アイアンマン2のレビュー・感想・評価
全167件中、161~167件目を表示
「アイアンマン2」..男心がくすぐられるw
いやぁ....こういう映画を観ると自分が「男の子」だと実感するよ。もう「子」ではないけれどね(笑)
大半の男性は子どもの頃に一度は「ロボット」や「戦隊モノ」に熱中する時期があると思うんだけどどうだろう?
大人になるにつれてその熱中の度合いは薄まるんだけど、でも別にそれらを嫌いになったというわけじゃなくて、いわゆる「童心」と一緒に心の奥にしまっちゃうだけなんだよね。
そんな子どもの頃の気持ちを呼び起こしてくれるような映画だよ。
さて、前提としては前作を観ていないと登場人物の人間関係や様々な設定が分からないし、それらを改めて説明してくれるようなシーンはない。なので、この作品を観る前には前作を観ておくことを強くお勧めしたい。
前作は「武器商人」トニーがテロリストに拉致されたことをきっかけに、パワードスーツ「アイアンマン」を開発。テロリストを粉砕する物語。
ネガティブなイメージのセレブだった武器商人トニーから、悪を粉砕するヒーロー「アイアンマン」となったトニー。
そのトニーの「その後」の話が今作。
ヒーローとなり脚光を浴びるトニー。一方で国防に関する政府の威信を丸つぶれにしてしまった「出過ぎた杭」にもなってしまい、政府から様々な圧力がかるようになってしまう。
自身の軽いノリと絶対の自信でそれらをかわし続けていたトニーの前に、トニーに勝るとも劣らない天才科学者が自作の「スーツ」を身にまとい現れる(CMで目立ったあの電撃ムチのような武器がそれ)。
そこにトニーのライバル会社や秘密組織の存在が複雑に絡み合って、事態は想像を絶する戦闘の中に突入していく....。
前作ではトニーの天才ぶりとアイアンマン開発の過程などが観られてとても面白かった。トニーの研究所内の人工知能を擁する超未来的なシステムにもワクワクしたんだよね。
今作ではそういった超未来的なシステムやメカよりも、陰謀や主人公トニーの苦悩が前面に押し出された感じだったよ。それと、忘れちゃいけないのが、秘書(社長に昇格)のペッパーとのロマンス(笑) ペッパーの可愛さが印象に残ったよ。ある意味パワードスーツ「アイアンマン」の印象が薄かった格好。
主人公「アイアンマン」の印象が薄れた大きな原因は、今回はロボットが沢山登場し過ぎたんだよね。友人ウォーマシンが身につけたアイアンマンにしても、敵が開発した遠隔操作ロボットにしても...。そのせいでアイアンマンの「スペシャル感」が薄れてしまったんだと思うよ。
ただ、一方で秘密組織【シールド】が登場したことで、次作の可能性への布石を打ったとも言えるね。うん。
それに、やっぱりアイアンマンの戦闘シーンは良かった。今回は敵ロボットとの空中戦に多くの時間が割かれていたけど、そのスピード感はとっても楽しめたよ。
時折挟まるアメリカンジョークも劇場内に笑いを誘ったね(笑)
前作のようなシンプルなアクションエンタテインメント作では無くなってきた感じだけど、それでもまだまだ男心をくすぐる作品だと思ったよ。うん。
なかなかおもしろい。
一作目を見ていないのですが、
それでも、大丈夫です。
十分楽しめますよ。
最初の1時間は、
ちょっと、アイアンマンの言動が
鼻につきます...。
しかし、後半は、スピード感あふれる
アクションシーンは、おもしろいです。
スカーレット・ヨハンソンもいいですよね。
アクションファンは、ぜひ、スクリーンで。
オジサン達のヒーローショー
5/26、TOHOシネマズ 日劇にて、アイアンマン2のジャパンプレミアの試写会に行ってきました。
映画の前にアイアン・ダンサーズのダンスがはじまりました。
そして、中村獅童さんがアイアンマンのコスプレで登場。
あと、プロレスラーの蝶野正洋さんが、悪役のコスプレで会場内を練り歩いて大騒ぎ。
お粗末なコスプレショーという感じ。
けっこう見やすい席だったので主人も苦笑いしながら喜んでいました。
さてさて、肝心の映画ですが・・・
うん、豪華ではちゃめちゃでハリウッドらしい映画で、面白かったです。
面白いのは、ヒーローものなのに、オジサンしか出てこないんです。
日本なら若い子が出るでしょ?
