ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1のレビュー・感想・評価
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Time to Wrap It Up
In my view it wasn't really necessary to only split the final adaptation into two films, but with something as popular as the Wizarding World Hollywood must cash every last drop from the cow. Much of the drama is internal between Ron, Harry, and Hermione on a long, unhappy camping trip. Voldemort isn't seen until the end. The action and VFX are at their best here, so that's the high point.
特別上映 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(吹替)で観賞
14年の時を経て劇場で初観賞。ハリー・ポッターシリーズも最終盤を迎えてどんどんシリアスに。仲間達との別れ、敵との争いも激しさがハリー達を孤立させていきます。映像もさることながらハリー・ポッターの世界観を思う存分楽しみました。
決戦に向けた最終章の前編!懐かしい場所や登場人物が出てきていよいよ...
決戦に向けた最終章の前編!懐かしい場所や登場人物が出てきていよいよ総力戦、という盛り上がりがありました。
ヴォルデモート卿を倒すという目的のために奔走するハリーたちですが、必要なことはわかっているのにどうしたらいいのかわからないという焦りに共感する人も多いだろうなと思いました。
かくいう私もその一人で、鑑賞後にはキャリアややりたい事に志を持ちながらもがいていた頃を思い出しました。
これをどう乗り越えていくのか?というところで終わる前編、公開当時は後編のPart2が本当に待ち遠しかったです。
17歳という年齢で人生最大の困難と立ち向かうハリー、絶望しながらも決して膝をつかない姿勢に勇気をもらえます。
私も人に勇気を与え続ける存在であるぞ!と改めて決意する時間になりました。
暗く長い。 色んな所へワープして四次元ポケットから色々出てくる。 ...
暗く長い。
色んな所へワープして四次元ポケットから色々出てくる。
悪い人がいっぱい。
焦らし過ぎ〜
オイッ、ここでもドンパチしねぇのかよ!謎を解き明かしながらアイテムを集め、ヴォルデモートの秘密と武器を揃える内容が続いているが、ハッキリ言ってこの内容ならハリーポッターじゃなくてもいいし、魔法関係なく無い?便利な魔法をチョイチョイ使うだけで、バトルは痺れろ!、石になれ!、ふっ飛べ!位じゃん。敵側は、息絶えよ!か、何かビリビリするやつバチバチ放つだけだし。こういうのを求めてるんじゃないんだよね〜。まぁ、パート2で覚醒して何かする流れっぽいが、最後まで観て最終評価を決めますがね。
この映画に登場したルーナのパパ、マルフォイのパパと見た目被ってない?結婚式の時、ルーナとダンスしてるの観た時、何で?って思ったわ。あと、ハーマイオニーの成長が進むにつれて世の中の男性達から大きな心の声が俺には聞こえてくる。それは、何でロンなん?笑
part2への橋掛
他のタイトルと比較すると地味な印象。
大きく盛り上がるシーンが特別なく、part2に向けた準備回という感じがした。
ハリーポッターが終わるらしいと聞いてとりあえず今作だけ映画館へ行ってみた人は、全然面白くなかったかも。
私はAmazonプライムで賢者の石から通して見ており、分からないことがあれば一時停止して調べているのでゆっくりマイペースに解釈しながら楽しめているが
回を追うごとに説明不足が酷く目立つようになり、原作をよく知る人だけが付いていけるレベルになってしまっているように感じる。内容が複雑というだけではなく、配慮に欠けているなと思う。
