アイアンマンのレビュー・感想・評価
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伝説の始まり
世界有数の軍需巨大企業「スタークインダストリーズ」の社長トニースタークは新兵器のPRとして赴いた戦地アフガニスタンにて「テンリングス」なるテロ集団に拉致されてしまう。
自身の発明が人々の命を危険に晒していることを悟り、世界中のテロリストや犯罪者に対し、パワードスーツを纏った「アイアンマン」として戦うことを決意したトニースタークを描いたMarvel Cinematic Universeシリーズ通称MCUシリーズの第1作目。
かのスターウォーズシリーズを抑え世界最大の興行収入を誇るシリーズとして映画界に君臨するクロスオーバー作品群の記念すべき第1作目。
のちに公開されるハルクやマイティソー、キャプテンアメリカなどと合流し、アメコミ界で最も有名なチームである「アベンジャーズ」を結成するまでを実写で描くという壮大なプロジェクトで本国アメリカを始めとしたオタクに熱狂と興奮をもたらした(自分を含む笑)
正直観始める前まではノーランバットマンにヤられたDCマンセーで、映画としては後発のMarvelシリーズなんてコスプレ大会やろくらいに思ってた。
だがしかしいざ見てみるとかなり面白い。
メカとか全然興味なかったはずなのにアイアンマンのパワードスーツのギミックに大興奮してしまった笑。
幽閉された洞窟内で完成させたマーク1の時点でそんなもん作れるわけないだろっ!的なツッコミを入れたくなるが、完璧に飛行することに成功したマーク2、それに塗装と武器の装備を施したマーク3と格段にバージョンアップされていく様が最高に楽しい!笑
マッハで飛行する戦闘機の追跡を振り切る機動力、スーツの至る所から飛び出す爆薬や弾丸、そしてしなやかに流動的であくまで人間らしい動きをみせるその姿などなど観てて飽きない!(誰?)
あと音が良い歩く時のTHE 鉄といった感じの重量感のある音や手からビーム出す時のキュイィィィーンって音とかすごい良い!ずっと聴いてられる!笑
さらにはトニースタークを演じるロバートダウニーJr.も良い。
彼のキャリアについてそこまで詳しくないが当時の彼は若くして成功したもののドラッグ漬けの毎日に苦しみ続け、俳優としては下り坂に位置している状況だったらしい。
しかし周囲の不安など意に介さない素晴らしい演技でトニースタークというキャラクターに命を吹き込んだようなまさにハマリ役な演技をみせる。
大富豪で天才発明家のプレイボーイという絵に描いたような勝ち組の役柄に、自過剰すぎる自信家で皮肉屋な性格をとても低く良く通るいい声と大げさながらも気にならない身振り手振りで演じる!笑
さらに日本語吹き替えには藤原啓治とマッチ感がハンパない笑。
洋邦ともにキャスティングセンスが抜群!笑
脇を固めるお相手役のペッパーにはグウィネスパルトロウ!SE7ENで見た時以来!
さすがに老けたと思うけどどこか幼げな雰囲気もあってすごくキレイで好き笑。
上司と部下の関係であるトニーとの距離感にどぎまぎする姿がとてもいいです好きです笑。
またA.IのJARVIS役として出演しているポールベタニーの声がめちゃくちゃ良い!声良き俳優多すぎる!笑
ラストのサミュエルLジャクソンがズルすぎるMCU第一作目!要所要所でアベンジャーズを示唆するものが出てきてかなりアガる!笑
映画史にに名を残す伝説のシリーズの幕開けとして最高の出来!Blu-ray全揃え必至シリーズ!笑
2016年04月03日(日)1回目
2018年03月04日(日)2回目
2019年03月10日(日)3回目@MovieNex
おうち-89
R2-D2的なかわいい機械が登場します。
MCU絶賛復習中。
アベンジャーズの大黒柱アイアンマンの誕生秘話は、意外に政治的。
それまで兵器を作っていた金持ちが、テロ組織に誘拐、軟禁されたことでそれまでの考えを変える、というもの。
クリエバやクリヘムよりおっさんな印象のアイアンマン、既に撮影時ロバート・ダウニーJr.は42、3歳だったんですね。
あんまりない?おっさんヒーロー(けどやっぱ女好き)、アベンジャーズの大黒柱としても説得力ある。
スパイダーマンのお父さん的立ち位置なのも。
最近のMCUを観すぎて、今見返すとちょっと迫力的に地味なのは否めないけど、それでもおもしろいし、アベンジャーズ含め、どのマーベル作品を観るにしても全作品追って観たほうが何倍も楽しめます。
もう10年前なんだーと感慨深い。
エンドロール後にワンシーンはこの頃から変わらずなので、気を付けましょう。
MCUとのファースト・コンタクト!