オジサンたちのヒーローショーですね。
主役のロバートダウニーJrは無精ひげを生やして、グズグズ、グダグダで、カッコ汚いんです。
あまりにもグズグズなので、以前、薬物問題でつかまったというニュースを思い出しました。
悪役のミッキーロークは薄気味悪い。
ネコパンチの弱弱しいミッキーロークじゃなかったです。
かなり鍛えたんでしょうか?
ムキムキ、マッチョで得体のしれない近寄りがたい雰囲気を良く出していました。
この映画、オジサン達しか出てこない中で、女優陣が素敵でした。
スカーレットヨハンソンがカッコ良い!
スタイルは良いし、主役たちより、敵をドンドンスカッとするくらいに倒してくれる!
スカーレットヨハンソンを見るためだけにアイアンマン2を見に行くのも良いでしょう。
サミュエルLジャクソンも登場して、豪華な俳優陣です。
ただ、2時間4分は長過ぎる。
あと30分削って、もう少しストーリーにメリハリをつけた方が良いなぁ~
途中、眠くって困った~
監督も がんばってます!
トニーの付き人兼 運転手をしていた彼、実は【監督】なんですよね。
ジョン・ファブロー、個人的に思い入れがあって ストーリーよりも “彼”に注目して観に行きました。
アメコミの実写映画なので、ストーリーは いじり様がないというか 単純にして明快。
だから、ファブロー演出もベタだけど 彼の色がいい感じで出ていたと思います。
一人倒して イェーイ!と思ったら、大したことなかったって部分は 個人的に好きです。
トニーとペッパーの “犬も食わないケンカ”とか、やっぱりアイロンマンは強いので 圧され気味の部分はまるごとカットってところも ヒーロー物として合格☆
持ってるものすべてがハイテクなのに、武器は手作りでってところも親しみやすくてグー!
サム・ロックウェルの悪役挑戦も、努力は見られましたがゲイリー・オールドマン(『レオン』の悪い人役)くらい凄みがあるともっとよかったかも。
豪華キャストも話題をあつめていましたが、「グヴィネスとスカジョの確執」ってのは 撮影当初から騒がれてましたよね。
劇中でも、それを皮肉ったのか?と思う “トニーの発言”があって(まぁ話の流れだと思いつつ)ファブローやってくれた?と 含み笑いしちゃいました(笑)
おっちゃんヒーローが がんばってるってところがいいですよ。 しかも二作目突入なんて ブラボー・ファブロー!
