「シャマランファンタジー、第一章。」エアベンダー ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
シャマランファンタジー、第一章。
思いっ切り、ファンタジーな映画ですなw
今回、何でシャマランはこの題材を選んだのか?と疑問に思う方々も多いんでしょうね。
でもよくよく考えると、この人って「シックス・センス」然り、「アンブレイカブル」然り、元からスーパーナチュラル系扱ってたし、「レディ・イン・ザ・ウォーター」なんかまんまファンタジーだし、自分的には云うほど驚きはしなかったです。ただ、ここまで跳躍するとは予想外でしたがw
あとオリジナルじゃないんですよね。それは意外でしたw
今回、どんでん返しを封じたシャマランは、何処か吹っ切れた印象を受けます。心の動きにそれほど重きを置かず、画的にダイナミックな描写がこれでもかと盛り沢山!
特に水の動きなんか圧巻です。
…と、同時に思うのが、これをシャマランが撮る必然性です。どんでん返しを封じた途端、彼らしさも損なってしまった様な印象。彼は反論するでしょうが、今までの作品とはやはり異質ですよね。
それを良しとするのかどうかで、意見も分かれてきそうです。
自分的には、それでもなんだか憎めない映画でしたがw
子供向けの映画と、本人も公言してます。
純然たるファミリー映画として、楽しむのが良いかもしれません。
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