X-ファイル 真実を求めてのレビュー・感想・評価
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252!絶対に生きている。あきらめるな!と、邦画の宣伝までしてく...
252!絶対に生きている。あきらめるな!と、邦画の宣伝までしてくれたXファイルの劇場版第2弾。(旧約聖書『箴言』25章2節より)
TVシリーズの『X-ファイル』は一度も見たことがない。ちょっと前まではスルー態勢だったのに、気が変わったのはコンビニで廉価版DVDを衝動買いしたためだ。なにしろ知っていることといえば、不気味でシンプルな口笛のメロディと超常現象を扱っていることくらいだったのです。これも「映画を見ろ」と知らず知らずのうちにビジョンが送られてきたことが原因かもしれません。
ファンでも何でもないのですが、序盤にモルダーとスカリーがあんな関係になってるなんて!と驚かされ、互いに“モルダー”、“スカリー”と呼び合ってたことから、またわからなくなってくる。それでも超常現象を信じるモルダーと否定的なスキナーという設定は変わらず、これなら大槻教授とたま出版社長の韮澤氏が主人公でも面白そうだ。と、鑑賞中に二人の顔を思い出そうとしていたら韮澤氏の顔が思い出せず、彼の顔が現首相の顔になってしまいました(大槻教授に攻撃されてひきつってる顔が似ていたりする・・・)。
終わってみると、「超常現象はビジョンだけ?」と納得できない方も多いのかもしれません。不法臓器移植を扱った、ほとんど普通のサイコ系サスペンス映画の展開で、壮大なVFXなんてほとんどない。しかし、これがホラーファンにとってみれば大満足!現代のフランケンシュタインなどと報道で扱われていましたけど、『死霊のしたたり2』のシリアス版じゃないですか!
そういや、1970年のあたりって、こうしたグロい映像が結構あったような。ホラー漫画でも人間と犬の首を移植したりするのとかあったし、お茶の間でも『キイハンター』で首だけの男が登場していたし・・・ちょうどベトナム戦争で使われた枯葉剤の影響が問題になってから、こうした映像がなくなってしまったのかもしれませんね。
そんなこんなで、従来のファンの方よりホラーファンにオススメできる映画でした。モルダー、ピンチ!女の子、ピンチ!と、やはり「生存者あり」と伝えたくなるクライマックス。“しおりちゃんの笛”が欲しくなった・・・
二作目から見てしまった。 他のレビューだったり評価はわるいが、途中...
二作目から見てしまった。
他のレビューだったり評価はわるいが、途中で観るのをやめようと思う映画ではないし、一作目も借りて観たいと思う作品。
1人1人が考えを持ったり信じたり信じないとかあって少しいらいらしてしまった。
30点
映画評価:30点
ん~、地味って気がする
女の人か一生懸命頑張ってる
それくらい……
Xファイルファンには楽しめるのかもしれないですが、私にはどうも合わないのかもしれません
【2015.12.23鑑賞】
完結していますが。
もの足りないです。
このシリーズ、私が学生時代に流行りました。
当時は、食指が動かず見ておりません。
今回初視聴という事で期待したのですが、印象はテレビの2時間ドラマの様でした。
ストーリーは平坦で、盛り上がりに欠けます。
映画にしてまで、やる話ではないように思えました。
演技は淡々としています。
熟練者の成す、巧さとも取れますが。
演出の問題なのか、事件に、謎が謎を呼ぶ気配を感じられませんでした。
もっとこう『宇宙人』とか『神秘的』とか、人知を超えたスペクタルな物語を期待したのに…
ところが、後日になって知ったのですが、今作は、原点回帰で昔の作品テイストにそっている内容だそうです。
派手なSF作品と思い描いた私が、間違っておりました。
なので…
昔からのシリーズが好きな方にオススメです。
久々のX-ファイルで、満足・・・
「真実を求めて、あきらめないこと」妙な神父の存在・人と犬を実験材料にして、何をしようとしてた組織なのか、今ひとつ不明でしたが、それが「X-ファイル」なんですよね!モルダーとスカリーの復活は、ファンとしては、とても嬉しかったし、やきもきしていた二人の関係は進展していてスッキリしました。今後も、謎めいた事件に挑む二人を観続けたいです。いつもこのテーマ音楽は、脳裏から離れないです!
これですね。
テレビ版が終了しいまさらなんでX-ファイルなんだと思っていましたが、今作なら作っても意味があったなと思います。X-ファイルといっても今回宇宙人は全く関係なし、そこに間違いなくプラス評価ができますし、映画版ということでスケールをただ大きくしたという印象ではなくきちんとテレビ版の延長線上で物語だと分かる雰囲気も持っています。テレビ版が好きな方は必見。
信じる心が向かう闇。
世界的に有名になったこのTVシリーズを私は観ていない^^;
たま~に何かでちょろちょろっと観た記憶があるんだけど、
それがどうだったか…までも覚えておらず(爆)
なので今回どうしようかと思ったんだけど、直前のTV映画と
映画友達の感想などもあって、思い切って観てみることにした。
結果。
大正解!!…とまではいかないまでも(大筋分かってないし^^;)
初心者が観ても分かる内容だし(過去にあった事も何となく…)
決してつまらない映画ではなかったなぁ…。
どちらかといえば、TVでやってた前作の方が微妙な感じだった。
別にUFOや宇宙人が出てこなくても一向にかまわない私は^^;
敢えて主人公たちの心理描写と超能力現象との対立に重きを
置いた脚本を良いとさえ思った。こういう怖さは平気なのだ…!
