2012のレビュー・感想・評価
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鳥肌もの。
映画館でこそ観る価値あり!!
2時間38分。長い。------が、時間がたつのを忘れてしまう程、怒涛の災害波状攻撃オンパレードだ。次から次から手に汗握る危機が迫ってくる!
この監督ローランド・エメリッヒの作品は、全部を観た訳ではないが、テレビとか、DVDで観て、途中で寝てしまう or 止めてしまう かのどっちかだった。要するに、面白いと感じたことが一度としてなかったのだ。今回面白かったので、今まで映画館で観なかったのが悪かったのか?と、思ってしまった。
エメリッヒ監督は大風呂敷監督と言われているとか・・・・納得。
ストーリー的には、何故、中国の地下?(こんなに広域に空洞化してしまって上の地盤はどうなってるの?)とか、宇宙じゃないんやぁ・・・とか、日本人妻と称して出演している女性が明らかに日本人じゃない(頬骨高い高い!)とか、細かいところで???に思うことは沢山あるけど、面白かったのでいいです。人類始祖の地アフリカからまた人類は始まるんですね~♪
帰り際話していた事は、『金なし地位なし才能なし』のあたし等なんて真っ先に見捨てられてすぐ死ぬなあ~、でした。
思ってたのと違ってた(^_^;)
この映画、本当に劇場で何度も予告編を見た。
で、勝手に思ってたのが…太陽活動が最大級になって
地球が消滅するので
お金持ちの人たちが、宇宙に脱出するお話だと思ってたのです。
2010年から作り始めた宇宙船…それに乗る人たちは
訓練なんかしないで快適に過ごせるなんて技術も凄く進歩したものだって思ってた。
でも…宇宙になんか脱出せず、ただ大きな津波から逃げてただけだった((+_+))
そんな方舟だったのならば、あんな内装にしなくても1人でも多くの人を
あの船に乗せたら良いものを…
って思った。
しかも、これ見よがしに動物を乗せていた。
一体地球上にどれだけの生物がいると思ってるんだろう?
全ての生物のツガイを乗せたのだろうか?
ココも疑問でした。
でもって、あの船に乗ってる人って大半が金持ち…
仕事はするんだろうけど命令する立場の方がホトンドだと思う。
実際に滅茶苦茶になった地球の土地を切り開くのは
命令される人たちの方だと思うんだけど…
命令ばっかして実際に動かない人だけが残って一体何が出来るんだろう?
金持ちより優秀な人材を残すべきな気もしたが…
しかし…あんなに凄い災難というか災害の中
いくら主役だからってあの家族だけは1人も欠けることなく
船に乗り(タダで)生き残れるなんて、出来すぎですよ。
でも…こういう作品は劇場で見たほうが良いと思います。
DVD発売まで待たずに映画館で見ましょう
この迫力は映画館ならではです。ここまで映像で表現できるようになったのは素晴らしいです。特殊効果チームに日本人もいて、以前TVインタビューで、「コンピュータの処理能力の向上のおかげで、あの地面が盛り上がりながら割れていくシーンができました」といってましたが、凄い映像です。細かいところを観れば観るほどリアルです。人がどんどん落ちていく(豪華客船の横倒しでも見れます)のが恐怖をそそります。
ただ、これほどの出来事なので、人間が対応できる限界を超えており、いままでの映画にあったように人類を救うために犠牲になるとか大きな仕事をする人は出てきません。主人公の家族関係、その他の登場人物との関係もちょっと辻褄あわせが過ぎるように思いました。
最後に主人公が船を救う仕事をしますが、これも無理やり盛り上げようとしてる感じがして、喝采をしているシーンなのにちょっと冷めちゃってました。
映画館での楽しみとは別にブルーレイディスクでは、メイキングや、監督のコメント入りで鮮明な画像で楽しめると思います。
それもまた楽しみにしています。
そのとき、私だったらどうするか
予告を見て、「こういう映画はやっぱり劇場で見ないとね」と思って
映画館へ。
ひたすらどんどん何もかもが崩れ落ちていく迫力に
とにかく圧倒されしまって、
その中ですごい数の人間が死んでいっているはずなのに、
逆に真実味というか、恐怖感も感じられないくらいでした。
そんな瀬戸際で描かれる人々の良心には、涙せずにいられませんでした。
人類の危機を最初に発見した科学者とその家族、
数々の親子のきずな……
私なぞは絶対に生き残れないので、そのときは、愛するにゃんこたちを
抱きしめ、娘と手を取り合って波にのまれたいと思いました。
ストーリー自体は、確かに特にひねりもなく、予定調和的な感じですが、
それでも私は、時に大事なものを考えさせてもらえたと思って
評価いたしました。
こりゃ映画か!?
