ウルフマン(2010)

劇場公開日:2010年4月23日

ウルフマン(2010)

解説・あらすじ

1941年製作の古典ホラーをベニチオ・デル・トロ&アンソニー・ホプキンス主演でリメイク。19世紀末のイギリス。人気俳優のローレンス(デル・トロ)は、兄の行方不明の知らせを受けて、生家のあるブラックムーア村へと帰郷する。だが到着早々、切り裂かれた兄の死体が発見され、犯人捜索に乗り出すローレンスだったが、謎の狼男に襲撃を受け、自らも満月の夜に“ウルフマン”となってしまう……。監督は「ジュラシック・パークIII」のジョー・ジョンストン。

2010年製作/102分/R15+/アメリカ
原題または英題:The Wolfman
配給:東宝東和
劇場公開日:2010年4月23日

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受賞歴

第83回 アカデミー賞(2011年)

受賞

メイクアップ賞  
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映画レビュー

3.5【“狼化妄想、そして満月の夜は恐ろしい。”今作はベニチオ・デル・トロ、A・ホプキンス、エミリー・ブラント出演のゴシックホラーである。狼男に変容していくVFXと特殊メイクは見応え充分である。】

2025年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

■19世紀末のイギリスの旧弊的思想が蔓延る田舎が舞台。
 倫敦の舞台俳優・ローレンス・タルボット(ベニチオ・デル・トロ)は、弟のベンが行方不明になったと聞き、25年ぶりに生家のタルボット城に帰ってきた。
 彼を待っていたのは、母の無惨な死を機に疎遠になっていた父・ジョン・タルボット卿(アンソニー・ホプキンス)と、無残な姿になったベンの遺体だった。
 ベンの妻グエン・コンリフ(エミリー・ブラント)は、悲しみの中、何故かジョン・タルボット卿から妻に似ていると言われ、冷遇され町を出ようとするが、ローレンスと出会い、仄かな恋心が芽生える・・、が。

◆感想<Caution!内容に触れている・・かな。>

・所謂、狼男伝説に則ったゴシック・ホラーである。物語の展開は分かり易いが、物語に横溢するゴシック感が作品の趣を高めている。

・ジョン・タルボット卿が且つて異郷の地を旅行中に、謎の洞窟に住んでいた狼少年に噛まれた事から派生していくウイルスを前面に出すことなく、物語をあくまでゴシックホラーテイストで貫いた点も良いと思う。

・ローレンス・タルボットとエミリー・ブラント演じるグエン・コンリフとの仄かな恋と、自らが狼男になる可能性を知ったローレンスの葛藤と哀しき選択のシーンも良い。

<今作の一番の見所は、矢張りローレンス・タルボットとジョン・タルボット卿との満月の夜の場内で戦いのシーンと、メタモルフォーズしていく様のVFXと特殊メイクが優れたる点であろう。
 ローレンス・タルボットに噛まれたアバライン警部(ヒューゴ・ウィーヴィング)の傷跡のアップと満月を映すラストもナカナカな作品である。>

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NOBU

3.5どうしても描ききれないジャンル

2023年12月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

かつてフランシス・コッポラ監督が立て続けに出したゴシックホラーのドラキュラとフランケンシュタイン、これには明確なテーマがあった。
それが「愛」だった。
その三部作に割って入ったのが当時の作品「ウルフ」だった。
しかしこれはある種の人間ドラマであり、そこに愛というテーマは感じなかった。
その後にでたこの「ウルフマン」も、どうしても愛というテーマには思えない。
今更ながら、フランシス・コッポラ監督が手掛ける「狼男」を「愛」というテーマで見たいと強く思った。

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R41

3.02023 125本目

2023年11月3日
スマートフォンから投稿

怖い

単純

けっこう昔の作品
エミリー観たさに視聴
内容忘れてました。
ウルフマンのビジュアルは凄いが
物語は普通

というか、敵などはいなかった笑

演じる役者がベニチオも、ん~~

ヒュージャックマンでしょ笑

ホプキンスさんは◎

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しゅん13

3.0あまりにも

2023年5月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

ベタ過ぎて面白味に欠けていた。

今更、純度の高い狼男ストーリー見せられても…

数ある作品の一つに埋もれる運命。

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REpower