PARIS パリ

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PARIS パリ

解説

「猫が行方不明」「スパニッシュ・アパートメント」のセドリック・クラピッシュ監督が故郷パリを舞台に描く群像劇。ジュリエット・ビノシュ、ロマン・デュリスら豪華俳優が共演。心臓病を患うダンサーのピエールは、アパートのベランダからパリの街を行き交う人々を眺めながら臓器提供者を待つ日々を過ごし、ピエールを案じて同居を始める姉のエリーズは、シングルマザーで仕事や育児に追われながらも自らの幸せを模索している。そこに様々なパリの人々の日常が交差する。

2008年製作/130分/フランス
原題または英題:Paris
配給:アルシネテラン
劇場公開日:2008年12月20日

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映画レビュー

4.0こういうフランス映画好き!

2020年11月28日
PCから投稿

「人」と「街」がジワジワ沁みてくる。 個人的には、パリって「古都」のイメージのほうが強かったんだけど、やっぱり近代都市でもあるし、セーヌ川とエッフェル塔からちょっと離れた部分のパリのいろんな顔が見れるのも嬉しい。 そして、そこに生きる人たち。 「人」の種類・内容・生き方は、東京と大差ないと思う。 だからこそわかる。 最後、彼はもう一度姉に会えたのだと思いたい。

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UNEmi

3.0パリらしい?

2018年6月9日
iPhoneアプリから投稿

見ず知らずの人たちがささやかな場面ですれ違ったり、接したりする、そんな刹那的な都会生活を、パリを舞台に描いた作品。 ストーリーに意外性はなく、淡々と進むのだが、登場人物たちのキャラが立っているため、彼ら/彼女らがどう生活を送るのか、目を離せないまま見続けるきとができた。 しかし、ドラマチックな最後があるわけではないので、見終わってみると、不完全燃焼感が残る。その理由の一つに、パリ固有性が感じられなかったことがある。舞台をニューヨークや東京に変えても、このストーリーは成立するように思える。あえて映画として見るんだったら、パリならではの深みがもう少し欲しかった。

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Roy60Jin

2.0独り言。

2014年12月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

幸せ

ラストシーンでの、 光の洪水の中を走る一台のタクシーの車中、ロマン・デュリスのあの笑顔。 希望と絶望。 当たり前ではない、私たちの日々。 とてもいい映画だった。

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AZUSA.M

4.5生きる喜びとは?

2009年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

幸せ

パリ。花の都と呼ばれていても、実際は住人達の出会い、恋、別れ、憎しみ、苦悩など様々な人生が渦巻いていますねぇ~。パリに冬に行ったことがある人ならこの映画独特の雰囲気がよく分かるはずです。曇りのちょっと通り雨が降っている、あの独特の淋しい憂鬱間。エリック・サティの『グノッシエンヌ・1番』が2回も使われていて、さすがパリ好きの監督だけあって、パリの観光宣伝映画にも使えそうなくらい、誰でもわかるような観光地が沢山出てきますね。パリ好きの人には涙が出るほど嬉しい映画です。主人公が住んでいたアパートが有名な『ペーラシェーズ墓地』の横にあるのもストーリー上意識しての設定でしょうか?丁度、近所のアパートにいたことがあるので個人的には非常に嬉しい映画でした。

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Manabusf