マイティ・ソー : 特集
全米週末興収ランキング2週連続No.1を記録したほか、全世界56カ国で第1位を獲得! 世界の映画ファンを熱狂させた“ヤツ”がやってくる。圧倒的な存在感とパワーで“オレ”を貫く型破りな“オレ様ヒーロー”がついに降臨。7月2日公開「マイティ・ソー」の魅力に迫る。
世界の映画ファンを旋風に巻き込んだスゴい映画《ヤツ》がやってきた!
その名は“ソー”──「マイティ・ソー」!!!

■時代は今“オレ様”を求めている!究極の“オレ様ヒーロー”=ソー降臨!


長らく続く経済不況、混迷する政局……日本にはいまだ閉塞感が満ち、それはまるで晴れることのない分厚い雲のよう。先行き不安なこうした時代だからこそ、人々は、状況を打破する哲学や、光明を与えてくれるリーダーを求めることになる。
ビッグ・マウスを実行に移すサッカー日本代表・本田圭祐や、連続イニング無失点記録を更新し続けてきたプロ野球・日本ハムのダルビッシュ有らのプレイが観客に力を与え、「三国志」や戦国時代の群雄たちがもてはやされるのは、まさにそういう理由からに他ならない。そう、時代は頼もしさにあふれる“オレ様”を求めているのだ。
そんな要請に応えるかのように登場するのが、本作「マイティ・ソー」。主人公ソー(クリス・ヘムズワース)は、神々の王オーディン(アンソニー・ホプキンス)の息子で、最強の戦士。見事に鍛えられた肉体と最強の武器“ムジョルニア”が放つ圧倒的なパワーですべての敵を打ち砕き、自らが正義であることを証明する、まさに究極の“オレ様ヒーロー”なのだ。
だが、本作の魅力はそれだけではない。王の跡を継ぐ立場ながら、力に溺れて増長したソーは、過ちを犯して地球へと追放される。ムジョルニアと強大なパワーを奪われ、普通の人間になり果ててしまったことで、初めて知る己の無力さと人々の想い。神々の国と地球を結ぶ“虹の橋”(ワームホール)の研究者ジェーン(ナタリー・ポートマン)と出会い、そして最大の試練を前にしたとき──ソーは“真の強さ”に目覚めるのだ。その過程は、観る者の心を必ずや熱くすることだろう。
成長していくソーの姿、それを取り巻く人々の物語は、時代を照らす光明であり、そして、多くの大切なことを教えてくれる。今こそ、ソーの生きざまから学ぶべし!
■日本の映画ファンも世界に続け!全米2週連続ダントツNo.1!全世界でも大ヒット!

本作は全米週末興収ランキングで、2週連続の第1位を記録。初登場した第1週の興収6600万ドルは、「X-MEN」の5400万ドル、「ファンタスティック・フォー」の5600万ドルを大きく上回る数字。また全米だけでなく、イギリスほか世界56カ国でも軒並み初登場第1位を獲得、世界中のアクション映画ファンの熱い支持を集めている。
製作は、ロバート・ダウニー・Jr.主演「アイアンマン」シリーズで幅広い映画ファンの支持を集めたマーベル・スタジオ。同社としては初となる3Dアクション大作だけに、力の入れようも特筆すべきところ。今回も、誰もが楽しめるアクション・エンターテインメント作品として仕上がっている。
数々のヒット作を退けて、世界で記録を樹立している本作、日本の映画ファンもその勢いに続くしかない。
■ナタリー・ポートマン、アンソニー・ホプキンス、浅野忠信
アカデミー賞キャストの安心印!

ソーを演じる新鋭クリス・ヘムズワース(「スター・トレック(2009)」)の脇を固めるのは、アカデミー賞に縁深い俳優たちだ。ソーに“真の強さ”を自覚させることになるヒロイン、ジェーンには、日本でも大ヒット中の「ブラック・スワン」の熱演で、見事、本年度アカデミー賞主演女優賞に輝いたナタリー・ポートマン。彼女がオスカー受賞作品の直後に、満を持して出演したのが本作なのだ。
また、主人公の父、神々の王オーディンには、名優アンソニー・ホプキンス。「羊たちの沈黙」でアカデミー主演男優賞を受賞、他にも3度同賞にノミネートされている。ちなみに本作でアクション映画の演出に初挑戦したケネス・ブラナー監督は、「ヘンリー五世」でアカデミー賞監督賞、主演男優賞にノミネート、さらに「ハムレット」でアカデミー賞脚色賞にノミネートされた才人だ。

そして注目なのは、日本からも個性派・浅野忠信が出演していること。日本アカデミー賞の主演男優賞、助演男優賞に計4回ノミネートされたことはもとより、07年には全編モンゴル語の歴史大作「モンゴル」に堂々主演。外国語映画賞にノミネートされる快挙を成し遂げている。本作では、ソーに仕える3戦士の1人という大役で出演。その活躍ぶりも必見だ。
なお、「マイティ・ソー」のオープニング成績6600万ドルは、“日本人俳優が出演したハリウッド映画”として歴代ナンバーワン。「ラスト・サムライ」(渡辺謙、真田広之、小雪ほか)の初登場2400万ドルはもちろんのこと、同じ渡辺謙出演の「バットマン・ビギンズ」4874万ドル、「インセプション」6278万ドルをさらに上回るものだ。
LAプレミアに参加した浅野忠信の模様を動画でチェック!
■“オレ様ヒーロー”ソーの地球降臨シーンを特別公開!
地上に堕ちたソーが、果たしてどんな活躍を見せるのか!? 3Dで繰り出される超ド級のVFXバトルを劇場で体験せよ!
