パンドラム
劇場公開日 2010年10月1日
解説
地球滅亡寸前の西暦2174年。人類は地球と同じ環境の惑星タニスへの移住計画を実行し、選ばれた者だけが搭乗した宇宙船エリジウムが宇宙へと飛び立つ。やがて2人の宇宙飛行士が冷凍睡眠から目を覚ますが、彼らはそれまでの記憶を失っており、船内を捜索するうちに正体不明の何かが潜んでいることに気付く。ドイツの新鋭クリスチャン・アルバートがメガホンをとり、「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が製作を務める。デニス・クエイドが閉所恐怖症の宇宙飛行士に扮する。
2009年製作/108分/PG12/アメリカ
原題:Pandorum
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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「惑星タニス」とかSF映画で出てくる架空の星の名前って何かいいですよね、「~星」より「惑星~」って言い方が好きです! 僕が生存者の1人だったら瞬殺されてるな・・・勝てる気がしない(笑) もう到着していたというオチは面白かったです! 綺麗な惑星でしたね! デニス・クエイドとアンチュ・トラウェ大好き(^-^)
2020年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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地球の人口も250億を超えていた時代。水と食料不足は深刻化し、食料争奪戦が起こっていたという。
冷凍睡眠から目覚めたときには軽度の記憶障害を起こしている。バウアーとペイトンは5番目の任務だったが、計8年間眠っていたことになるのだ。しかし、4番手のクルーが見当たらない。バウアーは記憶を取り戻しつつ船内を探索するのだが・・・
バウアーが6番手のクルーの死体を発見したとき、突如人間の背格好をしたモンスターに襲われる。そこへ戦闘態勢となった女ナディア(アンチュ・トラウェ)が助けに入る。さらに国籍、言語不明の農業担当クルーの男(カン・リー)も仲間となり、原子炉再起動のため船内を進む。やがて船内コックであるという男も登場するが、その男は目覚めてから長く、船内で起こった出来事に詳しかった・・・
パンドラムという病気は宇宙空間での精神分裂症のような病気なのか?バウアーがいた部屋にはギャロ(ジガンデイ)という男が現れ、彼とともにパンドラムについて話し合う。この船の最初のフライトクルーの一人が地球滅亡の報せを受けたため狂ったようだ。そんなとき、原子炉に対する過電流が流れ、寿命が長くないと判明する。モンスターも常に襲ってくるし、逃げ場のない彼らにとって、唯一の望みは再稼働しかないのだ。
アクションなどはありきたりのSFエイリアンものといった感じなのだが、コールドスリープの設定などが面白い作品と言える。地球を飛び立って8年しか経ってないと思っていたが、5番手の後に起きるはずの6番手の死体が見つかったりする。モンスターに関してはパンドラムを発症したマッドサイエンティストが家畜・人体実験によって繁殖したものだろうか、とにかく気味の悪い存在・・・製作スタッフにポール・W・S・アンダーソンの名前があるから納得だ(笑)。
実は900年以上の時が経っていて、ペイトンとギャロが同一人物!というより、ギャロがペイトンに成りすましていたわけだ。そしていよいよ船を動かそうとしたとき、海の底だったことがわかり、実は惑星タニスに不時着してたんだよ~ってオチ。もしかしてバウアーとナディアがアダムとイブになるのじゃないかと不安だったが、生きていた乗客(まだ冷凍睡眠したまま?)が千人以上いたのでホッとした。
(ほぼ備忘録)
2020年5月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
おしっこちびった。
どんだけおっきい宇宙船なのか?
別の種族が繁殖するなんて。
2019年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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自宅にて鑑賞。米と独の合作で、三部作を予定していたが興行的に揮わなかった為、続きが出来無いらしい。大好きな『イベント・ホライゾン('97)』を作ったP.W.S.アンダーソンの名が共同製作にある(この人はこのテのシチュエーションが好みなのかも)。ホラーと云うよりはダーク・ファンタジィに近いテイスト。かなり早い段階で“ハンター”と呼ばれるクリチャーの正体や大まかなストーリーが読めてしまった。説明的なカットが下手な上、決定的に何かが足らない印象だが、そこそこの創り込みだったのでまずまずの及第点。60/100点。
・“ナディア”のA.トラウェ、強い意志を感じさせる瞳が魅力的。“マン”のC.リーもアグレッシブで、この二人のアクションシーンは良かった。ラスト近くに登場する“子ハンター”は、C.アルヴァルト監督の実娘A.L.ムハンマド。また“バウアー”を演じるB.フォスターの弟ジョンが、登場して直ぐヤラレるロシア人のチョイ役で出ている。オープニングやエンディングのタイトルバックは凝りに凝っているが、逆に作品の画面をどの様に構成していたか、垣間覘く事が出来る。
・鑑賞日:2011年11月21日(月)
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