私の中のあなたのレビュー・感想・評価
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泣けると期待しながら見ていたけれど、泣けるところがなかった。
評価が高いので、すごく期待してました。
ぜったい泣けるはず、と心の準備をして見たのに、泣けるところがなかなか出てこなかった。
こんなはずはない、もうすぐ意外な秘密が出てきて、どんでん返しが起こり、泣けるはず、と期待しながら見ていたら、終わってしまった。
この映画、設定からして、いかにも意外な事実がありそうなんだけど、なかった。
起承転結の転のところがないです。
始まって、そのままだらだらいって終ってしまった。
「そのままやんけ!」とニセ関西弁でツッコミたくなった。
この映画は「トワイライト初恋」と同じで、完全に女性向けです。
女性の細やかな心情を理解できないオッサンには、非常に厳しい映画でした。
あえて泣けるとすれば、キャメロンディアスが、けっこう大きい子の母親役というところかな?
まだ頑張ってラブコメやってもらいたいんだけど・・・・。
それぞれの真実
新しい倫理を問う裁判劇かと思ってたが、そうではなかった
総合85点 ( ストーリー:80点|キャスト:90点|演出:85点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
裁判で新しい倫理問題や法律を問う映画かと思っていた。だが実際は家族の問題と愛情を描いたものだった。その意味では裁判の話や倫理性という主題はやや中途半端に終わったかと思うが、反面病気の子供のいる家族模様の描き方は素晴らしかった。
それを盛り上げたのは登場人物たちで、みんなとても出来が良かった。特に姉のケイト役のソフィア・ヴァジリーヴァは熱演だった。姉を愛しながらも両親を訴えるという矛盾した行動をとる妹アナ役のアビゲイル・ブレスリンも良かった。母親役のキャメロン・ディアス、娘の弁護士のところに怒鳴り込んでみたり、浜辺に行く家族を止めようとしたり、すごく感情的になって人の意見を全く聞かないくらいに盲目的になっているなと思ったら、実はこれが前振りだった。自分は感情的になって人の言うことを聞かない人が好きでないので、彼女は好感度という点では見ていて少し嫌な印象もしたのだが、物語上の演技というか伏線という意味では上出来。対照的に落ち着いて家族を見守る父親もいる。ケイトとひと時の幸せな時間を共有する病気の少年テイラーもいる。そのような登場人物一人一人の物語を知り、それらが混ざり合い、一つの家族の悲しく美しい物語になっていたと思う。
時系列が頻繁に前後していくのはちょっと混乱した。どれがどの時なのか解り辛い。ケイトの将来については想像がついたが、裁判がそれにどう関わってくるのかがはっきりとしなかった。見るからにやつれて体力もなく手術に耐えられそうもないケイトに、この裁判がどのような意味があるのだろうかという疑問もあったので、当初は意味のない裁判のように思えた。結局は家族のための裁判ということで納得出来た。
命の見つめ方って幾通りもある
テーマ、役者、音楽等は本当に文句つけようがない。
監督の描きだそうとしている、死への向き合い方が
うまく、観る側の心を打つ素晴らしい作品です。
ただし、難点は最初から、中盤にかけて話の筋道が分かりづらい。
後で気づくんだけど、家族全員の視線で記憶がフラッシュバック
するので中盤、誰の視線か?
誰の言葉なのかが分かりにくくなります。
もう少し、話の視点が切り替わる際に工夫が欲しかった。
それ以外はすごくいい映画です。
多分、女性は泣いちゃう人多いかも。
キャメロン・ディアズが丸坊主になっちゃう話題が
先行していましたが、ナイスファイト!と言いたい。
演技派の素晴らしさを十分に出しています。
キュートなキャメロンももう、お母さんを演じる歳って
一抹のさみしさを感じます。
家族全員の視点で描かれる
激しい動きはないものだが、感動
こういう選択肢もあるんだなぁ、と。
飛行機で予告編だけ見て、キャメロン好きだしって、なんとなく借りてみた映画。
普通なら終始重くなるであろう『白血病』というテーマを軸にしているんだけど、始まってみるとそんなにじめっとはしていない。
キャメロンが母親役だからかな、なんか暖かい家族の絵を垣間見た気がする。
私も母が白血病の一種で、私だったら適合するなら、母には骨髄でも肝臓でも、助かるのなら何でもあげたいと思う。
だから、アナが移植についての訴訟を起こした時は、全く理解できないしキャメロンの言うことが全面的に正しく思えました。
だけど、最後になって「なぜ訴訟したのか」という理由が明らかになって、号泣。
キャメロンや私の考えは、愛する人を失いたくないが故の考えで、誰しもが同じ考えにはならないこと、他の考えがあったことに気付かなかった。。
身内に病気の人がいる人にとっては、心に突き刺すものがあります。
だけど、見て良かった。
ヒネリが効いた展開がgood
それぞれの立場からの想い
私に兄弟はいませんが、もし自分が兄弟のために親に臓器提供させられそうになったら、と前半〜中盤はかなりアナに感情移入してしまいました。
私はまだ十代なのでアナやケイトの立場でしかこの映画を見ることができませんでしたが、私が結婚して、子供を産んで『親』になったらそのときもう一度この映画を見てみようと思います。
コップ一杯分の涙。
涙が・・・
泣ける映画
「白血病の姉を救うために、ドナーとして作られた・・」「臓器提供を強いる両親を相手に訴訟を起こす・・」
最初ストーリーのあらすじを見たときは、なんて暗い話なんだ。。
家族間の訴訟をメインにした、難しい話なのかな?
と思ってましたが、見始めたら全然違いました!
病気なのに明るく生きる姿や家族を思う気持ちに、涙がこみ上げてきました。
映像も綺麗だし、いい意味での裏切りがあり、かなり入り込める映画でした。
国際線の機内で見ましたが、飛行機の中で、一人で大泣きしてしまいました。
キャメロンディアスがすごい好きなのですが、今回の映画では、「臓器提供を強いる母親」という役柄が、どうしてもあの明るいキャメロンディアスとは結びつかなかった。。
私の先入観もあると思いますが、そこだけ、残念でした。
あまり詳しく書きませんが、ストーリーの後半はキャメロンらしさが出ていて、とてもキャメロンのキャラクターにマッチしてました。
(役がキャメロンディアスに近づいていっている感じでした。)
最近いい映画に出会えてませんでしたが、これはとてもお勧めの映画です。
映像ならばこれでいい
公開直後に1回目をみました。予告編からエンディングが予想された通りの
展開に、涙することはなく、期待が大きいだけに、落胆しました。
パンフレットに原作とエンディングが違うと訳者のコメントがあり、
原作とは相当違うが、小説という媒体から映像にする上では、変更も納得がいという内容のことが書かれていました。
私も、原作小説を読み(原作のエンディングはあまりに衝撃的です)
改めて、映画を見ました。
訳者の方のコメントの意味がよくわかりました。
個人的には繊細かつ濃密な小説の世界の方が好きですし、こちらは本当に泣けました。
ただ、そのまま映画化するには無理があり、映像化にあたり、設定を大きく変えていたり、
より家族愛のしかも明るい面を強調する演出がなされていたこと、主眼がケイト目線になっていたことなど、確かにこの方がこの世界観に入れたと思うし、正解だと思った。設定変更にあわせたキャスティングもよかった。
裁判シーンの核心に迫るシーンは少々だいなしだったのが残念だが、
メインテーマである”家族愛”の形を味わうことのできる良作にしあがっていたと思う。
家族愛の中の兄弟愛がすばらしい
グッときますねェ
今年見た中でベストムービーかも
命を考える
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