一番これはちょっとと思ったのは、ハリーが突然に持ち出した鏡の破片。原作ではシリウスから送られた鏡をハリーが割ってしまう経緯があり、この先も重要な役割を果たすようだけど、映画では本当に何の説明もなく謎のアイテムと化している。これは完全に失敗なのでは…と思ってしまった。贈られるシーンや割ってしまうシーンを入れそびれたとしても、誰かにそれは何?と聞かせて説明するくらいならできそうなのに。
また、細かいところかもしれないけど、日本語字幕の人名がファーストネームとラストネームの片方しか書かれないのにどちらか統一しないのも不親切だなと思った。(セリフではフルネームで呼ばれていることが多い、吹替は見ていないのでわかりません)
字幕だけを追うと誰のことを話しているのか判断し難い。
でもやっと次で最終話。これまでに散りばめられた要素が全て繋がっていくのだろうから、とても楽しみ。調べるうちに相当なネタバレに触れてしまったけど楽しめるといいな。
暗く重い雰囲気
のっけからとにかく重い。
前作も相当だったけど、今作はほとんど明るい話題がない。
だからなのか、謎のダンスシーンが1つだけあった。
ハリーに変身して追手を掻い潜るという、アラバスタかなと思わせる作戦も、衝撃の展開に終わる。
ロンは相変わらず情緒不安定で、しょっちゅう視聴者をイラつかせてくる。
ロードオブザリング的な展開はお馴染みだけど、ハリーとハーマイオニーのいちゃコキを見せられるのは、確かに結構きつい。
僕はもうホグワーツには戻らない。戦争を前に、三人の旅が始まる。
前提として
・原作は未読。
・『ハリーポッター』シリーズは『~と謎のプリンス』まで視聴済。
・デビッド・イェーツ監督の他作品は『~と不死鳥の騎士団』と『~と謎のプリンス』を視聴済。
前半は「おお!」となるものの、後半からはどうにも盛り上がりに欠ける。
まず前半。ついに「戦争が始まった!」という空気感が素晴らしい。魔法族だけでなくマグルまで集団疎開していく。
最重要人物であるハリーの移動にも、護衛と決死の作戦がつく。さらっと流されたけど、ヘドウィグには泣いた。
そこから先は色々と騒動が続き、分霊箱探しになる。この間に何悶着か起きたり、謎と謎を繋ぎ合わせるターンになるのだが、今まで以上に手探り間のある時間が続く。
"手探り"といっても演出とか描き方というよりも、物語の中でのハリー達の動向の話。暗さとか雰囲気は変わらないのでご安心を。
さて、後半。
三人の逃避行に、仲間割れ(特にロン。)が挟まりつつ、視覚的な激しさは無くなっていく。終盤にかけてひと悶着あるものの、そこからまた落ち着きがち。
PART1だからしょうがないとは言え、物足りなかった。
PART2への盛り上がりがあるわけでもなく、焦燥感をあおられるわけでもない。ただひたすら、パズルのピースだけ追加していくような感じ。フレームに一切はめ込んでいないのだ。
ダレると言われてもしょうがないと思う。
キャラクター描写について。相変わらず良い。逃避行中は外の世界が見えないので、自然と三人組の感情描写と関係性に焦点が合う。
まずはハリー。頼りたい指導者が居ない中、手探りで旅を続けていく。彼としては友達や仲間を誰一人として犠牲にしたくはないのだが、その思いとは裏腹に一人、また一人と犠牲になってしまう。さらには常にヴォルデモートの声が聞こえている状態。なかなかにキツイ。
二人には弱いところを見せまいとし続けるが、思い出や両親の墓などに隠れて縋っている様子がまだ一人の青年であることを想起させる。
次作で全てから解放される様子を観たい。
余談だが、"七人のポッター"はダニエル・ラドクリフの面白い部分が出ているのでかなり好き。
次にロン。前作のラストで二人から一歩離れて立っていたところに違和感があったが、しっかりと回収されている。
要は決心がついていないのだ。家族を助けたいから戦争に行く一人の青年。もちろんハーマイオニーのこともある。だが、二人ほどの覚悟はない。
仲間割れを引き起こしてから、戻ってきた瞬間のイベントは必見。障害を乗り越えたわけではないものの、それでも二人のところに戻る決心をつけた彼の心情に拍手したい。
次作で戦争とは関係ない世界に居る彼を観たい。あと、ハーマイオニーと暮らしている様子とか。ハーマイオニーを大事にしろよ?
そしてハーマイオニー。一番活躍してるかも。細かなサポート面はお手の物。それどころか命の危機を何度も助けてくれる。強くない??
