シャーロック・ホームズのレビュー・感想・評価
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ぜひ劇場で!
旧作ファンの方々が、いろいろ批判していたようですが・・・
旧作無視なんてとんでもないです。オマージュの塊。むしろ旧作を一本観てからのほうが楽しめると思います。
映像は、わざと汚して・・・最新の古い映像を作り上げていました。映画史上最高に気に入りました!字幕の言い回しまで古く、そして何より字体まで古いというこだわり。旧作の世界で、新作が動いているかのようでした。
劇場で観ないといけない最大の理由が・・・音です!綺麗な音ではなく、汚い雑踏を美しく鳴らしています。完全にやりすぎな最高の音でした!音響のいい劇場で是非です。DVDでは無理です。
内容は、説明を省いて考えさせられる作り。難しくはないけど・・・油断したら終了!くらいには突き放してます。そして、お子様お断り。・・・けど、それがいい!古臭さが、新しい!言い回しの楽しさは、もう最初のセリフから。いきなりズキューンでした!
この先の続編こそが本番!必ず作ってくれると信じています!足りない部分は続編さえあれば解決。
気楽には観られませんが、本当に楽しかったです!
二人の関係がイイわ~。
シャーロック・ホームズといえば、頭脳明晰、冷静沈着のイギリス紳士。
ワトソン君は、医師であり、アシスタント。
それが、私のもっているイメージでした。
でも、それが・・・・・
ホームズは、キタナイ部屋にひきこもり、実験や発明をしている。
一方、ワトソンは、自立していて、婚約者と住むべく、新しい住居に引っ越ししようとしている。
そんな、ワトソンに、とっても甘え上手なホームズ。
なんだかんだと、色々な手段をコウジて、ワトソンから離れたくない。
そんな二人の関係が、今時でもあり、新しくもあり、何だかとっても人間らしくて、良かった。
ジュード・ロウが、「ホームズとワトソンの絆は深い。一緒に仕事をし、戦い、暮らしている。結婚したカップルのようなもの。ケンカもするけど、愛し合ってもいるんだよ」と言っていたけれど、本当にそんなカンジがした。
微笑ましくて、とても可愛い。
いつも曇っているロンドンの空。
馬車。
ステッキ。
アイリッシュな音楽(いいな~と思うとやはりハンス・ジマーさんでした)。
どれも良かった。
推理要素は、しっかりあり、その謎解きもきちんとしてくれているので、後から、≪あれは、どうだったのかな~??≫と悩む必要なし。
でも、どちらかというと、アクションエンタメ作品として見る方が、楽しめる。
本編が始まる前に、「アイアンマン2」の予告編があった。
それを見てしまったばかりに、序章あたりは、ロバート・ダウニー・Jr.が、アイアンマンに見えたしまったのが、残念。
良いとこどり??
問題なし
「ホームズ」として観なければOK?
原作、グラナダ版、アニメ版、ヤングシャーロック等読んだり観ています。
それなりにパスティーシュ物も好きです。基本節操ありません。
今回の映画版は予告からしてアクションを前面に押し出していて、
肝心の推理面がお粗末に感じました。あくまで推理ありきのホームズだと思うのですが。
まったく推理していないわけじゃありませんが、アクションの比重を考えると後者のが多いような。
たぶん、ホームズのことをよく知らない方のが楽しめると思います。
アイリーンの扱いもすっかりハリウッドヒロインで…割り切れば楽しめますが
原作重視の方にはお勧めできないかもしれません。
ただストーリー自体も典型的で特にどんでん返しもなく無難でした。
続編もアリですよ~と教授の名前を最後に出すあたりもお約束で。
可もなく不可もなく、というのが実直な感想です。
映像の暗さというか落ち着き具合や、音楽は霧の倫敦にとてもあっていました。
10年代『バディムービー』のスタンダードへ
『痛快娯楽活劇』
この手のフレーズが本当ピタリと当てはまる映画でしたよッ!!
2時間ワクワクしっ放し。
ガイ・リッチーお得意の時間逆行演出にニヤリとさせられっ放し。
LOSTも真っ青なフラッシュフォワード演出に胸が躍る。
躍動感溢れる格闘シーンに手に汗握るッ!!
推理や謎解きのアッサリバッサリ感が潔い!!
いやあ…シャーロックホームズってこういう小説なんですか??
