(現在完了形)ってだけのために登場し、そのままフェードアウトするキリコ(黒木瞳)の扱いを見ても、同様の消化不良を感じずにいられない。カンナ(平愛梨)の実母なのに、なんで全員集合のクライマックスにいないのさ。
ほかにも、カンナが抵抗軍のリーダーになっていたり、“ともだち”側だった人たちが勝手に改心していて反旗を翻していたり、と、ことごとく結果だけが提示されるご都合主義の羅列で、映画というものに期待するドラマチックさからはほど遠い。
(中略)
ただ今作での白眉は、神木隆之介クン。
ネタバレになるので詳しくは書かないが、たったあれだけの出演時間で、その役柄のみならず、このグダグダな作品に一定の説得力をもたらした彼の表情で訴えかける演技は賞賛に値する。
よかった
原作読んでません。
この前TVで1と2章見ただけ。
見終わっての率直な感想は、おもしろかったです。
いろんなレビューを見て、駄目かと思って見に行ったのですが・・・
多分お話の内容よりも原作の舞台となる同世代なので、その時代の
ことが自分の子供時代とリンクして興味深かった。
そしてよく作ったなぁと感動しました。
文句をつけるとしたら、誰が主役かわからない。ケンヂですよね?
オッチョが一番かっこよかったですね。
あれだけの出演者を結構平等に描くのは、大変だったと思います。
これはひとつの答えであって、別の描き方が何種類もできそうな
おもしろい作品でした。
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