マーベル・シネマティック・ユニバース第1作。
アイアンマン・シリーズ第1作。
"日曜洋画劇場" で2回目の鑑賞。
原作コミックは未読です。
大企業のCEOにして天才発明家、かつプレイボーイなトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)が、如何にヒーローとなっていくのかが丁寧に描かれているなと思いました。
トニーがどんな人間なのか分かり易く紹介されていたし、最良の1作目だな、と…。オリジン・ストーリーだから仕方無いのかもしれませんが、アクションは大人し目でした。
マーベル・スタジオがディズニーの傘下に入る前に製作された作品なので、トニーとナンパした女性記者が互いを求め合うと云うラブシーンが…。今となっては貴重(笑)。
オバディア・ステインにちょっとだけ共感してしまう。
尊敬が嫉妬に変わり、やがて憎悪へと変貌する…
誰もが抱きかねない感情ばかりな気がしました。
トニーがラストで「私がアイアンマンだ」と宣言した瞬間、MCUの壮大なサーガが始動し、今日まで続くビッグ・コンテンツとなり得ていることに心の底から驚愕です!
[長い長い余談]
初めて本作をDVDで観た時は、正直殆ど印象に残りませんでした。ありふれたヒーロー映画だなと云う評価を下し、エンドロール終わりのシーンも流し見してしまっていました。
そして2回目の観賞後、映画雑誌の記事を読んで「アベンジャーズ」と云うタイトルの映画が製作されていることを知りました。その時点ではMCUの存在を知らなかったので、「面白そうなヒーロー映画だなぁ」程度に思っていました。
複数のヒーローが登場することは分かっていましたが、それほどの感慨も無く、本作の続編、「マイティ・ソー」、「キャプテン・アメリカ」と立て続けにマーベル映画が公開されていても、「誰やこいつら」とか「ヒーロー物が流行ってるんだなぁ」とか言って、アホ面かましてました(笑)。
コレクター気質なので一度売ったDVDを買い直し、せっかくなのでテレビ放送を観て間無しだったにも関わらず3回目の鑑賞。エンドロール後にサミュエル伯父貴が登場して、アベンジャーズ計画について口にしていたことにはっとしました。
「ん?アベンジャーズ?今度公開される映画のタイトルやんか…」。「ヒーローを集めて」…みたいなセリフがあり、「誰やこいつら」なヒーローたちの顔が思い浮かび、全てが頭の中で繋がって、体中に電撃が走りました。
もしかして「アベンジャーズ」って、未だかつてない規模の超大作映画なんじゃないかと戦慄しました。そんなこととは知らずにいた自分がめちゃくちゃ情けなくなりました。
MCUについて調べ、単体ヒーロー映画のクロスオーバーと云う予想が間違っていなかったことが分かった時の興奮足るや凄まじいものでした。早速既発作品を予習し、「アベンジャーズ」を観るために友達と映画館へ足を運んだのでした…
本作をナイスなタイミングで鑑賞出来たことは、今思い返すとなんと幸運だったのだろう、と…。現在のマーベル・ブームは本作から始まったと言っても決して過言では無いし、大好きなMCUに巡り会わせてくれた大切な作品です。
[以降の鑑賞記録]
2013/04/26:金曜ロードSHOW!
