「金融資本主義は悲しい」ハゲタカ osanさんの映画レビュー(感想・評価)
金融資本主義は悲しい
綾野剛でハゲタカをまたやるという。そういえばこれ観たなと思いだしたので、忘れないうちにレビューしよう、と。
60年代以降の日本の映画で時代性や社会性をしっかり出しつつエンタメや笑いも出そうとすれば、企業社会を扱うというのは、これは当然の成り行きなんだと思う。ジャパニーズカルチャーがもて囃される時代だが、ジャパニーズカルチャーの典型が日本経済・日本企業社会であるのだから。
これが続くNHKドラマ版を含めて、傑作だと思う。残酷さと悲しみが混在している。そして日本社会の強さと弱さも露呈される。
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