まるで何かに依存している…?(爆)目をしたモルダーと、
しっかりと現実を見ているスカリー、というコンビが面白い。
先日のTV版ではもっと怖い目をしていた感じの彼女だったが、
歳をとって^^;かなり優しい顔つきになったなぁ…と思ったのも
束の間、けっこう激しいやりとりがあって凄いなぁ~と思い^^;
ただ、こういうシチュエーションにつきものの胡散臭さなどは
他のドラマと大して変わらず、尻切れトンボ的な演出も多かった。
誰がどれで、どうなったのかが、一瞬、分からなくなる感じが
あったりしたのは、あのロケ地の暗さのせいなのか…?(汗)
あともうひとつ感じたのは、この副題の持つ意味。。
もしも自分の身内が失踪して何の手がかりも見つからないまま、
何年も経過してしまった場合…考えたくもないことだけど、
私も藁にもすがる思いで、専門家に協力を仰ぐかもしれない…。
それが真実かどうか(もちろん大前提だけど)よりも、
とにかく、何でもいいから、手がかりが欲しいと思うはずだ。
そんな人間からお金をだまし取る阿漕な商売があるにせよ、
何をどう信じるかは、その時の、その人の、心理状態によるのだ。
最後まで、どうなるんだ!?的な展開にドキドキしたけれど、
暗い中に希望の見える?ラストだったと私は思いたい…なぁ。
(B・コノリーとA・ピートの演技も久々に見られてかなり満足♪)
復活?いいえ、健在です!モルダー&スカリー!
まずは「おかえり」と言わせて頂きたい!
いっや~、待ってましたよ!満を持しての登場!劇場版第2弾…待ちに待った「X-ファイル」!!!!!
そうですか、もう6年も経過してたんですねえ…TVの最終シーズンから…
そうです、そうです…このシリーズは色々ありました…特に最終シーズン…
クリス・カーターが去り…モルダーがシリーズから姿を消し、代わりに新任捜査官ジョン・ドゲットが登場…ローン・ガンメンが消え…スカリーの息子が養子に行き…ラストは、シガレット・スモーキング・マンが…
待望の劇場版だったんですけど、実は不安もありました。TVの最終話の壮絶なラストを体験した人なら分かると思うんですけど……あのラストから、一体、どうやって続編を紡ぎ出すんだろうという不安…一応、あの話でそれなりの結論は出た訳です。×デーに、エイリアンは地球を侵略するっていう…そっから、どう話を持っていくのか…それが課題だと思ってたんですが…
見事な肩透かし!見事な逸らし加減!やられた!この切り口で行かれたんじゃ、まだまだ劇場版をやれちゃいますやん!大量生産できちゃいますやん!うれしい!しかし、にくい!くやしい!まだまだついていきますぜ!モルダー、スカリー!
…それに、スキナー副長官!貴方がいなきゃ、実はX-ファイルじゃない!
ある意味、マイルドなX-FILE。
TVシリーズが終了して6年ですが、映画での復活です。FBIを離れていた、モルダー、スカリーが、再び、不可思議な出来事に巻き込まれます。
連邦捜査官の失踪と言うのは、アメリカにおいては大事件であるのは確かですが、緊急とは言え、その程度の出来事でモルダー・スカリーのコンビが引きずり出されると言うのは、ちょいと疑問。まぁ、冒頭で、モルダーが渋るのも良くわかります(笑)。と、いきなりダメ出しから入ってしまいましたが、いまやFBI に追われる立場になってしまっているモルダーにしてみれば、当然の事かもしれません。
スカリーも、FBIを離れてから、元々所持していた医学の学位を生かして医師をしているのですが、医師として研鑽を積むのに重要な時期に、FBIで勤務していた人物が、その後の医学の進歩に遅れずに医師として勤め上げられるものなのでしょうか? ちょっと不思議に思いました。でも、それができると言うところが、スカリーの頭脳が明晰なところなのかもしれません。
ある意味ダメ出し二連発の状況ですが、それはこの作品がダメだと言う意味ではありません。TVシリーズ当時のX-FILEの不思議さに比べると、ちょっとその不思議さ加減は低いですが、解決困難な難事件(そして猟奇的事件)と言う観点では、十分にX-FILEの世界を再現しています。
TVシリーズと決定的に違う点は、モルダーとスカリー二人の関係ではないでしょうか。TVシリーズのときは”ただの同僚”と言うところを二人とも意識して、ギリギリキープしていたはずですが、FBIと言う組織を離れ、自由になったからなのか、二人の関係はより親密なものに進化しているようです。まぁ、あれだけ濃密な関係を続けていれば、当然なのかもしれませんが。
この作品は、X-FILEの摩訶不思議な世界を楽しむのは当然ですが、それよりも、モルダーとスカリーの二人の今を確かめると言う意味合いが強いかもしれません。
信じよう〜♪
FBIエージェント失踪の謎と,
猟奇事件の捜査が結びつき,
真相に近付いてゆく終盤にハラハラ。
超常現象は出てこずとも,
似た者同士のモルダー&スカリーが,
事件解決へと突き進むバディムービーとして最高。
「信じる続けること」の難しさ,
その道の怖さと希望,可能性を劇的に描き,
メッセージ性も十分。
エンドクレジット後にサービスカットがあります。
お見逃し無く!
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