劇場公開日 2009年10月24日

沈まぬ太陽のレビュー・感想・評価

全71件中、21~40件目を表示

3.0山崎豊子のベストセラー小説を渡辺謙主演で映画化。

2019年9月16日
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鑑賞方法:映画館

山崎豊子のベストセラー小説を渡辺謙主演で映画化。

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てかる

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2017年6月29日
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鑑賞方法:映画館
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キッスィ

3.5中途半端

2017年6月12日
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大きなスケールを感じられる映画。
しかし日航機の事件を扱いたいのか汚職を扱いたいのか
人間ドラマなのか、どっちつかずで、どのテーマも掘り下げが不十分。

心情描写は細やかさが足りずツッコミどころが多いし、
社内政治や労働問題は浅くさらっているだけでリアリティがない。

まあこういう、広く浅くどこをとっても80点な作品がウケるんだろうけど、
スケール感がある分、惜しさを感じた。

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もりり

3.5《沈まぬ太陽》とは

2015年3月24日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

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松井の天井直撃ホームラン

3.0原作を読みたい

2015年3月6日
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映画の中に埋めるには無理がある気がする。

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44mm

3.0原作には遠く及ばない

2015年1月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

やはり映画という時間的な制約のある中で、この長大な原作を映画化することには無理があったのだと思う。白い巨塔のようなロングクールで初めて実現できるのではないか?
制作サイドの熱意は伝わるものの、何もかもが中途半端になってしまった残念な作品。

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ツンツン

3.5この映画の主題は何だろうか

2013年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

難しい

総合:70点
ストーリー: 60
キャスト: 80
演出: 70
ビジュアル: 50
音楽: 65

 なかなか壮大な話であるしそれなりに面白い。だが一人の男の生き様の話なのか会社組織の話なのか焦点がぼやけているようにも感じるし、また主人公側からの一方的な見方になっているように感じる。渡辺謙が劇中で不条理や腐敗に立ち向かえるのかといえば、あまりそのような機会はない。

 主人公の渡辺謙に対する理不尽な待遇、その代わりに会社でうまく立ち回る三浦友和の会社人としての二人の生き方の違い。会社内部での腐敗の問題。航空事故とそれに対する応対。会社の建て直しの問題。全てのことは1つの会社でのことであり関連があるとはいうものの、必ずしも互いに強い関連があるわけではない。少しそれらを詰め込みすぎて、この映画の一番言いたかった主題は何だったのだろうと思ってしまう。

 また渡辺謙の生き方を中心に据えているとは思うのだが、会社やその他の立場にも主張はあっただろうと思う。彼が組合代表として会社の業績など無視して要求だけ通すというのに、私は必ずしも賛同できない。またそれが直接安全につながるというのにも賛成できない。そうじゃなくても日本の航空会社の社員は良い待遇を得すぎて会社を圧迫していると批判が強い。そのような人物を危険と会社がみなすのはやむを得ない部分はあるのではないか。
 私は山崎豊子作品は「白い巨塔」「華麗なる一族」の2つしか読んだことがなく、この作品は実は読んでいない。しかし彼女の作品の特徴として悪い人は自分の野望のためには手段を選ばぬ悪の存在、主人公は不器用で自分の信じる道を行くというのがあるように思える。だがそのあたりが白黒はっきり立場を分けすぎているように感じるし、この作品もそのような傾向があるように思う。