ちょっと言わせてもらうなら ドン・チーチルが将校ってのがなぁ、しっくりこないけど… スカジョのスタントがなぁ、つなぎが粗すぎてバレバレだったけど… まぁいいじゃない。ってことで、続編に期待・。☆
一味違ったスーパーヒーロー
アイアンマンの続編「ナンバー2」が出た。
日本では6月11日から公開されるそうだ。2008年に、世界中で興行成績5億8500万ドル(600億円)を稼いだ ヒット作品だ。
監督:ジョン ファブロー
キャスト
トニー スターク:ロバート ダウニー ジュニア
秘書 ペッパー:グウィネス バルトロー
親友 米軍大佐ジム:ドン チードル
ロシアからきた敵:ミッキー ローク
トニーの新しい秘書ブラック ウィドー:スカーレット ヨハンソン
ライバルの武器商人ジャステイン:サム ロックウェル
ストーリーは
前回、アイアンマンの大活躍によって 米国防衛の危機は回避された。自分がアイアンマンであることを名乗り出ざるを得なかったトニー スタークは、国のヒーローになって人気者スターになってしまった。いまや米国政府と契約を結ぶ大企業の経営者で、2代目の天才科学者トニーは アイアンスーツを着れば無敵の強さだ。スターク社のエキスポでは、美女達のラインダンスに花火、ど派手なステージショーでアイアンマンスーツを着脱してみせて、トムは有頂天になっている。お金があって、頭が良くて、変身できて、独身プレイボーイだから言うこと無しだ。
米国国防庁は、トニーにアイアン パワースーツを引き渡すように 要求してきた。この国家命令を拒否したためトニーは査問委員会に召喚される。しかし、トニーは 自分の企業秘密を漏らすわけにはいかない。トニーは かつて、アフガニスタンで砲丸の破片に当たって停止した心臓を、ロシアの科学者の手で 原子力を使ったペースメーカーを埋め込まれて救命されている。アイアンスーツは、そのペースメーカーが入った自分の体を犠牲にして作られたものだから、ほかの誰かに渡すことは出来ない。
一方、ロシアで一人の科学者が息子(ミッキー ローク)に看取られながら死ぬ。アフガニスタンの砂漠でトニーを救った科学者に縁のある学者らしい。息子に、アイアンマンは、おまえがなるべきだったんだ、と言って死ぬ。息子は父親の残した設計図をもとにアイアンマンのパワーのもとである原子力を使ったパワースーツを作る。その名は ウィップラッシュ。
トニーがモナコの自動車レースに出場していると、カーレースの真っ最中に ロシアからきた ウィップラッシュが出現して、次々と走ってくるF1カーを 鉄を真っ二つに切れる鞭で つぶしていく。混乱した会場は火の海となった。車から投げ出されたトニーは 攻撃を受け、すんでのところで 駆けつけた秘書 ペパーが 投げてよこしたアイアンスーツのおかげで命拾いをする。
ウィップラッシュは監獄に送られるが、ライバルの武器商人ジャステインに 身請けされて、アイアンスーツのような武器を作ることを 強いられる。強力な敵の出現だ。
そんな事情を知ってか 知らずか、トニーは相変わらず飲んだくれて、はめを外して 美女をはべらせ調子に乗っている。アイアンスーツのまま 酔ってパーテイーをぶち壊しているトニーを止めようと、親友の米軍大佐ジムは、とっさにトニーの研究室から 別のアイアンスーツをひったくって着用し、アイアンマンの大暴れをやめさせる。そんな、トニーに、みんなは すっかり愛想をつかす。
それを好機とばかり、武器商人のジャステインは ウィップラッシュに作らせた強力ロボットを多数政府に売り込む。そして落ち目のアイアンマンを潰そうと、ウィップラッシュは攻撃してくる。
トニーひとりで この危機が回避できるのか、、、。
と いったストーリー。
これで終わらない。続編がある。それは、映画が終わっても すぐに立たないで座っていると、「その次」がちょっと見られる。
新たにトニーの秘書 ブラックウィドー(スカーレット ヨハンソン)が加わった。秘書のペパー(グウィネス バルトロー)は 頭が良くて機転が利いてトニーが馬鹿をやっている間 代わりに社長代行もできる。でもタフではないのに比べて、ブラックウィドーは めちゃめちゃ肉体派で強い。二人とも 普段は ミニのタイトスカートにハイヒールで仕事しているが、いざとなるとブラックウィドーは ボデイースーツで ブルースリー並みのカンフー使いになる。ハスキーな声で、ふくよかな唇 小柄で可愛いスカーレット ヨハンソンが、今まで見せなかったアクションに挑戦している。