でもやっぱりロンに激情をぶつけまくってる彼女が愛おしい。ロンがケガをした時の焦りようと、ロンが離反したあとの落ち込みようと、帰ってきたロンにキレる様子と、弁明するロン(名演説)に慈しみの視線を送る様子。全てが素晴らしい。能力とか活躍はピカイチだが、こういったところをみると彼女も一人の青年であることを思い出させる。
次作でロンと暮らしている様子が観たい。
この三人のキャラクター描写はピカイチだと思う。『~と謎のプリンス』での描写が、このためにあったのならすごく納得がいく。
しかし良くも悪くも周りの状況があまり描かれないので、他の生徒たちの状況も観られない。ネビルとかもっと観たかったよ? ドラコは両親との会話が観られるので満足。
そういえばルーナの父親も出てくるのだが、彼がすごく良かった。
最初の"ちょっとズレてるお父さん"が"憔悴しきった、娘を守りたいだけのお父さん"に急変してしまった様子が痛ましい。
こういった、戦争被害者が描かれるのはかなり好印象。ヴォルデモート勢への怒りにもつながる。
前回よりも目的が分かりやすく、そういった面ではついていきやすかった。
見どころはいくつか(ポリジュース薬など)あるが、それよりかは要素要素をつなげたり、準備する物語なので、次作が今作の面白さを決めると言っても過言ではないと思う。
それだけ次作に投げたものが多いということだ。どうなるかな、最終作。
三人組の行く末を見守りたくなった。そんな作品。
「ハリーとヴォルデモート卿の最終決戦」というわかりやすい構成になったのは小説が映画を意識したからだろうか。
なかなかよい作品だった。
「賢者の石」では子ども向けのファンタジー映画っぽさがあったが、徐々におとな向けのダークファンタジーになっていった。
「死の秘宝」は、そのダークな路線を引き継いではいるものの、中盤の複雑な展開ではなく、「ハリーとヴォルデモート卿の最終決戦」というわかりやすい題材で進んでいく。
PART1ではヴォルデモート卿の魂の一部を封じ込めた分霊箱を発見して破壊するというミッションがメインになる。
その反面、ヴォルデモート卿の側でもハリー・ポッターを殺害するためにさまざまな手を打ってくる。
その過程でダンブルドア校長に託された品々が常に役に立つ。
なぜ、ダンブルドア校長はハリーたちの行動が先々まで読めていたのだろうか。それはそれで不思議ではある。
それはともかく、本作ではハリーと、ハーマイオニーとロン、それ以外の仲間たちの関係性が、「賢者の石」の頃からはもちろん、その後にわたって変化し続けてきたことに、あらためて気づく。
ハリーは「選ばれし者」だ。だからこそヴォルデモート卿に狙われる。そんな彼を仲間たちが守ろうとする。それは命がけの行為だ。ハリーはそれを知っていて、仲間たちの協力を断ろうとしてきた。その態度は、じょじょに緩和されてきて、本作では仲間とともに戦うということに躊躇しなくなってきた。この成長の流れが自然でうまかった。「賢者の石」の頃は「眼鏡坊や顔」だったダニエル・ラドクリフも、「死の秘宝」では立派なおとなになっていたことだし、そういう意味でも本作は成長物語と言っていいだろう。
「ハリー・ポッター」シリーズは原作と映画化が同時期に行われていた(ロード・オブ・ザ・リングのように完結した物語ではなかったという意味で)。
だから、連載漫画のように、書きながら考える、という状態も多かれ少なかれあったと思う。
映画としてのクオリティの高さは否定しないが、仮に小説が、描き下ろしの状態で発表されたなら、作者はもっと円環を描く物語にしたのではないかと想像する。つまり、「賢者の石」が大ヒットし、映画化され、という流れの中で、作者はエンターテイメントであったり映画化であったり、と「小説のその先」を意識せざるを得なかっただろう。もちろん、それが良い相乗効果をもたらして、本作のような大ヒットとなったというのはある。同時に、いかにも映画的なエンターテイメントになっているとも思う(映画版だけしか観ていないので、映画的なのは当然ではある)。
ここまで観てきて気になってきたのは、本作はJ.K.ローリングの希望で、イギリス人の俳優ばかり出しているというところからもわかるように、イギリスの中で完結している。魔法の国というのはイギリスだけなのだろうか。
本作は、生徒のひとりで、ハリーのライバルであるドラコ・マルフォイに代表されるように、イギリスの階級制度というものが色濃く反映されている。ドラコは両親が魔法使いである純血であり、ハーマイオニーのように両親が普通の人間である魔女を「穢れた血」として見下す。このようにイギリス社会を描くために、できるだけ世界を小さくまとめた、という理由はあるのかもしれない。
以前も描いたように、魔法の国は「ホグワーツ魔法魔術学校」がメインで、フィールド内の村などは、あまり出てこない。