 それから飛行機のCGは正直残念。この作品の質は全体的に悪くないのに、この映像が出てくるところだけいきなり安っぽくなってしまった。

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Cape God

3.0すべて中途半端で不満です。

2013年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

全体的に言うと、勉強にはなったけど、あまり面白くなかった。
主人公の恩地が苦しんでいるのを見ていたら、見ているこっちが恥ずかしくなった。
全然苦しくないとは言わないけど、たいしたことないでしょう。
労働組合もないような中小企業で、こういう立ち位置になったら、こんなもんじゃ済まない。
ものすごいいじめの末、それでも辞めなければ普通、強引に解雇になるよ。
子供のいじめが問題になっているけど、大人のいじめもすごいよ。大人は生活がかかっているから、家にひきこもるわけにもいかないし・・・。
海外に飛ばされたって、その間はいい給料もらってるはずだし、いい社宅にも住める。
大企業だから強引に解雇というわけにもいかない。(すぐ不当解雇で訴えられる。)
子供もちゃんといい教育受けられるわけだし、夫婦仲もいい。
出世はできないかもしれないけど、初めっから全然沈んでない。むしろ浮いてるぐらいだよ。
こんな甘い環境で、信念を貫いたとか言われても納得できない。
明らかに日本航空をモデルにしていて、現在の経営危機の原因が、フィクションとはいえ、なんとなくわかり、勉強にはなったけど、だから何?それで?と言いたくなった。
政治家も官僚も役員も従業員も、会社のふところに手を突っ込んで、やりたいほうだい。
何がどうなろうと自分の利益ばかり考えて、まったく責任をとろうとしない。
こんなどこかの国の政府みたいなもの見せられて、個別に完全懲悪のストーリー展開されても、すっきりしない。
これをやるんであれば、めちゃくちゃに破壊された後に、再建の希望が見えてくる、ぐらいのところまでやって欲しかった。
すべて中途半端で不満です。

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Push6700

2.5( ̄o ̄)え?

2012年8月18日
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鑑賞方法:TV地上波

知的

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まつり★

4.0なんのために働くのか

2012年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

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mamezo

5.0映画では短い、TVドラマ2年規模放送必要かと。

2011年3月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

怖い

知的

在米親友がメールで鑑賞した感想を教えて欲しいと聞きDVDプレゼントした、
率直に原作本の出た頃は米国におり一時帰国して本をまとめ買い、機内にて
4冊すべて読破した。その大作の映画化は無理があったと思う、洋画だと
ヒット作品は続編を造るし邦画もTVドラマ形式で同様にする。このパターン
本来ならば作品が持つ素材の良さ=原作から描ける良さ、を上映可能かと
思えた。世間の噂だと製作&配給会社の予想に反して女性客が遠のいて
男性客関心高く映画的には赤字らしい。確かにそうかも?のシーンはある
だが逆説的に言うならば「本来あるべき航空会社の姿とは何か?」を問う
場合に、我が国だと避けられる難点なのか?という実情を垣間見る。事実
原作や映画にもどうしてか?「営業活動」は決して出ない、これはTV等の
ドラマでも航空機関連でしかりだ、あまりにも映像にするストーリーが
ピンポイントで限定されている。多角的角度で表現すべき映画であるこの
テーマは個人的にハリウッドがもし製作すれば全く異なる映像とスケール
に思える、ただ評価出来るのは主人公を渡辺兼さんが原作者へ何度も足を
運んでお願いしたのは映像に出ていること。本物の役者根性を見れたのは
嬉しかった。

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EWR

3.5大企業の中で意志を貫き通した反骨者

2011年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

怖い

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としぱぱ

4.0でもなぁ、波に乗っている奴らの方が辛いかもしれん

2011年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

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shimo

2.5小説の一部映像化PVの様な感じ

2010年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

あの長編を3時間でまとめるんだから無理もないが、小説に比べると重みがなく眈々と小説の名場面を映像化した様なイメージ。話に脈絡がなく薄っぺらい。
小説を読み終わった後に挿し絵の様な感覚で観るには良いけど、小説を読んでない人がこれが沈まぬ太陽だと思ってしまったら、山崎豊子さんが可哀想。

ただ、遺族の痛みや苦しみは映像ならではの迫力が伝わった。520人が死んだという事の重みが。

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sakatomo50

2.5山崎豊子さんらしいストーリー

2010年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

3時間22分という長編であるにもかかわらず、中だるみすることもなく、よくまとまった作品でした。ストーリー/進行的には、いかにも山崎豊子さんらしい内容ですが、今回の作品に関して言うと、主人公の個性があまり強く感じられないせいか、その他の山崎作品と比べて印象の強い作品ではなかったように思われます。

しかし、こういう生き方をした実在の人物がいるということを思うと、共感できるものがあります。

気になったところでは、労組の問題と、航空機事故の問題の関連性が、映画を観ている限りにおいてはあまり強く感じられなかったために、主題の首尾一貫性が薄まってしまっているようにも思われました。(伝記的作品と考えればいいのですが)

企業というものは多かれ少なかれ似たような二面性があるものであろうと思いますが、日航の現状を見るに、この企業は一度仕切りなおししなければならない運命にあったということなのでしょうか。