すごい!すごい!すごい!
スケールが半端無い!!!!
汗が......。
科学的データを元にした映画....そう考えるとやはり怖い。
2012年は太陽活動の「極大期」が来ますからね。どうなるんでしょうか?
たしか数年前NASAも2012年の太陽活動がどうとか........。。。
エンタメと割り切るにゃ人の命が軽すぎませんか [スコア修正]
映画の中で死なせた人間の数ならギネス認定されるに違いないエメリッヒ監督の最新作。
正直、『デイ・アフター・トゥモロー』撮ったのにまた似たようなの作るの?と思ったが、そこはVFXを知り尽くした男エメリッヒだ。
災害シーンの迫力は今まで観たあらゆるパニック映画を軽く凌駕する凄まじさ。特に序盤、地殻変動で沈みゆく市街地を主人公らが逃げまくるシーンの迫力はとんでもなく凄い。思わず顔が引きつるほどの阿鼻叫喚の様相。
エメリッヒ版『GODZILLA』のクライマックスだったチェイスシーンを50倍パワーアップさせた感じだ。
だがドラマ部分は……。
人間の慈愛や崇高な精神は描かれているし、憎まれ役にもシンパシーを感じる場面を盛り込んだ点は良い。
にも関わらず、物語がちっとも心に響かないのは何故だ。
きっと登場人物が皆、物語の中の存在にしか思えないからだ。災害シーンはリアルでも人間が偽物臭いのだ。いつかどこかで見たキャラの切り抜きにしか見えず、深みが無い。
何よりも、人間が100人単位で死んでいく中で主人公らが交わす冗談がブラックユーモアを通り越して悪趣味に聞こえるのは僕だけか?
最後までエンタメ映画と割り切れなかった。
<以下追記>
東日本大震災が起こって1ヶ月が経過した。このレビューを書いた当初もスコアを低く付けようかと悩んだ覚えがあったが、
やはりこの映画は好きになれない。理由は、上のレビューに書かれている通りです。
そもそも自分、現実的な災害をエンターテイメントに仕立てる、
いわゆるディザスタームービー自体に疑問を感じている人間でして。
今更ながらスコア修正させていただきます。
迫力はすごい。
映像すんごいです。
圧倒的なんですが、お話が…。
もっと主人公に感情移入できればよかったんだけど、大勢の人が死んでく中色んな幸運が重なり生き延びるから、それが難しい。
それが単純に楽しめる要素ではあるんだけど。
実に色んな人が死んでくけど、最後にタマラまであっさり…。
ジャクソン一家は彼女の死に気付いた?
彼女まで死ぬべきではなかったよ。
2時間45分があっという間に感じたのは、展開の早さも影響してると思う。
もちろん映像は本当にクオリティ高いですよ。
登場人物をもう少し減らしてその分人間ドラマ要素を強くすれば、素直に「面白かった!」って言えたかも。
想像通り。。。
タイトルと内容のギャップ
娯楽映画として観る分には楽しめる作品だと思います。ただ、タイトルと内容にギャップを感じてしまいました。違うタイトルだったらA以上の評価なのに…いくらなんでも、2年であれは造れないでしょ?
