「誘拐で引っ張りすぎ・・」アマルフィ 女神の報酬 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
誘拐で引っ張りすぎ・・
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フジテレビの亀山プロデユーサーと織田裕二さんの名タッグシリーズ、織田さんは刑事ではなくセキュリティ担当の特命外交官。フジの50周年記念ということで破格の予算が付いたのでしょう、全編イタリアロケ。主題歌の「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」はアンドレア・ボチェッリとサラブライトマンのデュエットで大ヒットしましたが劇中でもサラの美声が聴けますのでお楽しみ。
一応、ミステリーなので詳細プロットは省きますがちっとも進展しない誘拐事件で引っ張りすぎでしょう、原作とも話が変っています、それでも伏線の張り方や役者で大体の予想は当たってしまいました。不可思議なのは脚本家のクレジットが無いことですが、何があったのかそっちの方がミステリー。(原作者と監督が共同執筆)
確かに映画では人物関係や行動に省略や不自然さが多いので原作者も不本意だったのかも知れませんね。
それに加えて不可解なのはタイトル、アマルフィーはちょっと出てくるだけだし、女神ってまさか天海祐希さん?、としても報酬って何?
まあ、記念映画にふさわしくローマの観光名所はきっちりおさえていましたね、イタリアまで行ってもやっぱり日本人ばかりの身内のドラマになってしまうのはフジテレビの力量不足と言ったら失礼ですかね・・。もっともBSフジでの鑑賞なので文句は言えません。
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