2014/05/31:土曜プレミアム
2015/06/27:土曜プレミアム
2019/01/16:DVD(吹替)
アイアンマンになりたい
マーベル・シネマティック・ユニバース開幕(MCU①)
本作を観ずにMCUを語るなかれ
これだけを観た時は、まさかここまでビッガーな世界観が展開され、名実共にモンスターシリーズになると誰が思っただろうか。
この作品だけ観ればありふれた現代を舞台にしたヒーロー映画だと思われるが、遥か遠方の地の氷の下に超人兵士が眠ってたり、空を見渡せば宇宙に神々の国があったり、スター・ウォーズ並に宇宙人がゴロゴロいる惑星がたくさんあったりととにかく今改めて観ると実に新鮮で想像が尽きない。
正直言うと初めてTVで観た時は、確かにスーツはトランスフォーマーばりにカッコいいが、皆が言うほどそんなに面白いか?とそんなにのめり込めなかった。
今でもその気持ちは少しだけある。
だが、アベンジャーズ1作目が公開されて予習でDVDで観て最後のフューリーとの会話シーンを観た時、「アチャー…こりゃやっちまったぜ。なぜもっと早くちゃんと観なかったんだろう」と映画ファンとして後悔してしまった。(よく覚えてないのだがTV初放送の時、フューリーのシーンは流れてなかったような気が…多分…。)
ストーリー自体はヒーローらしくよくある王道展開だが(このストーリー展開が当時の自分にはあまり響かなかったけど。)この映画の最大の魅力は2つある。
1つは言わずもがなトニー・スターク。
演じるのはロバート・ダウニー・Jr.。
まるで「こいつが出るまでアイアンマンは映画化しないぜ!!」と言わんばかりに
キャラと役者が完璧なまでに融合してる。
アイアンマンをやるためにロバートはこの世に生を授けたのかと大袈裟ながらに思うw。
またトニーは基本、成金ヒャッハー野郎(特に序盤)なのでヒーローやれるような性格してねぇだろと言うのも中々に面白い。(実はこれが当時観た時にのめり込めなかった最大の理由だったりする。)
そんな彼が自身が経営する会社の武器が悪者に悪用されてると知るや否や、すぐに武器の製造を中止し、「世界や人々のために何をすべきか」、パワードスーツの開発を通して自力で道を切り開いていくのが、彼ならではの唯一無二の特別なオリジンなのだ。
そしてもう1つはパワードスーツ、と言うか過程。
序盤のテロ集団に捕まり、アイアンマンMark1を作って逃亡する計画過程を見て引き込まれたらもうこの映画の魔法にかかってると断言できる。
その後も自宅でトニーはスーツ開発に没頭するが、テスト起動、専門用語、知識の連発、スーツに内蔵された様々な装備、機能、ディスプレイととにかく作る過程がまぁ男心にユニ・ビームをガンガン撃ってくる訳で。
あのスーツは男のロマンその物だ。
これだけで十二分に元は取れるしたらふくになる。
そして最後のトニーの台詞とフューリーのシーン。
「私がアイアンマンだ。」
「君にアベンジャーズの話をしに来た。」
アベンジャーズレジェンドはここから高らかに始まる。
本作を観ずしてマーベル・シネマティック・ユニバースを語るなかれ。
MARVEL作品で一番好きなヒーロー(≧∇≦)b
アイアンマンの派手な映像は楽しめたものの、 それ以外には欠点も多く、 手放しでは称賛できませんでした
よくある平凡な映画でした。 アイアンマンの派手な映像は楽しめたものの、 それ以外には欠点も多く、 手放しでは称賛できませんでした。
テロリストたちに監禁されたあと、 主人公が きゅうに [武器は平和につながらない] と言い出しますが、 その方針転換の理由が理解できませんでした。 テロリストたちに捕まったのなら、 主人公の性格なら 「テロリストを倒すための より強力な武器を開発するべき」 と考えるはずなのですが、 なぜか武器製造を中止します。 しかも、 その後 [殺傷能力の高いアイアンマン] を開発します。 一貫性が まったくないため、 感情移入ができませんでした。
また、 最後に眼帯の男が出てきて、 続編映画の宣伝をしますが、 完全に邪魔でした。 [私がアイアンマンだ] のシーンで終わるのが理想的でした。
