おいしいコーヒーの真実

劇場公開日:

おいしいコーヒーの真実

解説

今や私たちの生活にとって欠かせない存在となったコーヒー。しかしその原産国であるエチオピアでは多くのコーヒー農家が貧困にあえいでおり、人々は教育を受けられないばかりか食べることさえままならない状況に陥っている。彼らを救おうと奔走するコーヒー農協連合会の代表者タデッセ・メスケラの活動を追いながら、1杯のコーヒーが消費者に辿り着くまでの道のりに潜む不公正な貿易システムの実態を明らかにするドキュメンタリー。

2006年製作/78分/イギリス・アメリカ合作
原題:Black Gold
配給:アップリンク
劇場公開日:2008年5月31日

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映画レビュー

4.0コーヒーのフェアトレード、生産国の労働環境や実態に関心のあるひとには、非常に興味深い内容だと思います。!

2023年9月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

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kenken

1.0エチオピアはまだましな方かも・・

2023年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

3.5【”フェアトレードのエチオピアを始めとした貧民国の珈琲豆を買ってくれ!”美味しい珈琲の生産者の声は、先進国の珈琲好きに届いたのか・・。】

2022年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

ー 今作は2005年度公開作品だが、当時で一日20億杯の珈琲が飲まれていたそうである。
  バリスタ大会や、スターバックス一号店女性店主の誇らしげな顔と共に、貧民国エチオピアで珈琲栽培をする農民たちの姿が、対比的に描かれている。-

・先進国では、農家への補助金が手厚く、エチオピアの様な貧民国の農家の収入はギリギリの生活を送れるかどうか、という事実。

・故に、珈琲豆から実入りの良い”チャット”という麻薬作物に切り替える農家の姿。

・当時、アフリカの珈琲豆生産量は世界の1%にまで、減少。
とともに、飢饉のためやせ細った子供たちの姿が映し出される。

<石油に次ぐ取引規模を誇るコーヒーだが、コーヒー農家に支払われる代価は低く、多くの農家が困窮している事実を描いたドキュメンタリー作品
 2022年の現代、この問題は少しは解決に向かっているのだろうか・・。>

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NOBU

4.0《珈琲、貧困、そして未来》

2020年11月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

主にエチオピアご舞台。

コーヒー豆は殆ど現地では消費されず、欧米が安く買い叩いている。そのため生産者は働きに全く見合わない生活を強いられている。

販売者が直接現地に行き、
高品質な豆の栽培を指導するだけではなく、
中間コストを省いて、生産者からは少しでも高く購入し、販売は少しでも価格を抑えて販売している。

単に金銭だけではなく、
現地の生活環境を向上させるための支援を行う。
直接生産者から、品質と労働に見合った値段で購入し、生活が向上することに寄与している。

それでも多くのコーヒー豆生産者は貧困の中で暮らしている。
家長は「子供が教育を受けられるように、幸せに生きられるように」と働き続ける。
地域がフェアトレードで利益が上がると
「子供たちのために学校を」と『贅沢より未来』のためにお金を使うことを選んでいる。

先進国は「自分」の権威欲と金のために人に犠牲を強いて、未来に負の遺産を沢山残している。
エチオピアの人たちの方が人間らしい、
恥ずかしいぞ、日本人!

フェアトレードのコーヒーを飲む度に、世界各地のコーヒー豆生産者が笑顔になれると思うことにしよう。

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邪悪ばうあー
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