結果として、ヴォルデモート卿が戦う相手は「ホグワーツ魔法魔術学校」の関係者のみになっており、「ロード・オブ・ザ・リング」のサウロンのような「世界を滅ぼされる」という危機感はない。そもそもそういう世界を描くのなら「ロード・オブ・ザ・リング」でいいじゃないか、という話になるのかもしれない。
製作費は370億円(2部作合算)。
興行収入はPART1のみで1,449億円。「賢者の石」に次いで歴代3位。
最後も「PART2」につながる、いいところで終わった。
シリーズ完結編
幼少期に『賢者の石』を読んでから四半世紀たったと思えば感慨深い
ハリーポッターシリーズも本作前後編で完結
前後編なので前編だけで評価はできない。
本作前後編は作品世界を一巡する内容だ。
いかにこのファンタジー世界を楽しんだか、それが評価の分かれ目になるだろう。
このシリーズは映画単体のストーリーにまとまりがなく、そして「半端じゃなく長い」ので見方を間違えると全く面白くないと思う。
個人的には映画をシーンに分割して考え、全体での整合性は考えず、「こういう演出をしたい」という意図を読み取りながら、「ストーリー上どういう魔法の扱い方をしているか」という点に注目して視聴していたが、これが作品にうまく噛み合った
この世界に没頭した後の視聴は最高だった。
前編は初っぱなからとにかく陰鬱な展開、暗すぎる映像の印象
闇の帝王が復活して世界に混乱が広がっているにしてもやや演出過剰で
画面が真っ暗すぎて何やっているかわかりにくい、笑うレベルだが、
だからこそ明るい場面では希望が演出されているという側面もある
前編は後編のための準備期間として描写されている。
セーフハウスへの避難から、反撃のための潜入というプロットは『逃亡者』などで安定の展開、従来のシリーズとは異なる展開だが、完結編として適切だろう。
これだけの超大作だが各シーンは必要不可欠で無駄なところはない。
むしろ省きすぎの印象。
各シーン感想
・ハーマイオニーの両親との哀しい別れ
ここは説明不足だが、記憶が残っていると両親に危害が及ぶからやむを得ない処置ということ
思い出が頭からだけ消えるのではなく、写真からどんどん消えていく様子は良い演出
・空になったダーズリー家
ここの和解シーンまるまるカットはもったいないとかそういうレベルの話ではなく
ハリー、視聴者にとっての「あの」ダーズリー家の印象が変わる超重要シーンで
その後の「階段下の物置」、そして「仲間の集結」に響いてくる。
これはいただけない。
・魔法+カーアクション、相棒との別れ
ここのカーアクションは短いが、魔法との融合で面白い
ハリーを守るため、命を落とすヘドウィグはあまりに短いカットだが衝撃が大きい
・ダンブルドアの遺産
こういう「一見役に立たなさそうなアイテム」が渡される展開は大好きだ。
・飲食店の戦闘シーン
非魔法使いがいる空間での激しい戦闘が、作品世界の変化を感じる。
ハリーたちの戦闘能力の進歩もわかり、今後は逃げるだけが選択肢ではなく
戦闘をすることもある。とここで表現されている。
・魔法省への潜入
作中の数少ない笑いがある部分。不死鳥の騎士団でも素晴らしかった魔法省が再度描かれるだけでも加点
・分霊箱の魔力で別れるロン、そして親友を救うヒーローへ
ここは『ロードオブザリング』の力の指環っぽさを感じた。だがこの描写があったからこそ後の展開が活きてくる。
三人の友情が強くなるイベントは最終決戦を控えて絶対に必要だった。
・死の秘宝
てっきり死の秘宝は分霊箱のことを言っているのかと思ったら、このタイミングで出てくる新たな伝説。
透明マントそんなにレアリティの高いアイテムだったのか、と驚く
物語的に落ち着いたタイミングでの襲撃
ここでの襲撃は予想可能だが、その後の人さらいとの遭遇が一難去ってまた一難、途切れない緊張になっているのが良い
・ピーター・ペティグリューのラスト登場シーン
ここのシーンで原作ではピーター・ペティグリューは死亡しているらしいが(それも面白い展開で)
演出不足で残念、この後登場しなくなったのが視聴時最後まで引っかかった。親の仇なのに残念だ。
・ドビーの活躍
秘密の部屋ではヘイトを集めた屋敷しもべ妖精(ハウスエルフ)が大活躍
だが「便利すぎる登場人物は即退場」という創作物の基本的原則で即退場したのは予想通りだった
次回作がわくわくするようなものではないが、前後編セットを分割しているものなので当然
後編もそうだが、これまでのシリーズを精算する内容
『フリンジ』最終話もそうだったがこういった描写は大好きだ。
これだけ高密度、超ボリュームにもかかわらず、まだ描写不足の物足りなさがあるが
後編と併せて個人的に大満足の傑作
ハーマイオニーが自分のブラジャーをみんなの前で恥ずかしがりながら外...
