劇場公開日 2009年8月29日

「「20世紀少年」三部作は、ストーリー展開とか、リアリティーとか、テーマとか考えずに、ただ映像の面白いところを探しながら見る映画かもしれないと思った。」20世紀少年 最終章 ぼくらの旗 Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0「20世紀少年」三部作は、ストーリー展開とか、リアリティーとか、テーマとか考えずに、ただ映像の面白いところを探しながら見る映画かもしれないと思った。

2013年12月14日
PCから投稿

楽しい

単純

公開している当時、2作目がすごくつまらなかったので、もう劇場には見に行かず、見るとしてもレンタルDVDにしようと思い、しばらくパスしてました。

でも、いつも行く地元のシネコンで、異常に長期間上映していたので、気になってしかたなくなり、もしかしたら面白いかも?と思い、結局見に行ってしまいました。

結果、2よりは面白いけど、ファンタジーが嫌いで、リアル系の映画好きの私には、やっぱりちょっときつかった。

原作は読んでないし、まったく読む気ないけど、たぶん画力で見せるマンガなんだろうと思いました。

ストーリーの整合性はほとんど無視で、こういう絵を書いたら面白いだろうな、とか、こういうキャラクターが出てきたら面白いだろうな、とか、昔こういう物があったけど、懐かしいな、書きたいな、とかそういう方に思考が向いているような気がする。

だから、ストーリー展開とか、リアリティーとか、テーマとか考えずに、ただ映像の中の面白いところを探しながら見る感じの方がいい。

特にこの映画は、映像的には、最後章だけに、シリーズでは一番面白いと思う。

でも、何か考え始めると、とたんに面白くなくなる。

一気に見る作品というよりは、DVDなどでゆっくり何度か映像を見て、細かいところを楽しむような人向けの映画かもしれないです。

Push6700