大味なディザスタームービー
良い点
・災害のCG映像
(突き抜けている感じ。若干笑ってしまった。
ぽ○ょが走っているシーンみたいな印象)
興味深かったのは、アメリカの大統領や要人が
自ら犠牲になり他者を生かそうとしたり、
リスクを負ってでも多くの人を生かそうと行動する点。
また、他国の同意の上で物事を決定している点。
アメリカ製の大衆娯楽映画でも、上記のような描き方をしていて、
「アメリカの価値観も随分と変わったのかも」と驚きました。
娯楽作品として非の打ちどころがない
この手のディザスター・ムービーは、人類の滅亡があり得るものとして説得力を持つ必要がある。この作品では、古代マヤ文明の予言と、科学的な裏付けをもって、否定できない現実味を出した。しかも、タイトルと現実の2009に3年しかないタイミングでの公開が、実体験のような感覚に連れ込む絶妙さは心憎い。その予測される数年の余裕などあっという間で、人間のシミュレーションなど及ばない早さで滅亡へと突き進む展開が息を呑む。それでも、それぞれの立場で前へ進む人々のドラマがあるからこそ、最大の見せ場、これでもかという大きな天変地異のスペクタクル映像が活きるのだ。登場する人物が、一般人から大統領まで多彩で、それぞれが抱える問題も浮き彫りにして、158分という上映時間が無駄になっていない。脚本に無理がなく、突っ込みどころがありそうだが、それを許さない。地球内部で何が起こっているのか、説明の演出も上手い。
終盤は、誰が倒れ、誰が助かるのか、方舟の乗員と映画を観る我々が一丸となって固唾をのむ。娯楽作品として、非の打ちどころがない。
p.s. 地質学者のエイドリアンが、新世界初代大統領になることを望む。
たぶん死なないと見れない映像。劇場でどうぞ
まったく期待しないで行ったせいか、なかなか面白かったです。
どこが良かったかというとまず映像ですね。
CMで見る限り、CGのレベルがどうかな?と思っていたのですが、十分作り込んであり、迫力あるリアルな映像に仕上がっていました。
「自分だったら、どのように切り抜けるか」なんて、考える余裕のないほどのスケール。
地球規模の災害なので、もう逃げようがない、実際に起こったとしても見ることができない(たぶん死んでしまってると思うので)、目を疑いたく様なシーンの数々。
地球(宇宙)という驚異的な自然の前で、人間になす術はなく、ただ最期のときの心の平安を祈るばかり。
ストーリーは、エメリッヒ監督のこれまでの枠を出るものではありませんが、映画としてはうまくまとまっていたと思います。
とにかく肝は映像(+音)、そしてその圧倒的な迫力なので、この映画を見ようかなと迷っている方には劇場でご覧になることをオススメします。
「ナンバー23」では23日では??
おおむね予想通りの展開
エメリッヒ映画は世界観を楽しむ映画だと思う。スターゲイトではゲイトの向こうの異世界が、紀元前一万年ではワイルドな太古の世界が、インディペンデンス=デイやデイアフタートゥモロー、そして今作では終末へ向かう世界が描かれた。
序盤で世界観の一端をチラ見せし、少しずつディティールを描いていく手法は毎度おなじみ。ただ今回は、もう少しほかに描くものは無かったのか、というのが正直な感想だった。
たとえばインディペンデンスデイでは、雲に覆われた巨大円盤に、壊滅した都市に、生き残った人々のキャラバンに、政府の秘密基地に、クライマックスでは超巨大な母艦と、世界観が少しずつ明かされていくにしたがって、新鮮な驚きが感じられた。
今作は強烈な映像表現に圧倒される一方、「次は何だ?」とその向こうに広がる世界にドキドキを感じられず、結果的に薄っぺらな印象に終わってしまった。
世界の終わりと政府の隠蔽、そしてノアの箱舟。生き延びようともがく人々と、運命を受け入れた人々。材料は十分にそろっている。カーアクションと飛行機アクションと津波をそれぞれ3回も描くくらいなら、もっとゾクゾクするような世界を創ってほしかった。
余談:B級ホラーを思わせるような、わかりやすすぎるキャラ設定なので、最初の20分でだいたい誰が死ぬのかわかる。その中には、やたら地味な死に方をするキャラもいたけど、「あ、殺し忘れてた」って感じがして可哀相・・・。
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