ハーマイオニーが自分のブラジャーをみんなの前で恥ずかしがりながら外すシーンがあった。といっても姿はダニエル・ラドクリフでエマ・ワトソンの演技ではない。
BGMとカメラワークがとても良くて、さりげなく映される背景やアイテムも見応えあるものばかり。
最終盤に向けての助走。ロケ素晴らしい。
内容は、ハリーポッターシリーズ第7弾死の秘宝のPART 1。本作2部構成になり前半部分。最終的な着地に向けて物語全体を纏めていくと思いきや新たな謎が重なり複雑化し煩悶繰り返す形勢不利な状況での主人公達一向を冒険的な自然の中で描く物語。
印象的な台詞は『オブリビエイト!(忘れよ!)』記憶を消し去る魔法🪄冒頭で魔法世界支配競争が激化する中、マグル世界にまで被害が及び懸念したハーマイオニーが自身マグル世界に別れを告げ背後から両親に自分を忘れさせる魔法をかける場面。消えていく記憶・思い出の写真は最初から暗すぎてお腹いっぱいになりました。初めの方で地下鉄の構内で軽食頼む時ヴォスデモート一派の二人に襲われ返り討ちににした後にロンに相手の記憶を消す魔法をかけてくれと頼まれるシーンは両親の事を思い出させる様で辛かった。
印象的場面は、魔法世界もヴォスデモートの魔の手に落ちて逃げ延びる主人公達のキャンプ風景が素晴らしかった事です。イングランド🏴の自然が痛い程寒く美しく撮影され、このロケーションだげで癒されました。不思議な地形に針葉樹林の林や凍った湖等上げればいとまがない程良かったです。
印象的な状況は、物語全体が暗いトーンをかけた様に冷たく感じられる事です。魔法省潜入捜査では笑えるシーンありましたが終始暗くて冷たいので見ていて萎えます。その割に急に、人が死んだり分霊箱から死の秘宝に話が移行したり、ダンブルドアの兄弟や取り巻く人々の名前が飛び交い複雑になり盛って大慌てで取り残されます。
最終盤に向けて最大の助走をつけた様な貯めに貯めた今回一気にカタルシスの解放に向けての期待感を増します。内容的には何時も盛りすぎて消化不良な作品。それ故深く調べる面白さを感じさせる作品でした。自然を美しく撮る事は主人公達を魅力的に撮ることに繋がり結果映画として重厚に見えるので良いのでは無いかと感じます。
原作勢としては最高、映画としては…
相変わらずハリポタ映画はよくあの大量にある原作をうまく映像にして面白くしてるなぁと感心した。
原作勢からすると死の秘宝PART1は、特に原作から大外れしないように、映画では馴染みの無いキャラもしっかり描いてくれたなという感想。
最初に隠れ穴へ逃げるアクションシーン、ハリーとロンが本格的に喧嘩するシーンなど、映像ならではの見応えがあって素晴らしかった。
原作を読んでいないと、色々詰め込まれた分、逆にキャラクターの行動や話の展開が説明不足で納得感が無くなってしまったのかなという印象。
ハリーポッターとしては最高だったが、1本の映画の完成度としては疑問が残るのかもしれない。
ぎすキャン△ 2部作の前編のはずなのだが、内容がまるで無いよう。
魔法ファンタジー『ハリー・ポッター』シリーズの第7作にして、最終章2部作の前編。
ダンブルドアの遺志を継ぎ、「分霊箱」を見つけ出す旅に出るハリーたち。しかし、デスイーターがその行く手を阻む…。
○キャスト
ハリー・ポッター…ダニエル・ラドクリフ。
ロン・ウィーズリー…ルパート・グリント。
ハーマイオニー・グレンジャー…エマ・ワトソン。
ベラトリックス・レストレンジ…ヘレナ・ボナム=カーター。
ヴォルデモート…レイフ・ファインズ。
セブルス・スネイプ…アラン・リックマン。
新たなキャストとして、新任の魔法大臣ルーファス・スクリムジョームを演じるのは『ラブ・アクチュアリー』『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの、名優ビル・ナイ。
ウィーズリー家の長男、ビル・ウィーズリーを演じるのは『わたしを離さないで』のドーナル・グリーソン。
原作はJ・K・ローリング。
約10年に渡り続いてきたこのシリーズもついに最終章に突入!
原作者J・K・ローリング自らが製作を担当しており、過去作以上に気合を入れて制作された映画になっております。
これまで、原作本では上下巻に分けて発行されていた物語も、映画化の際には一本に纏められていた。
そのため情報がかなり圧縮されてしまっており、基本的にはどれもかなり忙しない映画になってしまっていたように思う。
しかし今回は原作同様、2部作として公開。
長大な原作を、しっかりと時間をかけて作ってやろうという意志を感じます。やはりローリング女史も映画版の圧縮具合には不満を持っていたのかな?
さてさて、そんな最終章2部作の前編はどうだったかというと…。
うん、つまらない!
前作に輪をかけてつまらない!
ペース配分間違えてんじゃねえのか?と疑問になるほどのスカスカさ。
残り4つある分霊箱のうち1つしか壊せなかった上、更に「死の秘宝」の捜索というミッションまでもが追加されてしまった。風呂敷畳むどころか余計に広げちゃってんじゃねーか!!
