イキガミのレビュー・感想・評価
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好きじゃないけど泣かされる
これもだいぶ前から凄く気になってたんだけど、タイミングを外してて、やっと見た。
話自体はちょっとおいおいっていうのとか、後味悪いんだけどだいぶ泣かされた。
特に山田孝之くんの演技はやっぱすご過ぎるーー。
予想外
原作マンガは読んでなかったし
予告で面白そうな話程度の予備知識。
いい映画だった。
予想外に泣けた。
この設定でこんなヒューマンドラマに仕上げれるのは
やっは最近良く聞く、日本の文化って奴なのかな~って思う。
イキガミは「逝紙」と書きます
まったく期待していませんでしたがとても涙をさそうつくりになっていました
3つに別れた物語それぞれに涙をさそうところがあります
母もひとりも洗脳されているのかいないのか・・・
続編を考えているような終わり方ですがそれも良しです
ただひとつ、カーテンを開けるとそこは・・・・・
ってシーン
その代金は、詐欺で稼いだものなんだよね
そんなものは認めない
感動が半減だね
せめてもう少しマシな職業でいてほしかったよ
満開の桜がまぶしい
自ブログより抜粋で。
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原作自体とても感動的で、映画化を期待するに十分な内容だったけど、期待した一番の理由は、この映画が瀧本智行監督のデビュー作『樹の海 Jyukai』(2004年)と同様、命にまつわるエピソードを綴った準オムニバス形式だったこと。
『樹の海 Jyukai』も命のありようを描ききった素晴らしい佳作だったけど、その卓越した演出力に感動のエンターテイメント性も加味されたら凄いことになるんじゃなかろうかと。
で、期待に胸膨らませて観た結果、期待に応えるどころか、期待を遙かに上回る見事な出来映えでした。
世界観的には荒唐無稽なマンガそのもののSF。だけど、サイエンスチックな要素はほとんどなくて、架空の世界を舞台にした社会派映画といった趣き。
まず特殊な世界観を丁寧に提示し、国の横暴による不条理を描いたエピソード1。
その不条理の裏側に隠された国家の闇を垣間見せるエピソード2。
そんな国にささやかな抵抗をみせるエピソード3。
一貫してダークな世界を描きながらも、それぞれが感動的な逸話となっていて、最後には希望の光も感じさせる周到な運び。
ただ、エピソードの1と3はわかりやすい感動話だが、2つめは風吹ジュン演じる女性議員の意味するところがわかりにくかったように思う。
不安を煽るザラついた映像に、監視カメラのモノクロ映像。
そういう裏打ちがあってこその満開の桜がまぶしい。
淡々と繰り返されるモノレールの映像で異世界感を表現してしまう的確な演出。
静寂の中の引きずる音、不意の事故にハッとさせられ、エンディングはやっぱりあの歌でしょうという思いに応えるように流れ始める「みちしるべ」。
いやもう、言うこと無しですよ。
監督として劇場公開作3作目にしてこんな傑作を世に送り出してしまうなんて、瀧本監督の今後が楽しみな一方、ハードルを上げすぎじゃないかと余計な心配までしてしまう。
先に「最後には希望の光も感じさせる」と書いた。
自分は笹野高史演じる課長の最後の言葉を小さな光と感じたが、観る人によっては“個人の無力”ととるかもしれない。
国家の繁栄のために切り捨てられる個人。
今住んでいるこの日本の行く末への漠然とした不安と重ねずにはおれない、切り捨てられる側の自分。
個の犠牲無しに成立しない国家の繁栄は正しいと言えるのか。なんて、しょせん負け犬の遠吠えなのかもしれない。
いや、そういう弱気こそが不安の正体で、切り捨てる側の思うつぼなのではないか。
だからこそ、ラスト、藤本は“そこ”に視線をぶつけるのだ。その瞳に光はあると信じたい。
残酷!!
死亡予告書が届けられると24時間で死んでしまうという残酷な設定が見る意欲を倍増さしてくれた。届けられた者達の残りの人生が美しく、命の尊さを感じた。実際にあり得ない法だから世の中の、少子高齢化、自殺、殺人罪など日本においてすごく増えているから、現実問題命というとても大切な事をこわしてはいけないことだと、当たり前だがそう思わしてくれたいい作品だった。
期待以上でした
原作を読んでいたので、さほど期待せずに見に行ったのだが、想像以上に良かった。映画向けに原作をうまく変更していて、オムニバス的な構成になっているのもよかった。このクオリティならば原作にはまだまだ映画でみたいエピソードがあるので続編に期待したい。
とにかく雑
とにかく雑。シチュエーションも演出も雑でリアリティがない。
テーマも古い。昔のSFによくあったテーマだ。
とにかく突っ込みだしたらキリが無いところを、力技でドラマチックに仕立てあげた感じが強い。
演出の力技は買うが、おそらく時間を与えてくれなかったのではないか?
「急造の欠陥住宅」になっている。
3つのエピソードだが
泣きたい人が見れば、どれかでは泣けるようにはなっている。
これもツッコミ出したらきりがない話ではあるが…
山田孝之の巧さが光っていた。
(一見感動的なラストだが、どうやって金を作ったかを考えるとなぁ…)
近未来という設定だが
今よりもっと遅れている世界に見える。
まずこんな穴だらけな法律が国会で成立するわけがない。
とにかく肝心要の法律の設定の詰めが甘いので説得力がない。
死亡予告通知の仕方もひどい。雑にも程がある。
本人以外に渡すとか、いなかったから不在通知をドアにはさんでおくとか、もうムチャクチャ。個人情報の扱いはどうなってるんですか?
不在通知風で飛ばされたらどうすんだよ!
死亡予告通知だけして、あと放ったらかしなんてのもありえない。
何するかわからんでしょ。普通に考えたら監視下に置くよね。
庁舎内で公務員たちが機械じかけみたく歩いているのも、今時とは思えない演出で目を疑った。
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