ザ・エッグ ロマノフの秘宝を狙えのレビュー・感想・評価
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大泥棒はさすが大物
伝説の秘宝にたどり着くまでの過程は色んなものを駆使してすごいのだろうけれど、どうしてもインディージョーンズを思い出してしまい改めてスピルバーグの偉大さに気づかされる。
そう思うと物足りないし恋愛シーンも軽い感じで終盤は感動できそうな場面も迫るものがなかった。
モーガンフリーマンなので期待したがちょっと残念。
ガブリエルが「おれは警察官」と打ち明けたときにリプリーが「来る前から知っていた」というシーン、びっくりさせるつもりが逆にびっくりさせられてまるで子供のけんかのようだった。
とりあえず伝説の大泥棒、最期のお仕事、お疲れ様というところか。
二大俳優
最初から元相棒ビクトルの借金返済のためにロマノフの卵を盗むという目的のために興味は薄れていた。冒頭ではそのビクトル(最初は顔姿がわからない)がリプリー(フリーマン)に射殺されるというシーン・・・大泥棒の物語に不可欠な“殺人は犯さない”という設定が欠如!
まぁ、それでもバンデラス視線でストーリーを追っていくと、終盤には「実は俺は刑事だったんだ~」などと意表をつくどんでん返し。こんなわけのわからない展開だと何が目的だったのかと疑問にも思えるが、執拗にリプリー逮捕に固執する銭形警部のような男(ラデ・シェルベッジア)のためのストーリーだったのかと気付く・・・ちょっと違うか。
フリーマン、バンデラスといった二大俳優を、どうもうまく使いこなせてない感が残ってしまう。まんまと嵌められた刑事たちのドラマといったところか。盗んだ卵が木製だったというエピソードのおかげで多少評価は上がるが・・・
バンデラスの色気は反則です。
芸術品専門の怪盗と、その怪盗にスカウトされた若者が、ロシアの秘宝「ザ・エッグ」を狙って活躍する物語。
モーガン・フリーマンとアントニオ・バンデラスが共演するサスペンスです。
軽快でリズミカルで、爽快感を感じる映画ですね。
個人的には、サスペンス等に恋愛が差し込まれるのは余り好きではないのですが、バンデラスなら許せるのが不思議です。
ただ、設定に無理があり過ぎて、高い評価は難しい作品です。粗を気にし始めたら負けの映画なので、気軽に楽しみたい映画ですね。
物足りない
録画
もしかしてネタバレ?と思ったので…
二兎追うものは一兎も得ず。
厳重な金庫に隠されている秘宝を盗む…指紋や声紋照合・レーザーの回避など、どうやるのか綿密な計画を立て実行するスリリングさ楽しむ系と騙し騙されのどんでん返しのどんでん返し系作品をミックスさせた作品。
残念ながら、全てがサラ~と流れるように終わってしまった。
エッグはないよ
予想外の大どんでんで完全にやられた〜。
モーガンフリーマン演じるリプリーが底知れない感じはあったけど、まさかの結末に、
リブリーとガブリエルが騙し合いをする中で、唯一の真実がアレックスとの恋というオシャレな終わり方。
しかし邦題を何故エッグとしたのか。。。
codeのままの方が全然いい。
平凡な金庫破り
金庫破りものは多々あるけれど
普通は新しいアイディアに毎回ワクワクさせられる。
しかしこの作品は平凡すぎて面白みにかける
エッグというマクガフィンを手に入れるのを目的とするが
その辺の掘り下げもいまいち
馬鹿な若者と熟練の泥棒の凸凹コンビというよくあるコンビもの
かとおもいきやその掛け合いも足りてない
ピンチやトラブルもない
何回も見たオーシャンズ11でも見た方がマシ
惜しい!日本人に作らせた方が良かったかもね
映画評価:40点
まずタイトルでいった日本人に作らせた方が良かったという部分について説明しますね。