それじゃ約150分という長いランタイムの中、一体ハリーたちは何やってるのかというと、ひたすらにキャンプしてる。超ギスギスしながらキャンプしてる🏕
…やっとる場合かーーッ!( ‘ ^’c彡☆))Д´) パーン
最終章なんだからもっとヴォルデモート軍団との戦いが描かれるのかと思っていたら、ずーーーっとぎすキャン△観させられる。ギスギスしたキャンプなんてやってる側も楽しくないんだから、観客が楽しい訳ないじゃん。
しかもペンダントつけて闇落ちの件とかまんま『ロード・オブ・ザ・リング』で観たぞ。
暗さといいギスギスさといい、今回は『王の帰還』のフロド&サム感が強すぎる。なんで『LotR』で一番退屈なフロド&サムパートを踏襲してしまったのか…。コレガワカラナイ。
脚本にも大いに問題あり。あまりにもご都合主義的展開が多すぎる。
前回の引きである「R・A・B」なる人物。当然本作ではこの人物の捜索が鍵になると思っていた。
しかし蓋を開けてみればまさかの偶然!?たまたま訪れたシリウス・ブラックの家でR・A・B =レギュラス・アークタルス・ブラックを見つけるって…。作劇的にそんなんありなのか💦
本物のペンダントの在処やドビーの助力、グリフィンドールの剣の件などもまぁご都合主義が過ぎる。
この辺は原作通りなのだろうが、映画化にあたってもう少し理屈だった筋立てに出来なかったものか。
ティーン向け作品とはいえ、これじゃ子供騙しにもなっていないっすよ。
それと今回丁寧にやるのはいいんだけど、最終章なのに突然登場人物が増えすぎっ!💦
マンダンガスだのエルファイアスだのバチルダだのグリンデンバルドだの、新キャラが多すぎて全然頭に入ってこない。
しかも「そいつ登場する意味ある?」みたいなキャラも多いし…。
これまでが端折りすぎだった、ということなんだろうけど、最後の最後で詰め込みすぎ。おかげで「7人のポッター作戦」の時のメンバー、半分くらい「誰だお前?」状態でした。まさか最終章でいきなりロンの長兄が出てくるとは…。もっと前から登場させとけよ😅
そして相変わらず役に立たないマッド-アイのオッさん。死亡シーンすら描いてもらえないというのはちょっと可哀想…。
今回はダークな要素がかなり強い作品。ヘドウィグやドビーの死など衝撃の展開が続くが、一番驚いたのはロンのコンプレックスが視覚化されたシーン。
ハリーとハーマイオニーが!裸で!!ブチューって!!!
彼らがちびっ子の頃からその成長を見守ってきている分、このシーンの衝撃はかなり強い。いやちょっとここは子供には見せられませんね…。
あと衝撃…というか笑撃だったのは謎の氷風呂タイム。ここ、前回のダンブルドア虐待を思い出させる爆笑必至のシリアスギャグシーン🤣
ここ笑えるんだけど、ハリーに胸毛がもっさりと生えていて、そこが気になって気になって…。そりゃハリーにも胸毛くらい生えるだろうけど、あのちびっ子にもこんなにモッサリと毛が生えるんですね〜…。
とまぁ、衝撃的なシーンも多く、一から十まで退屈だったわけでは無いのだが、ダラダラダラダラ長すぎる。
本作の内容ならマジでギュッと纏めれば30分くらいになったと思うので、わざわざ2本に分割しなくても1本でなんとかなったんじゃねぇのかな?
小説を映像化する際に行うエピソード/キャラクターの取捨選択の必要性、そして男女3人でキャンプしてはいけないということを学べる作品でありました。
※「7人のポッター作戦」なんだけど、これ姿くらまし/姿あらわしの魔法でピュっと飛んでいけばよかったんじゃないの?
もちろん何かしらの理由があってこの魔法を使わなかったんだろうけど、映画を観ているだけだとその理由が全くわからなかった。
そういうところも、この映画がモヤモヤしちゃう原因だよなぁ🌀
分霊箱求めて逃亡隠匿の日々
学校に残る子達もいる中で、ダンブルドアの遺志を継ぎ、ヴォルデモートに狙われる親友ハリーを守り、戦争を終わらせたいという気持ちで、ホグワーツには戻らない選択をする3人。
ハリーはわかる。ヴォルデモートとシンクロしてしまっていて、声まで聞こえているし、ダンブルドアと沢山の時間を共有したのだから。
でも、友情ゆえにハリーがどんなに奇行や危険に見える言動を繰り返しても信じ、一緒に闘ってきたハーマイオニーとロンがすごいと思う。
特にハーマイオニーは、もっと勉強する道も確実にあったはずだが、賢いからこそ、教科書の世界を飛び出して社会情勢の当事者として実践力即戦力を活かしたい気持ちもあったのかな?
