ミッドナイト・ミート・トレイン

解説

「あずみ」「VERSUS」の北村龍平監督のハリウッドデビュー作で、人気ホラー作家クライブ・バーカーの短編小説を「ウェディング・クラッシャーズ」のブラッドリー・クーパー主演で映画化した。ニューヨークで暮らす写真家の青年レオンは、ある晩ギャングに襲われていた女性を助けるが、翌日その女性が行方不明になったことを知る。女性との別れ際に地下鉄で撮った写真に不審な男が写っていることに気づいたレオンは、たったひとり調査に乗り出すが……。

2008年製作/100分/アメリカ
原題:The Midnight Meat Train

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5出だしは期待通りだけど…

2023年3月5日
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Fat muffin

3.5後処理は誰が?

2022年7月7日
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イギリス産のホラー映画、「0:34」と設定がカブる本作は、北村龍平監督のハリウッド処女作だ。日本未公開だったが、彼のユーモラスとも取れるスプラッタ描写が楽しめる作品である。
暴漢魔に襲われた日本人女性が失踪を遂げた事から、奇妙な事件へと巻き込まれていくサスペンス仕立てのストーリーであり、スリリングな展開が用意されている。殺人鬼の風貌も至って普通であるからこそ、得体の知れない恐怖を感じることが出来るのである。

主人公が写真家という事もあり、現像するシーン等が多く描かれるため、てっきり写真にまつわる事で意外な正体が暴かれていく物語なのかと思っていたが、終盤で予想を遥かに越える展開が用意されている。この手のスプラッタホラーだとある程度は決まったような展開であり、正直ストーリーはあって無いような物であるが、あっと驚く展開を用意してくれているのは中々感心させられた。正直ツッコミどころは多く、日々一般客が利用している地下鉄を血祭りに仕立て、更には散々破壊の限りを尽くすのである。これを始発までに直すのかと考えると不思議で仕方ない。面白い位に血飛沫が飛ぶのだが、その描写の度に後片付けの事を考えてしまう。

サスペンス仕立てのストーリーの割には話がチープな気もするが、気持ち良い位の派手なスプラッタ描写で夏の暑さも吹っ飛ぶ事だろう。

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Mina

3.0終盤のバトルシーンで、 人肉がいっぱいぶら下がった車両での アクシ...

2022年6月8日
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鑑賞方法:DVD/BD
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あとぅーし

4.0地下鉄の殺人鬼

2021年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 レオンは地下鉄で暴漢に襲われそうになった日系人女性のモデルを、防犯ビデオを指さし、「スターになれるぞ」とシャッターを切り続け助けた。しかし、女が地下鉄に乗るといきなり殺人鬼に殺される・・・ “街の心臓”などというテーマで事故や犯罪、街の底辺を撮り続けるレオン。有名画商スーザン・ホフ(ブルック・シールズ)に認められたくて、危険な街をうろつき、食肉加工工場で働く男を追いかける。ついに殺戮現場を目撃し、フィルムに収めたレオンだったが、殺人鬼に見つかり、負傷させられ、恋人の家にたどり着く。なぜ殺されなかったのか?不審に思った恋人マーヤはレオンの友人ジャーギスとともに殺人鬼の泊まるホテルに潜入しカメラを探す・・・

 100年前に起こったシリアルキラーの模倣犯?地下鉄の列車ごと人は消えるし、車掌だってグルなのだ。そして何も信用してくれない女刑事も・・

 どぎつい映像。後頭部をハンマーで殴り、目玉が飛び出すシーン。うげげ。とにかく怖い。こりゃ『テキサス・チェーンソー』以上に怖い。クライマックスの殺人鬼の戦いの前に、ブッチャー殺人に魅了されつつあったレオン。胸に刻まれた焼印(?)が示すように、代々受け継がれたブッチャーの後継者として認められたようだ。人間とは異なる別の世界。言ってみれば肉編ヴァンパイアの世界のようなものなのだろうか。終着駅にてアンデッドが蘇って、人間の肉を喰らうところはゾンビ映画のようだった。

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kossy
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