しかし、何と言ってもおもしろいのは天才物理学者で正義感ある男なのに 酒と女遊びに溺れ 馬鹿ばかりやってしまう調子者のトニーと、それを支える常に冷静で 利発な秘書ペパーとのつかず離れずの関係だ。だだっ子と それを懐柔するお母さんのような やりとりがおもしろい。
ロバート ダウニージュニアは もともとハンサムでもかっこよい訳でもない。若くもない。ハリウッドで長いこと下積み生活、映画ではまあまあの端役ばかりやっていた。そんな役者がアイアンマン2008年の大ヒットでいちやくトップスターになった。役者としてのそんな彼の姿と、映画の中でのアイアンマンが、今ひとつスーパーヒーローと言い切れない姿とダブって これまでにない人間的なスーパーヒーローの味を出している。姿も顔も美しいスーパーマンや、バットマンとはちがうタイプのヒーローになった。
今回の敵をやったミッキー ロークは映画「レスラー」で、何十年かぶりで映画界に帰り咲いた老練の役者。レスラーではリンクで華と散ってくれたおかげで、観客をすすり泣かせてくれた。今後も悪役ばかりで ちょくちょく顔を見そうだ。でも本当は優しい人だ、と言われても こんな人を友達にはなりたくない。こわい。
トニーが研究しているとき 設計図がスリーダイメンションでコンピューターグラフィックでとび出てくる。これがおもしろい。また、アイフォーンみたいな大きさの彼のコンピューターが、次々と情報を立体図で空間に飛び出てきたり、写真や地図が空間で見られたり、人探しなど さっさとやってくれて、機能が良い。こんな携帯電話、欲しい。
全米で、10人に一人以上の人が失業して職探しに走り回っている、出口のないアフガニスタンで毎日戦死者が出ている。不況の波は、回復の兆しを見せていない。それに加えて、自然災害。何一ついいことのない2010年のアメリカ。
だからこそ、F1カーが がちゃがちゃ衝突炎上し、ガラスでできた高層ビルがアイアンマンの一撃で ガラガラ崩れ落ち、コンクリの建物がグチャグチャつぶれ、何もかも派手に燃え上がるアイアンマン、必見かもしれない。
ファンのための映画?
個人的には4.5をあげたいけど・・・
客観的(それでもファン補正がかかってます)に見て、娯楽映画と
しては前作を少し下回ってます。
ストーリーの流れ的に仕方ない部分もありますが。
いくつか説明の足りない部分もありますが、それを細かく描くより
勢いを維持する編集でまとまりはあると感じました。
ローディー役にドン・チードルを持ってきたのは正解と思います。
テレンス・ハワードだとちょっと軽いというか、トニーがああいう
正確をしてるのでローディーは良識的な雰囲気がバランスを取る為に
大事なので、ドンは適役でしょう。
(前作のテレンスが試作機を見て「次回な」と言っていたのが涙を
誘いますがw)
ミッキー・ローク扮するウィップラッシュも悪役として存在感があり
なかなか。
ニック・フューリーも登場シーンが増えて、いよいよアヴェンジャー
ズ計画が動き出した感があり、シリーズファンとしては楽しみです。
アヴェンジャーズといえば、トニーが設備を組み立てているシーン
で、キャプテンアメリカの盾っぽいものが出てきて笑ってしまいま
した。
映像技術については、もう昨今の娯楽作品軒並み凄いので、今作が
特別どうというものはありませんが、終盤のスピード感あふれる
アクションシーンは観ていて楽しいものでした。
定例となっていますが、クレジットロール後まで席を立たない様に!
次はマイティ・ソーですか。
途中からマトリックス?
久しぶりに外してくれました。
予告編以下かも知れません。
印象に残ってるのは、痴漢撃退女のブラチラドレスと玉蹴りぐらい(笑)
無理にハメ込んだYouTubeが浮いてて笑えました。
つまり、同じウソでもリアリティーの与え方が幼稚なんで、
見ててシラケちゃうですよねぇ。
モロCGだと分かってても観客を引き込んでしまう「アバター」とは、
見せ方が月とスッポン(失礼)です。
ストーリーに至っては、これはもう中身のないアメコミの限界でしょうか?
元々日本人には受けが悪いアメコミ映画に仲間入りですかね。
全編すべて想定内のことしか起きず、しっかり中弛みがあって欠伸が出て、
最後までハラハラドキドキワクワクしないのも珍しいですよ。
全167件中、161~167件目を表示