まず、この作品はミッションインポッシブルの様な怪盗もの。
ただし単純にターゲットを盗むという話しではない、最初からクライマックスにかけて騙しやサプライズが含まれている。
そういう複雑化した繊細な作品のはずなのだ、しかし洋画というだけあって作りが大雑把でアクション色が強い。
だから、結局こんだけ構成を作り込んでいても全部似たような作品になってしまう。
だから日本人に作らせた方が良かったと思ったんだ。
洋画なら、サプライズなしで本格的なアクションに切り替える、そしてミッションが達成させれば格好良い作品になれたと思う。
そもそも最初の出会いを見直しても騙しの伏線ないし、調べたのに騙されるとか有名怪盗さんが聞いて呆れました。
【2015.5.31鑑賞】
THE・まあまあ
そういえばあんまり使わない言葉なんですが、まあまあという感想がこんなにしっくりきたのは久しぶり。
それにしてもなんてそそられないタイトルなんだろう…w ここ最近邦題がイマイチな作品が続いてますがw、この手のものが一番苦手(・ω・`ノ)ノ
そんな私の食指を動かしてくれたのは大好きなモーガン・フリーマン。ロマノフのお宝なんてまるでルパンや怪盗キッドが狙うようなもの(映画の題材)なんだけど、生身の人間が、しかもM・フリーマンがやると聞いたら途端にそれはそれでアリだと感じるから凄い。そしてやっぱり期待を裏切らない。最初から渋いかっこよさが全開でした。
アントニオ・バンデラスの良さも相まって強盗シーンはちゃんと上手くいくか本当にハラハラさせてくれました。
だけどそれ以降が駆け足すぎたのか全体的にはダイジェスト(まではいかなくても)をみてるかのような薄味。話に一応筋は通ってるし、全然悪くはないんだけど、もやもやは残るといった印象です。
それぞれの関係が明らかになるのは面白いしなるほどって思うんだけど、どんでん返しを象ってるだけで色々説得力不足というか…。
一瞬納得しかけたけどそういえばあれは?っていうのが結構あって。
あとは若干ラブストーリーに寄りすぎかなあ。気持ちのいい終わり方だったから良かったんですけどね。でも意味なくセクシーなだけのベッドシーンじゃなく必然性があったのは良かったです。ガブリエルとアレックスのシーンは時々違う作品みたいな質感になってて気になってたから余計に。
さっきダイジェストと言いましたが言い換えればさくさくっと観れる作品なので、そういう気分のときにはもってこいなんじゃないかなと思います。
タイトルがイケてない。
騙し騙され。
そして宝石(宝物)を巡る攻防。
怪盗系映画の醍醐味です。
しかし、この作品は警察側があまりにお粗末なので緊張感が若干(?)落ちます。
また、ロシア側にひりひりした緊張感が無いのも残念です。
マフィアがチンピラにしか見えないのは個人的には大きなマイナス。
マフィアは、びしっとクールでなくちゃ。
「イースタン・プロミス」なんかは全編剃刀のようで観てて非常にクール。
話がそれました。
せっかくの高級食材(バンデラスとフリーマン)。
おしゃれを気取る必要は無く、二人の良さを前面に押し出せば緊張感のある映画が作れたと思うのにイマイチ緊迫しないまま終わってしまう。
タイトルも緊迫感がありませんね。
「ザ・エッグ」じゃ、料理映画かと思っちまいますよ・・・
怪盗映画を期待したら、なんと『ライアーゲーム』のような複雑な騙しあいの作品でした。
『オーシャン12』のよう怪盗映画を期待したら、なんと『ライアーゲーム』のような複雑な騙しあいの作品でした。
1回見ただけでは理解不能なほど、登場人物のそれぞれが訳ありで、嘘をついているのです。余りに裏の裏がありすぎて最後は、訳が分からなくなりました。
なん言っても極めつけは、お宝のイースター・エッグすら、訳ありだったのです。緊迫した金庫破りシーンの果てが、飛んだ茶番になろうとは、ガクリときましたよ。