マーベルって面白くぶっ飛んだ作風なんだ
フジテレビの土曜プレミアムで、やっていたので鑑賞。今まで洋画を敬遠していたのですが、前にやっていた「フライト・ゲーム」を機に面白さに目覚めました。
ストーリー
セレブな生活をしている主人公が、テロ組織に兵器を作るように強要されてしまいます。ですが、脱出のチャンスが訪れたため「アイアンマン」の原点となるパワードスーツを製作し、組織のメンバーを倒して行きます。これを機に、アイアンマンとなり悪人たちと戦うことを決意する…。というもの。
CGといい、アクションといいマーベルの凄さを思い知りました。10年前の作品ですが、古さを感じさせない映像美で最近の作品なのでは?と錯覚してしまいます。Appleのパソコンが登場していたし、SiriみたいなAIが主人公をサポートしていく様がワクワクしました。段々、主人公がアイアンマンと化していく様子をドキドキしながら見ていました。
変身した時は、「あっ、観たことあるやつだ‼」と思わず興奮しました。無敵のヒーローはやっぱりすごい‼
MCUを背負って立った鋼鉄ヒーロー
単独作1作目にして、MCU第1弾。
公開間近の『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』で10年目19作目となる大快進撃MCUはここから始まった。
それにしても、こんなにも続くとは…!
最初は賭けだったに違いない。
まず、ヒーローたちを単発で発表し、集結させる。世界観をどんどん広げていく。
一本でもコケればここまでの大快進撃は続かなかっただろう。
その賭けに見事勝ったのだ。
それだけに、先陣を切った『アイアンマン』の魅力と成功と功績は計り知れない。
初見時は何ともアメリカンな野郎だと思った。
金と権力の傲慢ちきな兵器製造会社のCEOは、軍事大国アメリカそのもの。
身を襲った事件がきっかけでこれまでの価値観をコロッと変えるのもアメリカらしい身勝手さ。
でも、トニー・スタークという人間一個人の視点で見れば分からんでもない。
ゲリラに囚われ、自分の会社が造った兵器が人を殺している。
それを目の当たりにし、ショックを受ける。
幾ら自己チューでナルシストでプレイボーイの成金野郎でも、人の心は持っていたのだ。
ニュースで因縁あるゲリラが現地の人々が苦しめてるのを見るや否や、開発したばかりのスーツを装着して出撃する様はストレートにカッコいい。
ラストは自ら正体を明かす掟破り。
異端で新しいヒーロー像が誕生した瞬間。
そんなNEWヒーローに命を与えたロバート・ダウニーJr.の好演こそ、本作を最高なものにした。
この時すでに若くはなく、プライベートで度々問題あったダウニーJr.の起用にスタジオは当初猛反対したらしいが、今となっちゃあ彼以外有り得ない。ロバート・ダウニーJr.がトニー・スタークなのか、トニー・スタークがロバート・ダウニーJr.なのか。
チャラくて飄々としていながらも、繊細な内面や成長を滲ませ、プライベートで酸いも甘いも経験したリアルな人間臭さ。
そこに、天性の演技力の高さ。
このキャスティングを初めて聞いた時、何てユニークで粋なキャスティングだと思ったもんだ。
他キャスティングに関して、
この時のペッパーが一番可愛い。やがて恋人同士になったが、トニーとの淡い関係性が良かった。
敵役ジェフ・ブリッジスの禿具合はジョン・マルコヴィッチみたい。
そして、“戦略国土調停補強配備局”とやたら長い肩書きで登場するコールソン。最初は、誰だコイツ?と思ったが、今はニヤニヤが止まらない。
スーツ開発~アイアンマン誕生までちと長い気もするが、その分ドラマはじっくり見れる。
いざスーツを装着しての爽快な飛行、ツボを抑えたアクションとVFXの見せ場。
カッコよさもユーモアもたっぷり。
そして、今や恒例となったエンディング後のオマケ映像。この時、ファンは色めき立った事だろう。
一本のヒーロー映画としても上々の面白さ。
その面白さはここからどんどん広がっていく。
MCU伝説を背負って立ったのだ。
あきらめない
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