ずっと転々と逃亡隠遁生活をする3人。
ダンブルドアの遺品の意味を考えながら、分霊箱をどうやって見つけて全て破壊するか考えていく。
ダンブルドアからの遺品は、
ロンには火消しライター。大切な人の居場所がわかる。
ハーマイオニーには死の秘宝についての童話が載った童話集。
ハリーにはスニッチのボール。
遺品の意味を探り、途中仲間割れしそうにもなりながら、助け合う3人。
ハーマイオニーなんて、親の記憶を消してから来ている。親が狙われないよう、安心できるところに娘の心配をすることなく引っ越せるよう。すごい覚悟。
とにかくハリーを守るために人が次々なくなるし、ハリーはそんな事望んでもいないからヴォルデモートを弱らせて結果を出すしかない状況。
分霊箱7つのうち、
①トムリドルの日記(バジリスクの牙で済)
②トムリドル母の指輪(ダンブルドアが右手を犠牲に破壊済)
③ロケットペンダント(ダンブルドアと苦労して手に入れたが偽物だった)
が判明し、ロケットペンダントの本物を身に付けている魔法省のピンク教科書おばちゃんから取り戻すため、またポリジュース薬を3人で飲んでどうにかロケット奪還。
壊し方は、バジリスクの毒を吸収した事のあるグリフィンドールの剣に決定。
スネイプの守護霊がやってきて凍った湖の底からグリフィンドールの剣を発見し、ロケット破壊。
ここまでは順調なのだが。
度々目にする謎のマークを追ううち、話が死の秘宝に飛ぶ。マグル環境で育ったハリーとハーマイオニーではわからなかったが、ロンは聞いたことがある話。
死そのものがある三兄弟に褒美を与え、最終的に死を獲得する話。三兄弟に渡した三品が揃うと死を克服できるらしい。
長男には世界最強のニワトコの杖=死を呼ぶ
次男には蘇りの石=死を避ける
三男には透明マント=死から身を隠す
を与え、ニワトコの杖は所有者を認識しその持ち主ために動くとのこと。
ヴォルデモートとハリーは、
①魂が繋がっている
②↑ハリーの両親を殺した時にハリーがヴォルデモートの分霊箱になっている
③だから杖も同じ不死鳥の尾を芯材に用いた兄弟杖
で、③を知ったヴォルデモートは最初はドラゴンの琴線が芯のルシウスの杖を借りるがあっけなく粉砕。
ハリーを殺せるハリーより強い杖を探し求めて、ニワトコの杖を欲しがり、ダンブルドアの墓を開けてまでダンブルドアの杖を奪う。
ダンブルドア、実はニワトコの杖の所有者だったとは。
その間、ヴォルデモート復活のために闇の陣営たちは純血や、両親どちらかが純血の半純血以外をさらったり殺したりしまくっており、ルーナラブグッドも攫われた。
娘を取り返すため、ルーナの父がハリー達を裏切って闇の陣営を呼び、ハリーハーマイオニーロンはなんとヴォルデモートの側近のベラトリックスに捕まり、マルフォイの家に連れてこられてしまう。
でも、マルフォイはハリーをハリーかどうかわからないとなぜか庇う。怖がりで死を目にできないのだろう。
ハーマイオニーは酷い拷問をされるが、ドビーがハリーのために助けに来てくれて、一行は命拾いする。
しかし、ドビーはベラトリックスのナイフが刺さったまま姿現し(瞬間移動)してしまい、亡くなってしまった。
ハリーを守ったあと殺されたヘドウィグ。
ハリーを守るためにハリーに化けていたが殺されてしまったマッドアイムーディー先生。
ハリーを守るために口を割らないハーマイオニー。
ハリーへの恩のために命を犠牲にしたドビー。
その他たくさん、亡くなった。
なんなんだこの話は。
狙われていない、純血のロン一家がヴォルデモート退治の意志を全員持ち、命がけで闘ってくれるのは奇跡に近い。
ハーマイオニーの頭の良さとハリーの勝負強さだけではなく、ロンの活躍シーンも毎作必ずあって、良いのだけれど。
ひたすら逃げ続ける展開
ダニエルラドクリフ扮するハリーポッターは移される事になった。デスイーターが襲って来た。いつ襲われるか分からない恐怖。妖精ドビーがなかなか重要な役割を果たすんだね。ひたすら逃げ続ける展開かな。
えっ?! ええええぇ~\(@0@)/で終わる。
まさか、そんな…。君の活躍は期待していたけれど、君の最期は想定外だよ。
『謎のプリンス』も、え?!、えぇ~!!!で終わったけれど…。でも…。