読んだことないからよく分からないんですけど…w
ホームズと聞いて、勝手に描く自分的イメージは…ジェントルマン、物腰柔らか、洒脱の効いた台詞。
ワトソン君のイメージは…ただの助手、腰巾着、話の外に居るぐらいに傍観者。
全部…映画版では外れてましたw
ホームズ…情緒不安定、汚い部屋に引き篭もり、筋肉隆々。でも推理はピカ一。
ワトソン…立場が同等、ケンカ強い、ホームズが頼ってくる。ハゲ(ゴメンw)。
何より、ホームズがワトソンを引き入れたがる関係性が意外で、新鮮でした。
ホームズが溺愛してるんですね、彼をw
んで、ワトソンは若干疎んでいる訳ですw
生粋のシャーロキアンの目にはどう映ったんでしょうか?この映画。
もし逸脱し過ぎてるなら、もう敢えて許せちゃうんじゃないかなあ…w
10年代の、新たなバディムービーのスタンダードになりそうな予感がするんですよね。
これからも是非、ホームズをガイ・リッチーのライフワークに加えて頂きたいッw
期待しております!!
ホームズじゃなくてもいいような…。
笑いと興奮が程よくて楽しい。
面白かった!!次回作に期待大!!
主人と一緒にワーナーブラザーズの試写室にて見て来ました。
映画を見終わって、面白かったのでもう一度見たいね~、
いやぁ、良かったね~、と言いながら大満足の映画でした。
特に、映画のクライマックスが気持ちの良い締めかたで、
上手いストーリー展開でした。
次回作に期待大です!!
映像の凝り方、迫力、すみずみにわたってお金使ってる映画だなぁーと、
久々に贅沢な気分になる作品でした。
これぞハリウッドだぜ、ってカンジのゴージャスな映画です。
ロバートダウニーJrとジュードロウのカッコよさに惚れ惚れ。
ロバートダウニーJrは、アリーマイラブに出てた時にメロメロだったけど、
新たにマッチョな一面を知って恋してしまいました(笑)
駅に貼ってあった「アイアンマン2」のポスターが気になります。
男の友情は大好物です。
面白かったー 期待通り、という感じ。
怖いミステリーでなく、安心して観られるミステリー映画。
そして アレはなんだったの?というような、
生じた疑問は、ラストまでに全て解決され、スッキリ。
ああ、でも1つ疑問は残ったかも。
ヒロインのレイチェル・マクアダムス、個人的に 顔があまり好きじゃない。
なので、なんでシャーロック・ホームズが
彼女にそこまで惚れてしまったのか、それだけは、謎でした。:-p
ルパンとルパン3世、みたいなイメージ差
革新的でスタイリッシュなガイ・リッチー監督版。
個人的な趣味から言うと、もっと低予算なB級路線にして、リッチーとダウニーJrが好き勝手、みたいな感じにして欲しかった…とか罰当たりな不満を抱いてしまうような堂々たる大作でした。
保守的なシャーロキアンの人にはおすすめできない…と見せかけて、実は案外おすすめじゃないかと思います。
年季の入ったシャーロキアンなら、質の悪いパロディやパステーシュとかもいっぱい見ているはずなので。娯楽映画として普通に鑑賞に値する本作は、割り切れば十分楽しめるレベルでしょう。オスカーにノミネートされている音楽や美術だけでも一見の価値ありです。
モーリス・ルブランの原作ルパンに対する、モンキー・パンチのルパン3世、みたいな感じかな?ちょっと「ルパン3世」にテイストが似てますかね。宮崎駿の「カリオストロの城」を思い出す構図があったりしました。
斬新なアレンジが吉と出るか凶と出るかは時代の空気次第といった感じでしたが、新生ホームズは独自のファン層を獲得するのに成功したようです。ホームズ映画で米2億ドル超えを達成したのは本作だけでしょう。ホームズ役でゴールデングローブを受賞したのもダウニーJrが初めてじゃないのかな。ダウニーJr、これでGGとれるなら、あと2~3個はとってていいと思いますけどね(笑)
続編が今から楽しみです。
ガイ・リッチー節健在
映画好きが予備知識0の状態で最初の10分を観ても恐らく
かなりの回答率で「ガイ・リッチー監督」と答えるであろう
というくらい台詞回しやカメラワークが監督特有のニオイが
してニヤニヤしてしまいました。
(回りくどくてスミマセン)
目新しい角度でかの有名主人公とその相棒を描いたミステリー
アクション。ロバート・ダウニーJRが米TVショーでこぼした、
ホームズとワトソンの関係に物議が醸されている様ですが、
確かにアヤシイ(特にホームズw)。
キャラクターがそれぞれ個性的に魅力のある描き方がされて
いるので、観ていて楽しい作品になっています。
ストーリーは良くも悪くも古典的です。
制作側もそれを理解した上で調理している様に感じられたので、
観ているこちらとしては退屈することなく楽しめました。
アクション>>ユーモア≧推理>>>ロマンス(笑)
の様なバランスでしょうか。
シリーズ化しそうな予感がしますが、して欲しいと思える魅力が
主役2人にはあります。
ロバート・ダウニーJrやジュード・ロウが好きな方は是非劇場へ。
そうでも無い方もDVDででも鑑賞をおすすめします。
それにしても、RDJのブリティッシュイングリッシュの上手い事!
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