ネコナデのレビュー・感想・評価
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主人公と猫が好きならイケる
内容はまあ言ってしまえばありきたりなものです。
そして場面展開もさほど変化なく、淡々と話は進んでいきます。
この作品は大杉漣さんと猫のトラだけにまとを絞っているので、他の俳優さんの印象は薄いです。(もたいまさこさんだけは別格ですが)
その分、主人公の心の動き、思い、人間性をくっきりを浮かび上がらせることができていると思いました。
とにかく大杉漣さんが好きだ!彼の演技だけを観たい!そして猫も大好きだ(特に子猫が)という人にはうってつけの作品だと思います。
嫌われ者部長とネコ
大杉漣扮する人の恨みをかっている鬼塚太郎人事部長はネコを拾って鬼塚トラと名付けた。
まあネコは可愛いものの嫌われ者部長との対比はどうなのかな。どんな人でもネコの前ではふにゃふにゃになっちゃうって事かな。もう大杉漣が亡くなって5年も経つんだね。味のある俳優だったね。
中間管理職の悲哀と癒しの子猫
元は東名阪の独立U局6社共同制作のテレビドラマ(30分×12話)。
IT企業の人事部長鬼塚太郎(大杉漣)、名前からして鬼のリストラ係。いかにも昭和の中間管理職、部下にはパワハラもどきだし、子猫にネコナデ声を出すなとはあまりにも理不尽ですね。
大杉さんは凄むとマジに怖いからひどい人間に思えてしまう。そんな鬼部長がたまたま助けた子猫にメロメロというギャップ萌え、子猫を捨てる人間と社員にリストラを勧告する自身をダブらせて只管悩む葛藤の日々を綴っています。
根はやさしい人なんだし、娘も猫好きなのだから告って家で買えばいいのに素直になれないおじさんのパターン、アパートの空き部屋で飼うなんて可哀想だし理解に苦しむ展開で気を揉ませます。
まあ、最後はけじめをつけて想像通りの展開なのでほっとしました。
蓮さん、共演のトラちゃんに魅せられてプロダクションに懇願して飼うことになったそうです、そんな愛猫のトラより蓮さんが先に虹の橋に行ってしまうとは・・。ご冥福をお祈りいたします。
猫でも飼わないとやってられない
リストラ担当の人事部長(大杉漣)は肩たたきと中途採用を同時にやっていた。
社員からは恨まれ、怪文書が社内を飛び交う。
帰路で見つけた捨て猫を見捨てることが出来ず、内緒で飼うことに。
人事はこのために日ごろから給料をもらっているようなもの。
大杉漣は経験がないと思うが、サラリーマンの宿命を見事に演じている。
ひどい映画でした
ひどい映画でした。 ストーリーじたいが完全に破たんしていました。 ないようも冗長で、 退屈極まりない映画でした。
主人公は、 他人に [無責任に猫をかうべきでない] と説教する人です。 にも関わらず、 きゅうに無責任に猫を飼い始めます。 意味不明すぎます。 しかも、 倫理道徳に厳しい人なのに、 [頭から他人にコーヒーをかけた人] を警察に通報しません。 その上、 会社のマンションを私的利用 (横領) します。 全く理解できません。 [本来 せいかくがまじめな人] なのに、 それだとストーリーが退屈になるため、 強制的に せいかくを破たんさせられている、 という珍妙な状況が続きます。 意味不明すぎて主人公に感情移入すらできませんでした。
鬼塚トラ
捨て猫の茶トラ子猫が可愛い映画。
鬼塚太郎は会社の人事部長。
名前通り鬼のように厳しい。
リストラで社員をきり、バツイチ社員研修も残酷なプログラム。メチャメチャ嫌われ上司の鬼塚。
そんなある日、子猫を拾い会社の研修用マンションでコッソリ飼い始めた。
自宅では妻と娘が飼育ゲームで猫を飼っているから笑える。
命あるものに無責任な行動をとってはいけないと家族に言っている手前家に連れて行くことは出来なかった。
自社商品のカメラ付きモニターを使い、携帯電話でトラを見ている鬼塚にあらぬ噂が…
盗撮疑惑⁇
トラに新しいお友達を作ろうとヒマラヤンの子猫を買ったはずが…雑種のお婆ちゃん猫だった。ヒマラヤンと言えずヒラマヤンとは…
子猫に癒される。
癒される~。
ギャップの見事な作品。
自他に厳しいリストラ担当部長と猫好き中年。
家族にも会社にも隠れて飼うペット。
実は何か見たことあるなあと思ってたら
やっぱり、撮影場所、うちの会社でした。
作中では何かリストラで大変な会社っぽいけど
実物は全く違いますし人事部長は好い人です。
さて、色んな意味であるなあってかんじだし
猫の画も素晴らしく、可愛らしい。
猫好きな中年は是非見るべし。
つじあやのの歌が素敵。
あの歌聴くと、うちの猫拾った時を思い出します。
その気がないならかまっちゃいけないって、わかる。
大杉漣さんの顔って、黙ってても心理描写がにじみ出るなぁ。
猫の愛情にあふれてる映画だけどそれだけじゃない、仕事がんばろって思える映画かなぁ〜
ネコナデ
初日に見て、本日2回目をみてきました。
とにかく癒されます。
トラちゃんのかわいさはもちろんですが、大杉さんの会社とは違う一面(トラに翻弄されるところ)がなんともおもしろい。
以前はハリウッドのお金をたくさんかけた大仕掛けの映画も好きだったのですが、年を重ねた今、こんなゆるい癒される映画を見るととてもHappyな気分になれます。音楽もまたピッタリでいいんですよ。
DVD化を切に望みます。
そしてトラちゃんと大杉さんがいつまでも仲良しの家族でありますように!
客席の反応も他の映画と違っておもしろいですよ。東京では渋谷でしかやってないのが残念です。もっとたくさん上映して欲しいです。
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