演技面で一番張り切っていたのは行天四郎役の三浦友和であったような気がします。

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k.mori

4.5観てよかったです。

2010年3月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

3月8日観賞 第二弾
最寄の劇場で凱旋上映があり、早速行ってみた。

不器用な生き方しかできない渡辺謙。
不器用もここまで来るとカッコイイとすら思うが、実際自分の旦那だったら、とても鈴木京香のような妻にはなれません(言い切り!!)
脇もそれぞれ名優ばかりなだけあって、本当に奥行きのある良い映画でした。

ただ、途中の先物(10年もの?)買いなんたらうんちゃらだのといった、政治的なことや、経済的なことが、知識のない私には「わからんっ」って思って、ちょっとダレてしまいました。
原作も未読だしね。

でも、映画自体はは長さを感じさせないいいものでした。
これはお勧めです。
一度は観た方がいいと思いますよ~。

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grayteer

3.0長いけど、見応えがある大作

2010年2月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

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のーまん

4.0わたしもアフリカに行きたーい!!

2010年2月12日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

もともと山崎豊子さんファンなので、邦画は滅多に見ないのですが行って正解。
本と比較してしまうとやはり端折った感は否めませんが、あの独特な山崎ワールドにどんどん引き込まれて長いはずの上映時間もあっという間に感じる程でした。
この映画を見た直後に飛行機に乗ったら、いつもは平気な揺れに動揺してしまいましたが。。。今話題の業界ですが、本当に安全第一です。

そして何時か私もこの眼でアフリカの広いサバンナに広がる沈まぬ太陽を見に行こうと心に誓いました。

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SHALANI

5.0日本の映画界の至宝

2010年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

原作からのファンです。

全5巻の内容を、どのように映画化できたのか、楽しみでした。

結果はなんと3時間22分の超大作。

御巣鷹山ジャンボ機墜落事故をメインとしながら、某航空会社の問題点を
洗いざらい映像にまとめていました。

渡辺謙さんの圧巻の演技。脇をかためた役者陣のすきのないこと。

日本の映画界の至宝といってもよい作品。

この映画を見ずに、今後の映画界を語るなかれ。

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eiga.com-king

4.0この映画が訴えていること.....もう一度考えて欲しい.....

2010年1月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

山崎豊子原作のフィクション小説ですが、誰がなんと言おうと今経営破綻が騒がれている航空会社をモデルにしており、現状のゴタゴタを見るに真実の物語なんだなという感覚に落ちいる......。

 10年ほど前に企画されたが方々の圧力により頓挫し、その後も何度も映画化の話を立ち上げたが立ち消えになっていたようである。
もし、10年前に映画化されていれば、今の経営破綻は免れたかもしれないと思うほど、現状のゴタゴタが尾を引いていることが分る。それほど、酷い会社に描かれています。

 劣悪な労働環境改善のため労働組合委員長として会社と真正直に戦った恩地元(渡辺 謙)は、一番会社の将来、安全安心な航空会社を思い尽力するも、先の組合活動の制裁として露骨なる懲罰人事にてその後、転々と僻地勤務に長年飛ばされるという酷い仕打ちを受ける......一緒に行動した仲間たちもそれぞれ酷い人事異動を言い渡されている......そして、会社のいいなりとなる労働組合設立を含め今問題になっている4つもの労働組合があるという変テコな会社に......。

 御巣鷹山の大惨事でも遺族に対して全く人ごとのような酷い対応......真摯に補償問題を考えなければならない中、就航した国には必ず当社経営のホテルがあるべきと多額のホテル投資を行い、ドル買いによる無茶くちゃな資金運用......そこにたむろする利権構造が見ていて痛々しい!

 高級官僚や政治家と業界の癒着も酷いもので、事故を契機に建て直しを計るため総理大臣は、関西紡績での労務対策の実績のある国見正之(石坂浩二)を強引に会長職として引っ張ってくるが、都合が悪くなると会長辞任を迫りポイ捨てへ......まるで、日本郵政の西川社長を引っ張ってきて、政権が変わったら辞任に追いやった件に良く似ている....。

 こんな会社に公的資金を注入して助けている場合ではないと、つくづく思うような内容でした.......。

 さすがに3時間22分の上映は長い.....でもその分、得した気分にもなります!.....途中の10分休憩もありますが、特に女子トイレは長蛇の列になる可能性があるので水分は控えめに.....。

 いい映画でした.....。

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51です