余りに、裏の裏をこだわると、無理な設定や都合のいい解釈とも思えるシーンになりがちです。特に黒幕として暗躍するロシアン・マフィアのボスとリプリーとの関係はあり得ないでしょ!と言いたいですね。
加えて、大泥棒リプリーは何のために、イースターエッグを盗もうとしたのか、最後には分からなくなりました。ガブリエルの正体を早くから見抜き、彼を弄び、泥棒引退記念ための「ゲーム」を楽しんでいるかのような真相だったのです。
ということで、本格アクションにこだわらない人なら、そこそこ楽しめる作品でしょう。
騙しあいは置いておき、肝心の金庫破りシーンは迫力満点。そこに行き着く周到な準備も納得させるものがありました。その他ガンアクションも充実していて、エンタティメント作品としては、見所沢山用意したサービス精神旺盛な作品です。
なかでも、ラテン系のイケメン泥棒ガブリエルとセクシーな女弁護士アレクサンドラのベッドシーンは、色気たっぷりの描写。
金庫破りシーンの後が、ネタバレに急ぎ駆け足となるなかで、ストーリーがガブリエルとアレクサンドラのラブストーリーに傾斜していくのが、ちょっと安直な幕引きだなぁと思えました。アレクサンドラの気持ちが、嘘かホントかどっちでもいいではありませんか。
それにしても本作でのニューヨーク市警の刑事たちは揃いも揃って、アホなんですね。イースターエッグを展示している展示場の目の前に、リプリーが現れているのにもかかわらず逮捕できないのです。但し捕まえても、相棒の辣腕弁護士によってすぐに釈放になってしまうので、しっかり裏を取らないと逮捕の意味がないという事情もありました。
リプリーの大胆さと彼を追いかける刑事の様は、まるで『怪盗ルパン三世』のルパンと銭形刑事にそっくりです。ついでに富士子に似たセクシーなアレクサンドラもいて、ホント役者が揃っておりました。
ということで本作は、何処かシリアスなのか、ギャグなのか掴めないところのある作品です。
まぁ、それでもモーガン・フリーマンの貫禄充分。百戦錬磨のベテラン泥棒がドンピシャ填っています。リプリーとは親子ほど年の離れたガブリエルでしたが、クールなリプリーとは対照的に情熱的なガブリエルとのコンビは、相棒として息がぴったり。
ガブリエルにも隠された秘密を持っているところから、難しい役柄ですが、アントニオ・バンデラスは巧みにネタバレ前とネタバレ後の表情の違いを演じ分けていました。でもやっぱり、そんなガブリエルの秘密を知っていて、知らぬフリをしていたリプリーのポーカーフェイスに、してやられましたね。終始一貫、リプリーは涼しい顔をしていましたから。さすがフリーマンです。
濃い二人なのに・・・
内容が 薄い。
アクティブでセクシー(が売りの)アントンと、物静かで悪の大物(ボス)を演じることが多いモーガンが パートナーになる設定は ムリがあったと思います。。
騙し・騙され、宝石を狙うってのは 『オーシャンズ・シリーズ』や 『ミッション・インポッシブル』で観飽きてるかも。
詐欺師の鮮やかな手口に 警察お手上げ的な内容だけど、映画とはいえ ちょっと(警察を)バカにしすぎな感があります。 そこがイタイ。。
ときどき 笑いを狙ったシーンがあったりするのも、“コメディじゃないよね?”と シラケさせる(特にベッドで アントンが目覚める→ モーガン仁王立ちとか)。
そして エンディングが大不発。。 モーガン&アントンの絡みくらいで しめてくれたらよかったのに、チープな恋愛映画になってましたよ。
エキサイトメントを求めるひとには 不向き。 だけど アントンのセクシー演技が観たい人には お勧めの一本です。
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