「喪の作業がなおざり」と前作のレビューで書いたけど、今作は、前作で亡くなった方の死を悼む間もなく動きださなければいけない状況・決意から映画が始まる。そして、主要メンバーの死もバッサリ、あっさり。日常の交通事故よりもあっけない描写。加えて恐怖政治の場面もさらっと強烈に描写する。
世界がファジズムに呑みこまれた様が、自らファシズムに参加したメンバーでさえ、怯える様を露呈するようになった様子で、異様ならざる世界になった様が描き出される。決して、強いものについたからといって甘い汁を吸えるわけではないのだ。
そして、強い力に憧れ与したものの、悪に染まりきれないドラコ。敬愛する方の死、自身をも脅かす死の影。「能無し」とみなされることを恐れ、有能さを示し人々から一目置かれたい心。そのないまぜに揺れる心。
迷走、迷走。誰もかれもが迷走。
まだ17歳のハリー・ロン・ハ―マイオニ―が、頼りになる指導者を失って、庇護者の元から離れざるを得ないのだから、迷走するのは当たり前。
日本の受験勉強のように、「こう解けば正解にたどり着く」なんていう問いを解いているわけではない。見本にできる前例があるわけではない。
焦り・劣等感…パンドラの箱のように湧き出てくる様々な想いに取りつかれる。魔法で増幅させられ、魔法で思い出させられるけど、全ては自分の中にある思い。今までの映画は、ハリーが自分の中にある様々な想いに振り回されて、ロンとハ―マイオニ―はハリーを見守る立場だったけれど、今作は三人ともその想いに翻弄される。そしてその先…。
そんな様をじっくり描いてくれるから、今作は地味に見える。
『謎のプリンス』の冒頭で打ち上げた花火が、『謎のプリンス』で回収されなくて、闇との戦いが壮大に繰り広げられると思っていると、今作でも期待はずれ。
でもpart2を観て思い返すと、面白い。
お子ちゃまだった子ども達が、ここまで成長したんだと感慨深い。
原作未読なので、ところどころ?が飛び交う。ー”分霊箱”だけでも十分だと思うけど、”死の秘宝”って…-詰め込みすぎー原作がそうなんだから仕方がないのだがー。
そんなストーリーに絡む、主要三人の思春期ぶりにひき込まれる。
他にも、ヘドウィックの忠誠心に涙したり、トビ―の言動に肯いたり、スネイプ先生とか見どころも満載。
でもやっぱり一番好きな場面は守護霊が出てくるところかな?part2で種明かしがされると更に思い入れが深い。
『死の秘宝』だけ原作未読で鑑賞。
時間的にも、心的エネルギー的にも、かなりの体力がないと読めない量になった原作。量的にはとっくの昔に上下本になってはいたけど、『謎のプリンス』辺りから、相関図や、ハリポタ事典的なものが手元にないと、私の衰えた頭ではついてゆけなくなっている。そんな原作の映画化。本当は2部作だって表現しきれない。1クールのドラマで表現できるかというところだ。
華やかさや魔法世界のワクワク感はないけれど、ハリーポッターシリーズの映画で一番人間をじっくり描くことに時間をさいた映画として見応えがある。
とはいえ、どうしても、前作までの設定・世界観を頭に入れておかないと???となってしまう点が惜しい。
シリーズ通してみたときと、このパートだけ見たときとでは、評価が違う。
第7作目。シリーズ佳境の全編。 分霊箱を探し出す旅。 前半はハグリ...
第7作目。シリーズ佳境の全編。
分霊箱を探し出す旅。
前半はハグリッドと逃げるシーンや魔法省に入り込むシーンなど、盛り上がりもあっておもしろかった。
後半は、ロンの活躍が良い。ドビーは、登場作こそは微妙だったけど、今作は活躍、そしてラストは切なかったなぁ。
二部作制の元祖的な❓‼️
テレビの録画です。
最近、鋼の錬金術師を観たら、伏線ばかりで、芳しくないので、続きは次作で、と楽しみは持ち越して、それは良いのですが、何より、いかんせん、最初の作品はどうしても間伸びしてしまう。
今作は流石に見応えが有りますが、何度も観てるので、少し飽きてきました。
ひねてきた主人公たちに、哀愁が漂い、なんとなく寂しい。
妖精はロードオブリングとリンクしてるのでしょうか。
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